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拾い読み★2011-165≪コラム記事≫

2011年06月13日 21時05分49秒 | マリーンズ2011~15
伊志嶺プロ初本塁打で福井にリベンジ成功、次なる標的は?



 好投手がそろう今季の大卒ルーキーの中で、野手唯一のドラフト1位がロッテ・伊志嶺翔大外野手(23)だ。東海大時代は日本ハム・斎藤佑樹投手(23)ら「早大3羽ガラス」においしいところを持っていかれたが、プロの舞台で下克上を目指す。
 伊志嶺は12日の広島戦(QVCマリン)に、「2番・右翼」で先発出場。相手先発は「3羽ガラス」の一角で、こちらもドラフト1位ルーキーの福井優也投手(23)だった。
 両者の対戦は、昨年11月の明治神宮大会決勝以来。伊志嶺は主将として大学最後の決戦に臨んだが、先発の福井に対し「1本(安打を)打ったが、その後は三振もして完璧に抑えられた」上に1-2で惜敗。この日も3打席目までは無安打だったが、同点の7回にプロ1号の決勝3ランを放って、リベンジを果たした。
 「チャンスでふがいない結果続きだったので、いいところで打ちたいと思っていた。無心でダイヤモンドを回り、ベンチに迎えられたときはほっとしました」と伊志嶺。
 次なる標的は同世代の顔、斎藤だ。伊志嶺は大学日本代表でも主将を務め、エース斎藤とともに日の丸を背負った。昨年8月の世界選手権では、負け投手の斎藤が周囲の配慮で試合後の会見を欠席し、代わりに主将の伊志嶺が「申し訳ない気持ちでいっぱい」と頭を下げる一幕も。さらに昨年秋のドラフトで、斎藤の当たりクジを逃したロッテに外れ1位で指名され、入団した因縁もある。
 学生時代には“持ってる”斎藤の引き立て役に回ったが、伊志嶺も十分に“持ってる”男だ。
 おりしもこの日は、故郷・沖縄のオリオンビールが提供する「OKINAWA スペシャルデー」。沖縄からも大勢のファンが観戦に訪れ、その中には両親と叔母の姿も。孝行息子がお立ち台で「いいところが見せられてよかった。ホームランボールは両親にあげたい」と胸を張るころ、両親は観客席でロッテファンの握手攻めにあっていた。








佑“摩訶不思議な”勝負強さ 打たれても…黒星が逃げていく?



 日本ハム・斎藤佑樹投手(23)の摩訶不思議な勝負強さは、相変わらず異彩を放っている。左脇腹故障のため、2軍戦で実戦調整をしているが、痛打を浴びながらも変幻自在な投球で逃げ切る様子は、まるで黒星が逃げていくかのように見える。持っている男の不敗神話は続いている。
 斎藤の左脇腹はすっかり完治している。あとは実戦調整で今月末に予定されている1軍復帰への階段を上るのみだ。ところが内容がよくない。11日もイースタンのロッテ戦(鎌ケ谷)で先発したが、1本塁打を含む5回8安打3失点という不本意な内容で、1-3とリードを許してマウンドを降りることになった。
 ところがどうだろう。斎藤がマウンドを降りた直後に日本ハム打線は奮起し逆転。結局延長10回で5-6と敗れたが、斎藤の負けは無くなった。前回のイースタン横浜戦(4日、鎌ケ谷)でも2回2安打2失点も負け星はつかなかった。1軍でも2勝0敗。打たれても味方打線が必ず打ち返すので、1、2軍戦を通じてまだ無敗だ。
 信じられないアウトが続出するのも、斎藤がマウンドに上がった際に発生する不思議な現象だ。11日も目を疑うようなロッテの拙攻が連発した。斎藤はプレーボール直後に中前打を打たれたが、打った早坂は中途半端な盗塁で刺されて憤死。
 2回先頭の田中にも右前打を許したが、一塁をオーバーランして戻れなかった。5回には長短3安打で2点を奪われKO寸前の場面。2死一塁から走者が逆をつかれ、斎藤の牽制球に刺されている。
 それでも涼しい顔をしているところが、斎藤の図太いところ。どんなに打たれても、どこ吹く風でしぶとく投げ続ける。無駄な点をやらないことが味方の反撃につながっているともいえる。
 「3失点はよくないけれど、打たれたことは気にしていない。このままいけばいいと思う。これ以上何かをやる必要もないと思うので、このまま調整したい」と斎藤は超プラス思考だった。
 「球数が増えて少しバテたようだが、合格点だと思う。今回は5回までだったが、次回はいけるところまで投げてもらう。100球以上ね」と島崎2軍投手コーチ。
 いよいよ最終テストが迫っている。打たれるが負けない。斎藤の変幻自在な投球は、すでに準備万端だ。
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