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拾い読み★2017-176

2017年06月26日 06時58分41秒 | マリーンズ2017

【パ・リーグ オリックス2―1ロッテ ( 2017年6月24日 ほっと神戸 )】

「もめたくはないが…しらけてしまった」/伊東監督
 ロッテは先発唐川が4回にボークから同点を許し、2番手大谷が8回に勝ち越された。伊東勤監督のコメント。
 「唐川が頑張っただけに勝たせたかった。(ボークの判定は)残念。(審判と)もめたくはないが…、しらけてしまった」と、ふに落ちない様子。


ロッテ唐川、好投実らず「次につながると思います」
 ロッテ先発の唐川侑己投手(27)は7回3安打1失点と好投したが、打線の援護がなく勝ち負けはつかなかった。
 1-0の4回の投球を悔やんだ。オリックス先頭マレーロにこの試合初安打を打たれると、次の小島の初球にボークを取られた。無死二塁となり、小島に送られ1死三塁。自らバント処理を行ったが、捕手の田村は三塁送球を指示していた。「タイミングはサードでもアウトだったのに、頭の中にファーストしかなく、一塁に投げてしまった」。
 1死三塁を招き、小谷野に中前に落ちる同点打を許した。内角高めの真っすぐを打たれた。「コースは間違っていなかった。低ければ、ショートゴロとか、また違ったと思う」。
 ボーク、バント処理、投球の高さと、少しずつミスが重なり、失点した。「反省は、その辺に2つ、3つある」と受け止めていた。
 もっとも、トータルの内容は良かった。「試合はつくれたので、次につながると思います」と前向きに締めた。英二投手コーチも「よく投げた」とねぎらった。


ロッテ井口「打ちたかった」引退表明後初打席で中飛
 ロッテ井口資仁内野手(42)が1-1の8回2死一、二塁で代打で登場したが、オリックス黒木に中飛に倒れた。
 20日に今季限りでの現役引退を表明してからは、初めての試合出場だった。名前がコールされると、両チームのファンから歓声が起きた。
 「(歓声は)うれしかったです。なんとか1本、打ちたかったです。また、明日頑張ります。(オリックス・ファンからも歓声が起き)ありがたいですね」と話した。


ロッテ・ペーニャ4番起用実らず「申し訳なかった」
 ロッテは打線がつながらず、連勝を逃した。
 初回に鈴木の犠飛で先制したが、追加点が奪えなかった。2回から8回まで毎回走者を出しながら、あと1本が出なかった。
 移籍して初めて4番に座ったウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)は4打数1安打。初回、3回と2度にわたり併殺打を打ってしまった。「4番は光栄だが、今日は申し訳なかった。明日、全力で頑張ります」と話した。
 なお、前日の試合で二塁打を放ち走った際、右太もも裏に張りを覚えた。この日は全力疾走できないリスクがあったが、長打力を期待され出場。患部については「全然、大丈夫。昨日は腫れたけど、今日は問題ない」と話した。

(以上 日刊)

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2度ボーク取られイライラ…ロッテ唐川「反省して次に取られないように」
 ロッテ・唐川が7回3安打1失点の好投も、判定に泣いた。4回無死一塁で白井三塁塁審から「(セットポジションで)完全静止していなかった」とボークを宣告され、同点とされる足がかりをつくった。
 7回に2度目のボークを取られ、珍しくイライラを見せた右腕。試合後は「審判に分かりづらいのかな。反省して次に取られないように」と冷静に振り返った。
 伊東監督は「締まった試合だっただけに残念。(審判が)取ろうとしているようにしか見えなかった」と首をひねった。


井口 引退表明後初の打席「歓声をいただいてうれしかった」
 ロッテの井口が1―1の8回2死一、二塁で代打出場。20日に現役引退を表明した後、初めての打席で、ファンから拍手で迎えられた。結果は中飛。「歓声をいただいてうれしかった。1本打ちたかったが、また明日ですね」と話した。

井口 現役引退表明後初の打席 代打で登場、大歓声も中飛
 今季限りでの現役引退を表明したロッテ・井口が、引退表明後初めての打席に立った。
 1―1の8回2死一、二塁。「代打・井口」がコールされると左翼席からは大歓声が注がれた。1ボールから、黒木の146キロ直球を打ち上げ中飛に倒れた。
 「試合後、歓声をいただいてうれしかった。1本打ちたかったですけれど、また明日」とコメントした。
 日米通算21年目、42歳で球界最年長野手の井口は、20日にZOZOマリンスタジアムで会見を開き、「昨年から決めていた。残念ながらチームは非常に苦しい状態ではありますが、僕自身も20年間やってきたことを残りシーズンしっかり出し切りたい。これを起爆剤としてチームとしても残りシーズンしっかり頑張って、1つでも上の順位を目指したいと思う」と話していた。

(以上 スポニチ)

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ロッテ・唐川、ボーク二つ取られ反省「審判に分かりにくいのかな」
 ロッテの唐川は四回にミスが重なり、1点を失った場面を悔やんだ。先頭打者を安打で出すとボークで二塁へ進まれた。さらに投前へのバントは三塁で走者を刺せそうなタイミングだったが、捕手の指示に反して一塁へ投げてピンチを広げ、小谷野に適時打を浴びた。
 7回1失点だったが、打線の援護もなく3勝目はならなかった。「バントは三塁に投げればアウトだった。自分のミス」と残念そう。微妙な判定でボークを二つ取られ「審判に(止まったと)分かりにくいのかな。反省しないと」と話した。

伊東監督(唐川に)
「よく頑張っていた。締まった試合だっただけにボークは残念」

ロッテ・英二投手コーチ(唐川に)
「球数もイニングももっといけた。(ボークを取られて)いらいらがあった」

井口(八回に代打で中飛。引退表明後初打席に敵地で大歓声)
「歓声はうれしかった。一本打ちたかった」

(サンスポ)

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【ロッテ】井口、引退発表後初出場も代打で中飛「いい思い出を作りたい」
 ロッテ・井口資仁内野手(42)が、今季限りで現役引退を発表してから初めての出場。代打で中飛に倒れた。
 井口の名前がコールされると、左翼スタンドがひときわ盛り上がった。同点の8回2死一、二塁のチャンス。20日に「今まで以上にいい思い出を作りたい」と引退を表明してから初打席だ。カウント1ボールからの2球目、黒木146キロ直球を狙い打ったが、結果は中飛。得点にはつながらなかった。

(報知)

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ボーク響いた…ロッテ唐川1点に泣く 「次に生かします」
 ロッテ・唐川侑己投手(27)が1失点に泣いた。四回、マレーロに安打され、無死一塁となり、次打者・小島の初球に「完全に制止していなかった」(三塁塁審・白井)とボークの判定。これが失点への呼び水となった。
 唐川もベンチも判定に?のようだったが、伊東監督は「しょうがない」と話し、唐川も「次に生かします」。七回にも2個目のボークを取られた。

(デイリー)


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【オリックス目線】

「本塁打までは考えてなかったよ」/福良監督
 オリックス小島が同点の8回、6年目のプロ初アーチとなる決勝ソロ本塁打を放った。福良淳一監督のコメント。
 「本当によく打ってくれた。状態がいいから使ったが、本塁打までは考えてなかったよ」。

オリックス小島プロ1号がV弾 6年目の新ヒーロー
 絶望の淵からはい上がった男が、大仕事をやってのけた。オリックス小島脩平内野手(30)が、同点の8回、ロッテ大谷の投じた甘い真っすぐを右翼席にたたき込む決勝ソロ。6年目のプロ初アーチだった。「ビックリしました。(2死で)走者はいないし、思い切り振ってやろうと…行ったかなと思って、うれしいです!」。満面に笑みをたたえて振り返った。
 開幕直後は、どん底まで落ち込んだ。6年目で初めて開幕スタメンに名を連ね「最初で最後というくらいの気持ち」で気合を入れていた。ところが、走塁で右ふくらはぎを肉離れ。天国から地獄に突き落とされた。負傷後の約2週間は、治療を受けて自宅に帰り静養する日々…。「何もできず、もうこのまま終わってしまうのかな」と深刻に考え、ふさぎ込んだという。
 そんな中、テレビで1軍の試合を見ていると、5歳と2歳の息子2人がつぶやいた。「パパがいない…」。その言葉を刺激にして「開幕の時よりもレベルアップして帰ってやる」と気持ちを切り替え、体幹を鍛えるなど必死にリハビリに取り組んだ。そして6月半ばに1軍に復帰し、鍛錬の成果を最高の形で出した。
 福良監督も「本当によく打ってくれた。状態がいいから使ったが、本塁打までは考えてなかったよ」とたたえた。借金6で4位のチームは、最短26日に自力Vが消滅する大ピンチ。苦しい状況が続く中、孝行息子の1発で大きな白星をつかみ取った。小島は「これで終わりじゃない。チームのプラスになるような働きを継続してやりたい」とさらなる活躍を誓った。【高垣誠】

 ◆小島脩平(こじま・しゅうへい)1987年(昭62)6月5日、群馬県生まれ。桐生第一-東洋大-住友金属鹿島を経て11年ドラフト7位でオリックス入団。内野と外野を掛け持ちする器用さが特長。177センチ、78キロ。右投げ左打ち。

オリックス小島「ビックリ」プロ初本塁打が決勝点
 オリックス小島脩平内野手(30)がプロ初本塁打を放った。
 1-1同点の8回2死無走者から、ロッテ大谷の直球を右翼席へ運ぶ決勝ソロ。
 打った本人も「ビックリしました」という一撃でチームに勝利をもたらした。「走者もいないし、思い切って振ってやろうと…うれしいです」と振り返った。
 福良監督も「本当によく打ってくれた。状態がいいので使ったが、本塁打まではね」と“予想外”の活躍を喜んでいた。


オリックス松葉、7回1失点粘投も立ち上がり反省
 オリックス松葉貴大投手(26)が立ち上がりを反省した。
 1回先頭打者から連打され鈴木の犠飛で1点を失った。2回にも連続四球を出すなど毎回走者を背負う苦しい投球ながら、粘って7回8安打1失点で降板した。
 松葉は「1回に先制を許して、2回も連続四球を与えてしまうなどリズムの悪い立ち上がりになってしまったことを反省しなければいけません。3回以降はなんとか粘ることができたと思います」と話した。


オリックス小谷野が適時打「いいところに落ちた」
 オリックス小谷野栄一内野手(36)が同点打を放った。
1点を追う4回、1死三塁の好機で、ロッテ唐川のシュートをしぶとくセンター前へ運んだ。
 小谷野は「1アウトでしたし、最低でも外野フライをと思って打席に入りました。少し詰まったんですが、いいところに落ちてくれてタイムリーになってよかったです」と振り返った。

(以上 日刊)

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オリ黒木 球団新人46年ぶり月間4勝 前日危険球退場の影響なし
 オリックス・黒木が6月4勝目を挙げた。8回から2番手で登板。2死から連続四球を与えたが、代打・井口を146キロ直球で中飛に仕留めると、直後の攻撃で小島にプロ1号の決勝本塁打が出た。
 月間4勝は球団の新人では71年阪急の児玉好弘以来、46年ぶり。「打たれてもいいから高めの強い球で行こうと思った」と、前日に危険球で退場処分を受けた影響を感じさせない強気な攻めが光った。


オリックス・小島 6年目のプロ1号が決勝弾!「まさかホームランとは」
 オリックスは1―1の8回、小島がプロ1号となるソロ本塁打を放って勝ち越しに成功。9回を守護神・平野が無失点に抑えて2―1で接戦をものにした。
 オリックス打線は3回までロッテ先発・唐川に無安打に抑えられていたが、0―1の4回1死三塁から小谷野の中前適時打で試合を振り出しに。5〜7回は再び唐川を攻めあぐねたが、8回2死、小島がこの回から登板したロッテ2番手・大谷の直球を捉えて右翼席にライナーで飛び込む決勝ソロを放った。
 6年目でプロ1号をマークした小島は「ランナーがいないので思い切っていこうと思った。まさかホームランとは思わなかったんですけど。本当に1点が欲しかったので、たまたまですけど大きい1点だと思うのでホントうれしかったですね」と控えめな笑顔。今季は自身初の開幕スタメンを勝ち取ったが、その開幕戦で右脚を負傷。「いろいろ悔しい気持ちもあったが、また1軍に呼んでいただいて、何とか結果で表したいと思ったので良かったです」と思いを吐露した。
 オリックス先発の松葉は初回に先制を許したが、その後は毎回走者を出しながらも追加点を許さず7回8安打1失点と粘りの投球。8回は黒木が2死から2四球を与えながらも無失点でしのぐと、勝ち越し後の9回は平野が三者凡退に抑えて試合を締めくくった。黒木が5勝目、平野は15セーブ目。
 ロッテは先発・唐川が7回3安打1失点と好投したが、援護に恵まれず今季3勝目はお預け。打線はオリックスを上回る8安打を放ちながらも、3併殺で1得点のみに終わった。

(以上 スポニチ)

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オリ・黒木、切り替えて5勝目「いろいろ試しながらやっていきたい」
 オリックスのドラフト2位新人の黒木が1-1の八回に登板して1回を無失点でしのぎ、その裏の攻撃で味方が勝ち越して5勝目を手にした。23日に自己ワーストの4失点を喫していたが「しっかりと気持ちを切り替えた」とうなずいた。
 肩に適度の張りを出すために、試合前には普段は行わない遠投を取り入れた。開幕からリリーフとして存在感を見せている。「いろいろ試しながらやっていきたい」と向上心をのぞかせた。

福良監督(八回に勝ち越し本塁打を放った小島に)
「ホームランまでは期待していなかったが、本当によく打ってくれた」

松葉(7回1失点で勝敗は付かず)
「何とか粘ることができた。リズムの悪い立ち上がりを反省しないといけない」


オリ、ビックリ伏兵弾で勝利!プロ6年目の小島が初本塁打「たまたま」
鋭く振り抜いた打球は一直線に右翼席へと伸びていった。オリックス・小島が、6年目でプロ初本塁打となる勝ち越しソロ。一塁を回るとポンと両手を打ち鳴らして、控えめに喜びを表した。
 「走者がいなかったので、思い切り振ってやろうと思いました。たまたまですけど本当に大きい1点。たくさんのファンの前で打ててうれしい」
 お立ち台で少しはにかみつつ、記念すべき殊勲弾を振り返った。
 1-1の八回二死。先発・唐川の前にチャンスを作れたのは3安打を集中した四回だけで、それ以外は無安打に抑えられていた。一方、ロッテは毎回のようにチャンスメーク。押され気味の重苦しいムードを、ひと振りで振り払った。2番手・大谷の甘いストレートをガツン! ビックリの一発で勝利を引き寄せた。
 群馬・桐生第一高から東洋大、住友金属鹿島を経て2012年D7位で入団。今季、初めて開幕スタメンを勝ち取った。しかし、その試合で右ふくらはぎを肉離れ。手応えをつかみかけていた中での離脱に「2週間ぐらいは気持ち的に病んでいた」と大いにヘコんだ。
それでも「開幕の時よりレベルアップして帰ろう」とリハビリを重ね、15日に1軍に復帰。派手さはないが、俊足と内外野を守れる器用さが売りの30歳だ。福良監督も「ホームランまでは期待していなかったが、本当によく打ってくれた」と思いもよらぬ孝行息子の出現に、目を細めた。
 「きょうで終わりではない。継続して、守備でも打つのも、チームのプラスになる成績を残したい」と小島。負けていれば5位日本ハムに並ばれる可能性もあった一戦。ほっと神戸での連敗を4で止め、4月25日の西武戦以来の白星。しぶとくAクラス浮上を目指す。

小島 脩平(こじま・しゅうへい)
 内野手。1987(昭和62)年6月5日、群馬県出身の30歳。桐生第一高では甲子園に2度出場(どちらも初戦敗退)。東洋大、住友金属鹿島を経て2012年D7位でオリックス入団。同年8月16日西武戦(京セラ)でプロ初出場初先発。15年8月8日西武戦(京セラ)でプロ初サヨナラ打。今季7試合で打率・238、1本塁打、1打点。1メートル77、78キロ。右投げ左打ち。年俸1550万円。既婚。背番号「38」

(以上 サンスポ)

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【オリックス】黒木、投手陣決起集会で感じた1軍にいる責任…球団新人46年ぶり月間4勝
 腹をくくった。オリックス・黒木の決断は正しかった。「打たれてもいい。高めに強い球を行こうと思った」。連続四球で招いた8回2死一、二塁のピンチ。1ボールから外角高めに直球を投げ込んだ。相手は今季限りでの現役引退を表明した井口。力ない飛球が中堅へ上がった。
 その裏に小島が勝ち越しソロを放ち、5勝目を手にした。球団の新人では1971年の児玉好弘以来、46年ぶりとなる月間4勝。帰りの通路では勝利球を大事に握りしめ「寝たら切り替えられた。1試合1試合、一喜一憂してはいけないので」とフーッと息を吐いた。
 23日は自己ワーストの4失点。ペーニャへの危険球で退場処分を受けた。一夜明けた試合前の練習で、福良監督が体調を気遣ってくれた。黒木は「気持ち、体が軽すぎました」と思いを伝えた。ここまでチーム最多32試合に登板。「肩が張ってるぐらいがいい」と遠投で調整に変化をつけた。
 プロ初黒星を喫した16日のDeNA戦(横浜)の後は、守護神の平野が力をくれた。「打たれるコースに投げただけ。直球は絶対に通用する」。交流戦を終えた21日、金子の発案で実現した投手陣の決起集会に参加。1軍にいることに責任を感じた。「本来の投球をしてくれた」と話す福良監督が「11勝5敗」と設定した球宴までの16試合は1勝1敗でスタート。ノルマを達成するためにも、中継ぎエースのドラフト2位右腕が一日で復調した意味は大きい。(長田 亨)

 ◆黒木 優太(くろき・ゆうた)1994年8月16日、神奈川県生まれ。22歳。橘学苑高時代はプロ志望届を提出したが、ドラフト会議で指名されずに立正大へ進学。昨年のドラフト2位でオリックス入団。年俸1200万円。179センチ、78キロ。右投左打。

(報知)

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オリックス小島、プロ初弾でV呼んだ TV観戦の息子「パパいないね」で奮起
 いつもは封印しているフルスイングをこのときばかりは解禁した。同点の八回2死。オリックス・小島脩平内野手(30)は大谷の145キロを振り抜き、右翼席に運ぶ決勝弾はプロ6年目での初本塁打。小さくガッツポーズでグラウンドを一周した。
 試合後に予定されていた大花火大会を先取りする特大の一発。
 「試合前に若月が“グラウンドでも大きい花火打ち上げましょう”と言っていたので打ててよかったです。本当にうれしいです」
 「このままでは終わってしまう」と危機感を抱いたのは昨年の春季キャンプ。若手の台頭もあり、埋もれていく感覚に絶望的になった。そのとき、チームメートの糸井の打撃を見て心を決めた。
 「嘉男さんみたいには打てない。もう本塁打はあきらめよう」
 その日からひたすら反対方向に打ち返した。誰もいない室内練習場でマシンに向かった。その成果が昨季の自己最多79試合出場につながった。
 今季は初の開幕スタメンを勝ち取ったが、その試合で右ふくらはぎを肉離れし離脱。「さすがにへこみました」。そんなとき5歳の息子がナイター中継を見ながら「パパいないね」とつぶやいた。言葉が突き刺さった。「レベルアップして戻る」と決めた。その努力がプロ初弾へとつながったと信じている。
 福良監督は「本当に大きな1勝」と目を細めた。

(デイリー)
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