goo blog サービス終了のお知らせ 

703 ~NAOMI’s Room~

何の決まりもない、好き勝手なNAOMIの部屋

2019 山梨 一人旅

2020-05-22 14:36:18 | TRAVEL

約一年前の旅の記録。
新型コロナウィルスによるリモートワークの機会を利用して、
ようやく更新できました。




ーーーー


7月13日(土)~16日(火)
三泊四日 山梨の旅

恒例(3年目)となった海の日を活用した一人旅。
群馬 ⇒ 栃木につづき、今年は山梨にしました。
今年は梅雨明けが異常に遅く、ず~っと雨つづきだったけれど、
旅の間、傘を挿したのはわずかな時間だけで、やはり自分は晴れ女だと実感。


今回も、とても充実していて、清々しい旅になった。

1日目【7月13日(土)】

地元駅 ⇒ 新宿 ⇒ 富士山駅


(土)は早出勤にして12時半に帰宅。
バスタ新宿から15時過ぎのバスに乗り、富士山駅へ。

渋滞で約1時間遅延して、18時頃富士山駅に到着。(片道1,800円)。
富士山駅は、想像以上に静かな駅(何もなく人も少ないw)で少し驚いた。


すでに夕刻なので、富士山駅周辺を散策。
駅から徒歩15分くらいのまち「月江寺(げっこうじ)」へ。
小雨が降っていたけれど、傘を挿すまではいかないくらい。

<月江寺>
古いつくりの建物が建ち並ぶ細い道に、なつかしいデザインの提灯がつづく、昔ながらの商店街。
昭和から時が止まったようなレトロなエリアだった。



事前に調べていた「LONGTEMPS(ロンタン)」というすてきな雑貨屋さんへ行ってみた。


画像引用https://www.porta-y.jp/shop/62626

フランス製のリネンやコットン素材の洋服、センスの良い雑貨等を置いていて、
40~50代くらいの店員さん数人も、皆、店の雰囲気に合った洗練された方々だった。小物を購入。



<富士山駅>
富士山駅に戻り、うす暗い夜空の下を約20分歩き、富士急ハイランド周辺へ。
今宵の宿は、初めての体験「カプセルホテル」。



主に富士急ハイランド利用者のための施設で、女性用のエリアがあって安心。
ベッドも思ったより広々で、シャワー等も快適だった。

周辺のホテルが満席で、ここしか空いていなかった故の選択だったけど、
なかなかおもしろかった。

ホテルの隣にあった某居酒屋で、晩御飯を食べながら旅の予定を再確認し、早めに就寝。





2日目【7月14日(日)】

富士山駅 ⇒ 忍野八海 ⇒ 河口湖 ⇒山梨湖駅


7時すぎに起床してパウダールームで若い女子たちと並んで化粧をし、ホテル前のバス停へ。

<忍野八海>
8時前のバス「ふじっ湖号1号」に揺られ約30分間。「忍野八海」へ。
霧で富士山は見えず残念だった。



車中はまさかの独り占めだったのに、
八海へ到着すると、朝一にもかかわらず、観光客であふれ返っていて驚いた。



そのほとんどが、外国籍の方々。アジア系や東南アジア系の観光客が特に多かった。
恐るべし世界遺産効果(忍野八海は富士山の構成資産)。

忍野八海とは、湧池富士山の雪解け水が地下の溶岩の間で、
約20年の歳月をかけて〝ろ過”され、湧水となって8か所の泉をつくったもの。

ガイドブックでは、湧泉の水の色はとてもきれいな緑青色だったけれど、
降り続いていた雨の影響で、訪問時は水がだいぶ濁っていて残念だった。

それでも、一番観光客が多い「濁池」(ネーミングに反して一番きれいだった!?)は、
とても深いブルーが美しく、水面の揺らぎや、水中を泳ぐ魚たちの様子がとてもきれいだった。



金沢21世紀美術館の『スイミング・プール』を思い出す透明感だった。





<河口湖>

9時半のバスに乗り、河口湖へ。

ここも、白人系の観光客であふれかえっていた。

そこから河口湖周遊バスに乗るつもりだったけど、あまりの人の多さにゲンナリしたことに加え、
軽く降っていた雨も止んだため、よし、歩こう!と思い立ち、大石公園まで約1時間歩くことに。



河口湖湖畔は、遊歩道のように整備されていて、とても歩きやすかった。


開放的な気分になり、とても気持ちが良かった。

何かを釣っているひとたち。


旅の少し前に購入したばかりのiPod touchで音楽を聴きながら、
大きなリュックを背負ってずんずん歩いた。

時々、小雨が降ってきたので、折りたたみ傘が活躍した。
もちろん富士山も顔を出してはくれなかった。

晴れの日は、真っ青な河口湖に太陽が反射して、
さらに美しく気持ちが良いんだろうなと思ったけれど、
それでも、とてもリフレッシュできる時間だった。

特に、橋の上を渡っている時が、印象深い。気持ちがよかったな。




<久保田一竹美術館>
途中、ハーブ園に立ち寄りつつ、一番のお目当てであった「久保田一竹(くぼたいっちく)美術館」へ。



「辻が花染め」で有名な染色工芸家の久保田氏が、
自らの作品を展示する美術館を夢見て、年月をかけて建てた美術館。
建物のデザインも、本人が手掛けたという。



ホームページで見て、コロッセオみたいな独特の外観に惹かれて興味をもった。



実際に行くと、敷地内には滝や庭園もあり、
作品展示室は、ピラミッドみたいな外観で趣きがある。



このような重厚な雰囲気の建物と自然と芸術の融合は、今までにあまり体験したことがない。

展示室内の着物は、とても美しく、
作品の製造工程をまとめたビデオでは、絞りの行程が興味深かった。

布地をてるてる坊主の頭のように絞り、その部分だけ生地が染まらないようにしていた。


<大石公園>
美術館を出たあとは、大石公園へ。



時刻は1時。当初は、近くでお昼ごはんを食べようと考えていたけれど、
またもや、海外の方を含めてすごい人。

当然飲食店も行列。諦めて、名物として売り出されていた「ラベンダーソフト」を食べながら公園を一周。
お腹もすいていたし、さっぱりとしてめちゃくちゃおいしかった。






<西湖いやしの里根場>

「河口湖周遊バス」に飛び乗り、一度河口湖へ戻り、
即「西湖周遊バス」に乗り換えて「西湖いやしの里根場」へ。



昭和40年に発生した台風災害により壊滅状態となった茅葺集落を再現し、観光地化した施設。

当時は、土砂崩れ等の災害に対する免疫や対策もなかった時代。

災害の恐ろしさを伝える資料館で学んだり、
茅葺民家内で販売されている工芸品を見たり、工芸つくり体験ができるようになっていた。





エリア一帯が白川郷のような雰囲気で、とても懐かしく安心できる施設だった。

作家もののうちわを2枚、みたらし団子をおやつに一つ。



施設の前に出ていた出店で、今晩のホテルで食べようと、きれいな桃を一つ買った。




<山梨市駅 居酒屋「真心>

河口湖へ戻り、山梨市駅へ(大月乗り換え)。

事前に目星をつけていた居酒屋「真心」へ。



駅から少し離れていたけれど、お店はとてつもなく大正解。本当に良かった。
たくさん歩いたし、お昼ごはんもろくに食べていなかったので、ビールは当然最高。

冷奴、芽生姜、さわらの味噌焼き等を満喫。





お店も、常連客でにぎわっている一角から少し離れた座敷を占領させてもらい、ものすごく寛げた。

登山の格好をしていたからか、お店のおかみさんとご主人に
「登山してきたんですか?」等と話しかけて頂き、とても温かな、居心地の良いお店だった。

ホテルは駅から少し離れていて、真っ暗な夜道を歩いて到着。ほぼバタンキューで就寝。





3日目【7月15日(月)】

山梨市駅⇒ 西沢渓谷 ⇒ 甲府駅 ⇒石和(いさわ)温泉


朝ご飯のバイキングをお腹いっぱい食べて、お部屋で昨日買った桃もたいらげ、
いざ、今回の旅のメイン「西沢渓谷」へ。


心配していたお天気は「くもり」。ちょうど良い。

9時過ぎに、駅から出ている西沢渓谷入口までのバス(山梨市コミュニティ西沢渓谷線 約1時間・900円)に乗り込む。


<西沢渓谷>

不要な荷物は、駅前の「街の駅やまなし」にあるコインロッカー(返金制)に預けて身軽に。

登山入口にある不動小屋の名物「よもぎ餅」を一つ買って、10時10分、ハイキングスタート!



涼しく快適な気候で気持ち良い。
緑と水と土と岩の道。マイナスイオン大放出の大自然のなかをずんずん歩いて行く。



連日の雨のせいか、ぬかるんだ道もところどころあった。



滝がたくさんあって、気持ちが高揚しっぱなし。滝で滑って、尻もちもついた笑



大きな吊り橋も。



やはり最も迫力があって美しかったのは、「七ツ釜五段の滝」。



水の色も美しく、造形も独特。これが自然の成型だというのが信じられないくらい美しい。


すてきな看板。

約2時間半歩き、12時35分、頂上休憩所に到着。

よもぎ餅のおいしいこと、おいしいこと。はぁ美味。
つかれた身体に、ほど良い甘さが染みわたる。



私が座っていた大きな石の背後に座っていた女の子2人と男の子1人の3人組は、
おにぎりを食べていて、おいしそうだった笑


15分ほど休憩して、帰り道スタート。
下りは登りと違って遊歩道のように道が整備されていて、とても歩きやすかった。

ところどころ、昔使われていた線路の跡が残っている。



昭和8年から昭和43年に使われていた「三塩軌道」というトロッコ道の名残で、
下りは自然勾配を利用してブレーキだけで運行。登りは馬に引いてもらっていたよう。



と、ここで、12:45で腕時計が止まっていることが発覚(泣)ありゃ〜

ゴール間近でお手洗いに入り、出た際に道を間違える(汗)。

交差点で正解とは反対方向の道を10分ほど進み、見たことがある風景に気づき、
たまたま歩いていた作業服のお兄さんに駐車場の場所を聞き、引き返す。
早めにきづいて本当に良かった。。

やっぱり一筋縄ではいかないのが私。


約1時間半後、14:25「道の駅みとみ」に到着。
同時に、けっこう大粒な雨が降ってくる。やはり私はもっている。

売店で「信玄餅クレープ」とコーヒーを買って空腹を満たし、15:11発のバスで山梨市駅まで帰る。



 

 




<甲府>

石和(いさわ)温泉にある今晩の宿に行く前に、県庁所在地「甲府」駅へ行ってみる。

やはり栄えている。ただ、豪雨!!
雑貨店やレストラン等が集まった「甲州夢小路」という駅前の観光スポットに立ち寄ってみる。

山梨の地産地消のお土産等を取り扱った「くるむ」というすてきな雑貨屋さんで、
両親のお土産に「印伝」のトンボ柄の小銭入れを色違いで購入した。

その後、やっぱり自分のモノも欲しくなり、駅の構内に入っていた印伝の専門店で、カードケースを購入★
柄は悩みに悩んで「亀甲(きっこう)」にした。
全国各地のお土産がネットで買える時代だけど、当然現地で買う方が思い出深くて嬉しい。



<石和温泉 ホテル八田>



石和温泉駅へ行き、今晩の宿「ホテル八田」へ。
駅から約15分。大雨の中をひたすら歩き、びっしょびしょに(泣)。

チェックインが遅れる旨を電話した際に、車でのお迎えを提案してくれたのに、
途中でコンビニに寄るから良いですと、断ったことを後悔した。

でもその分、お部屋に案内された時の寛ぎと安心感は相当なもので、落ち着くすてきなお部屋に感激。



そして、そして!晩御飯。なんと個室を用意してくださっていた。



早速瓶ビールを注文し、おいしい美食に舌鼓。


食べ損ねていた「ほうとう」も出してくれて、うれしかった~。おいしかった~。大満足。





テンションが上がって、料理と一緒に写真まで撮ってもらった笑

その後、お風呂~。最上階にある真っ赤なワイン風呂に入ってみる。

途中まで、アジア系の外国人旅行客3名が、湯船で、ばかデカイ声で話していて寛げず、
かなり迷惑に思っていたけれど、その人達が出たあとは、貸切状態でゆっくりと寛ぐことができた。

お部屋に帰り、ふっっかふっかのお布団で休息。幸せ。やはり「和」が好きです。





4日目【7月16日(火)】

石和温泉駅⇒ 勝沼ぶどう郷 ⇒ 大月駅 ⇒地元駅


チェックアウト後、ホテルのすぐ隣にある足湯を見学したあと、


<マルス山梨ワイナリー>

ホテルから数分歩いたところにある「マルス山梨ワイナリー」を見学(入場無料)。


鹿児島の焼酎メーカーである弊社本坊酒造が、洋酒の拠点として、設立したワイナリーだそう。

見学コースは地下の樽貯蔵庫から始まり、
地下通路の壁には、葡萄やワインの歴史が学べる美しい色味の壁画が描かれている。







また、ワインの香り漂う低温貯蔵庫や、ワインの瓶詰ライン等が見学できる。
そして売店では、数種類のワインが試飲可能。3種類ほど試飲♪

その後。勝沼ぶどう郷行への電車が1時間に1本しかないことを確認不足で、
駅前で少し時間をつぶし、いざワインの町へ。




<勝沼ぶどう郷>
11:51石和温泉→12:07勝沼ぶどう郷(16分327円)



緑豊かな、長閑な町。



駅を出ると正面に見える丘の上に「甲州市勝沼 ぶどうの丘」がある。



せっかくなので、約15分間、歩いて行くことに。

ぶどう畑。美しい。



ぶどうの郷に着いたら、まずは受付で「試飲用タートヴァン(1100円)」を購入。


このタートヴァンがあれば、試飲し放題。飲み放題(笑)


ワインが貯蔵されている地下のワインカーヴは、ひんやりと涼しく、
様々なワインが種類ごとに陳列されている。テンションが上がる。





ここからは、試飲しまくり、厳選してワイン3本を購入した。(宅配サービス利用)






余談だが、それぞれに使われるぶどうは一般的には以下の通り。

赤ワイン
■フルボディ・・・カベルネ・ソーヴィニヨンやシラー、マルベックなど、比較的タンニンが多く、果実感のあるぶどう。

■ミディアムボディ・・・メルロー、サンジョヴェーゼ、テンプラリーリョ、カルメネール等。フレッシュな果実のニュアンスがあり、口あたり良く、親しみやすい味わい。

■ライトボディ・・・カベルネフラン、ピノノワール、モンテプルチアーノ等。軽やかな口あたり


白ワイン(ボディ表現だと)
■フルボディ・・・シャルドネなどの品種を用いた、黄色の色調が濃く、旨味・果実味が濃厚で、スパイシーな風味をもち、樽香豊かなワイン

■ミディアムボディ・・・メリースリングやピノグリージョ、ヴィオニエなどの品種は、透明感のある淡い黄色の色調、ジューシーで口当たり良く、飲みやすいミディアムボディに仕上げられることがしばしば。

■ライトボディ・・・ソーヴィニョンブランやミュスカデなどは、爽やかな風味のライトボディのアイテムが多くあります。やや緑がかった、淡い色調が特徴。

ちゃんと知らなかったなぁ。


参考
riedel
https://www.riedel.co.jp/blog/0915_body/


※実は、昔仕事で記事を書いた「大日影トンネル遊歩道」(勝沼トンネルワインカーブ)に行ってみたかったけれど、閉鎖中だった。


ぶどうの丘を出ると、大雨〜。でもまた歩いて駅まで戻る。


<大月>
14:17勝沼ぶどう郷→14:40大月(23分410円)

旅の終わりに、もう一駅だけ寄ってみることにした。大月駅。
お腹がすいていたので、感じの良さそうなカフェで、
軽くランチ(フィッシュサンド)を食べて、桔梗屋で桔梗信玄生プリンをお土産に。




約2時間かけて帰宅。



ーーーー
「海の日」を活用した一人旅。
ブログを書くのが大変遅くなってしまったけれど、記録に残すことができてよかった。
旅先については、昔からその傾向はあったけれど、どんどん自然の方向に向かっている。
緑の方へ。海の方へ。川の方へ。
そんな旅を、これからも続けていけますように。

 

 

 

 

 

 




考え抜いて出した答えは、正解。

2020-05-18 22:58:40 | DIARY♪
新しい暮らしを初めて、早4年が経とうとしている。

関西から関東へ。名字が変わり、職業も変わり。

初めは不安だらけだったけれど、意外にも、ほどよく馴染んできた。

ような気がする。


一番の変化は、
「生活」を、一つひとつ
丁寧に送るようになったことだろうか。


新しい環境や、新しい生活は、
身をもって体験するまでは、とても不安。
手放さないといけないモノもたくさんある。

けれど、いざそこに足を踏み入れると、
もうずっと昔から、その地に立っていたような感覚になる。


この4年で、たくさんの「新しい」を経験した。

衣食住を行う家はもちろん、
乗る電車やバス、買い物するスーパー、
呑んだり遊んだりする街も変わり、

新しい環境に身を投じる感覚。

そんな暮らしの中で、心のゆとりを保つためには、

自分なりの「変わらない」をつくることが大切だと、
これまでの経験から分かった。

「継続」が与えてくれる 心強さを実感している。

環境や暮らしが変わっても、
好きなモノやコトは変わらない。

変える必要なんてないし、変えようもない。




あらためて。

カタチは違っても、「続ける」ことはできる。

それは、どんなコトにも言える。

そんな当たり前のことが、

ようやく、なんとなく、わかった。


そしてそれは、自分が思っている以上に、

自然で、たやすいことかもしれない。





人は「正解」が分からないとき、

発言力や発信力がある人の判断に委ねがち。


そうしてまで、正解の正体をしりたがる。


正体をしっているような感覚でいる方が、
なんとなく安心するし、すっきりするし
納得もしやすい。



正解を定めるのは、難しい。

一番の理由は、結局、

正解とは、個人だけの考えでは、
決めにくいモノだから。

どのような答えを出しても、

それを表面的には出さなくても、

身近な人のことを考えたり
外部から見たあるべき自分を想像してみたり、

自分一人の意志や感情だけでは解決しにくいモノ。



けれど、そんなことをぼんやり考えながら

今日、好きな道を
いつも通り歩いている時に、



「いま、出した答えが、正解」



こう考えて、すっと心が軽くなった。



高校の担任教師が言った「人生は選択の連続」。

選択の機会が訪れる度に、答えを出さないといけない。

その度に「正解」は何か、考える必要がある。



そうであれば、


それは、その時その時に

考え抜いて出した答え。



そうであれば、



それは、いま、考えている、それ。




悩んで、導きだした、自分の答え。

それがきっと、「正解」。


のちのち
正解ではなかった、だなんて、

自分にも、誰にも言う権利はない。




当たり前のような話だけど、







ここまで心を整理するまでには、時間がかかった。





今日の一言。
「考えて出したのなら、正解。」


人として惹かれる人

2020-05-13 16:55:16 | DIARY♪
先日、久しぶりに美容院へ行った。

その美容院は家の近所にあるため、店の前を通る度に気にはなっていたのだけれど、
1年前にたまたま時間ができて初めて訪れて以来、今回で3度目の訪問だった。

毎回担当してもらうのは、20代半ばくらいの女の子。

見た目はいかにも今風という感じ。

その日も、古着風のワンピースを自分らしく着こなし、
髪はピンク色に染めていて、若い美容師さんならではのおしゃれでこなれた雰囲気を醸し出していた。

本来、私はこういう感じの女性を指名することは、まずない。

理由は、自分でもうまく言葉にできないのだけれど、
年下の女性と関わる機会があまりないため単純に接し方がわからないというのと、
いま一番、日本の文化や流行を引っ張っている若い世代を、少し恐れて?いるのだと思う。

たかが10歳ほどしか歳は離れていないのに、自分とは違う人種に見てしまうというか。


よくわからないのだけれど、とにかく苦手意識をもっている。

彼女の印象

そんな私が、敢えて彼女に髪と時間を委ねる理由。

それは、紛れもなく彼女に魅力?を感じているからだと思う。
(美容師としての技術面に満足しているのは大前提)

ただし、どこが魅力かと問われたら、これまで自分でもよくわからなかった。


私から見た彼女の印象は、

見た目に反して話し方や受け答えが驚くほど落ち着いていて、
会話でも大きなリアクションをすることなく、とにかく「淡々」としている。

クールといえば聞こえはいいけれど、悪く言えばどこか冷めているような印象さえ受ける。

かと思えば、全然おもしろおかしい話をしたつもりがない時に大笑いをしたり、
あるキーワードに対して食いついて突然饒舌になったりする。

私としては不意をつかれて新鮮な感覚になり、へ〜この人はここで笑うんだとか、
意外なテーマに興味があるんだと、冷静に観察してしまう。

彼女に“ハマる”となぜか嬉しくなる。でも私には、彼女に“ハマる”モノコトは、全くわからない。



惹かれる正体

こういう感じの人は、他にもいる。

こういう感じの人に出会った時、私はいつも、興味や関心を抱く。
その感覚は、人としての魅力、人としての好意につながる。
ではこういう感じの人ってどういう人なんだろうか。

最近になって、ようやくひとつの答えが出た。

私が惹かれるのは、自分の感情や感覚に正直で、嘘なく純粋な気持ちで過ごしている人。

つまり「自分軸がぶれない」人。他人に対しても、自分に対しても。
私はこういう人に強く惹かれる。

考えてみれば、なんとなく好きだなとか、魅力的だなと思う人は、みんなこのタイプ。

美容師の彼女も、たとえ私がお客さんであろうと、
会話を盛り上げるために無理に話を広げたり、大げさなリアクションをすることはない。

逆に言えば、そういうことをする必要がないくらい、自分が確率されている。

常に自分のペースで自分の感覚で接することができる人。そんな人に、とても惹かれる。

きっと、私はこれがうまくできていない。
だからこそ、余計に惹かれるのだと思う。潜在的にそうなりたいと感じている。

自分にない部分をもっている人に、強く、惹かれる。

そういう人と出会ったら、今回のように、自分のことを考えるきっかけを与えてもらえる。

だから恐れず、自分から近づいていく。

文を書くということ

2020-05-07 18:53:51 | DIARY♪
文を書くということは、気持ちを表すこと。
それ以外にずっともっと、価値がある。
だけど時として書けない気持ちだからこそ。
書こうと思えば思うほど、書けないことがある。

今みたいに、少し自分自身に集中して
好きな曲を聴いていても、何も意味のない言葉ばかり。

けれどこれに意味がある。

そう信じているから、私はこうしてきたんだと思う。

私はこうしないと、生きられないんだろうな。