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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

備忘録【6/30】 VS オリックス ≪35勝30敗6分≫ (その1) 

2024年07月01日 07時00分44秒 | マリーンズ2024
≪2024/6/30≫

【ロッテ7ー0オリックス ( 2024年6月30日    ZOZOマリン )】

≪対B:7勝2敗1分≫

 回復しなかったら引退する。ロッテ・石川歩はそう決断して昨年10月、右肩の手術を受けた。有痛性ベネット病変、関節唇損傷で、医師から告げられたのは3つの大がかりな手術。669日ぶりの白星を挙げ、お立ち台で「絶景です」と決めゼリフを4度も言った。

 「ダメだったら、やめるんだろうなと思った。停滞することなく来られた。早かった」

 元エースのプライドを捨て、昨年11月に育成契約を結んだ。実戦復帰は4月。6月24日に支配下登録され1軍登板は2年ぶりだった。

 上空は風速11メートル。直球は最速144キロも、風に乗せた曲がりが大きくなったシンカーを要所で決めた。5回3安打無失点。リハビリ中に足腰を再強化し、左右にも前後にも体はブレなかった。力まず脱力の75球。22年8月31日のソフトバンク戦以来の白星には36歳の進化があった。「勝ったのは良かったけど内容はまだまだ」と謙遜したが、吉井監督は「技術は天下一品。諦めずよく頑張った」と称えた。

 石川の名字から戦国時代の大泥棒「石川五右衛門」の名ゼリフ「絶景かな」が本拠地お立ち台の名物だった。荻野とかつてのチームメートである中日・涌井から「言え」と連絡があり、照れくさそうに「絶景です」と繰り返した。昨年、開幕投手に内定しながら直前に右腕を痛めて回避。プロ10年目で初めて登板なしという試練を乗り越えて戻ってきた。

 ひょうひょうとした性格で口数は少ない。ひげ面の下の表情は変えないが「緊張はしました。粘れた。何とか耐えることができた」と本音をのぞかせた。頼もしいベテランの帰還だった。(神田 佑)


 ロッテは7―0でオリックスを下し、2カード連続勝ち越しを決めた。右肩手術から復帰を期す石川歩投手(36)が5回無失点と力投し、22年8月31日のソフトバンク戦以来669日ぶりの勝利を挙げた。7回には岡大海外野手(32)が8試合連続二塁打のプロ野球記録を樹立した。

 石川は初回から5回まで安打や四球など毎回ランナーを背負ったが、緩急と抜群のコントロールで要所を締めた。初回2死三塁、西川を直球で見逃し三振とすると、4回2死一塁では杉本を110キロのカーブで見逃し三振に仕留めた。

 打線は初回に2死満塁のチャンスを迎えると、上田の右前適時打で2点を先制。3回1死一、三塁からは田村の右犠飛で追加点を挙げた。

 6回1死一、三塁、藤原が左前適時打で今季初打点をマーク。7回1死一、三塁には岡がプロ野球新記録となる8戦連続の二塁打。左翼線へ2点適時二塁打を放って、突き放した。8回にはポランコの10号ソロが飛び出した。

 チームは5人の投手リレーで今季9度目の完封勝利。2カード連続勝ち越しを決めた。


 ロッテの石川歩投手(36)が30日、オリックス戦(ZOZOマリン)に先発。22年9月13日の日本ハム戦以来656日ぶりのマウンドに立ち、5回無失点と力投。22年8月31日のソフトバンク戦以来669日ぶりの勝利を挙げた。

 ヒーローインタビューでは「おかえりなさい」と声を掛けられると、「絶景で~す」とフライングで決めゼリフを披露。「まだ言ってないです。ファンの拍手はいかがですか」と問われ、「絶景で~す」と返した。

 「あえて聞きます。久々のZOZOマリンのマウンドはどんな景色でしたか」とインタビュアーの3度目のフリに少し戸惑いながらも、「絶景で~す」と絶叫した。

 初回、三塁までランナーを進めてしまったが、4番・西川をインコースへの直球で見逃し三振に抑えた。2回は先頭の紅林に中前打を打たれたが、捕手・田村が二盗を阻止するなど、好守にも助けられた。

 5回まで毎回ランナーを背負いながらも、抜群のコントロールで要所を締めた。上空は約14メートルの風が吹き、雨も降る厳しい条件の中、5回3安打無失点、75球を投げ切った。

 石川は開幕投手を務める予定だった昨季の開幕前に右腕を痛め、10月に右肩を手術。育成選手としてリハビリを行い、24日に支配下登録選手に復帰した。「リハビリ期間凄い長かったんですけど、なんとかいいピッチングしたいなと思って(マウンドに)上がった。ピシャっとはいかなかったけど、なんとか耐えることができて良かった」と振り返った。

 最後に再び「このお立ち台の景色はいかがでしょう」と聞かれ、「絶景で~す」と笑顔で締めくくった。


 ロッテ・石川の東京ガス時代の監督だった菊池壮光氏(55)が、復活勝利を祝福した。社会人時代を回想しながら、今後も第一線で活躍することを望んだ。

 この1勝は、今まで積み上げてきた勝利よりも思い出深い1勝になったと思います。

 社会人時代は表情に出さずに投げるタイプでした。でも、内に秘めた熱いものを見た試合がありました。プロに行く前の最後の日本選手権。爪を剥がしたか何かで途中降板したんですけど、ベンチで声を出しながら涙交じりに応援していた姿を今も覚えています。

 当時、プロではどういうイメージをしているのかを聞いたことがあります。「ローテーションに入りたい」と言ったので、多ければ年間200イニングくらいを投げることを説明しました。そのためには、チームのエースとして都市対抗予選のキリキリと胃が痛くなる試合を経験して、勝つことが必要だよと。最後の年は屋台骨を支えてくれました。

 故障中は、不安の中で過ごしてきたと思います。これからも自分のパフォーマンスが出せるように頑張ってほしい。後輩たちに、プロの第一線でやるというのはこういうことだと、背中で見せてくれたらうれしいですね。


 ロッテ・岡が連続二塁打を8試合に伸ばし、プロ野球新記録を達成した。
4―0の7回1死一、三塁から左翼線2点二塁打。「試合前から打てたらいいなと思っていた。記録は縁がなかった。素直にうれしい」と振り返った。

 現役時代の09年に日本ハムで7試合連続をマークしていた金子戦略コーチと吉井監督が「バントさせるか」と冗談を言い合った直後だった。偉業の背景には独特の打撃フォームがある。立てていたバットを今季、捕手側に極端に寝かせるように構える。「無駄を省こうと思ってこのフォームになった」。ヘッドの出がスムーズになり、球に力が伝わりやすくなった。

 「あの打球で達成できなかったら笑いものになる」と必死に走った岡。試合後には金子コーチから「抜かれたか」と称えられた。

 ◇岡(ロ)が6月16日中日戦から8試合連続の二塁打。09年金子誠(日)と21年近藤(日=現ソフトバンク)の各7試合を抜く連続試合二塁打のプロ野球新記録に。


 ロッテの岡大海外野手(32)が30日、オリックス戦(ZOZOマリン)に「1番・中堅」で先発出場した。7回に左翼線への二塁打を放ち、6月16日中日戦からの連続試合二塁打を8試合に伸ばし、プロ野球記録をマークした。

 7回1死一、三塁、オリックス・才木の初球フォークを打ち返した。打球は左翼線への2点適時二塁打。8連続試合二塁打とし、プロ野球記録を樹立した。

 石川歩と立ったヒーローインタビューでは「お立ち台の景色はいかがですか」と問われ、「絶景で~す」と石川も決めゼリフを拝借。記録が懸かった中での一戦に「試合に勝ちたい気持ちが一番で、その中でしっかり記録が達成できたらいいなという気持ちでいきました」と振り返った。

 6回の第4打席では、右翼線への打球(記録は二塁内野安打)で二塁ベースを狙おうとしたが、一走・小川と接近するハプニングも。あわてて一塁に戻った。「(二塁打)いけると思って、行ってしましました」(記録は二失)。7回の第5打席で左翼線への2点適時二塁打とし、「本当に嬉しかった。4打席目のあの打球で達成できなかったら、笑いものになっちゃうなと思ったんで、良かったです」と安どの表情。「なかなか記録とは縁がなかったので、1つ記録ができて凄くうれしかった」と胸を張った。

 記録達成後、代走と交代した岡は、金子コーチとハイタッチを交わすと、一礼した。言葉を交わしたことを明かし、「偉大な金子さんの記録を抜くことができてとても嬉しいです」と喜びを語った。


 ロッテは7―0でオリックスを下し、2カード連続勝ち越しを決めた。右肩手術から復帰を期す石川歩投手(36)が5回無失点と力投し、22年8月31日のソフトバンク戦以来669日ぶりの勝利を挙げた。7回には岡大海外野手(32)が8試合連続二塁打のプロ野球記録を樹立した。

 復帰登板の石川は5回零封と貫禄のピッチングを披露。吉井監督は今後の石川の起用について「故障あがりなので、間隔空けながら、先発で使っていきたい」と語った。

 石川を援護するように、打線は初回に2死満塁のチャンスを迎えると、上田の右前適時打で2点を先制。3回1死一、三塁からは田村の右犠飛で追加点を挙げた。「上田がしっかり打ってくれて、追加点の田村の犠牲フライも大きかった」とうなずいた。

 7回には岡が8試合連続二塁打のプロ野球新記録を樹立。「凄いですね」と指揮官は称え、「金子コーチと“バントさすか”と言ってたんですけども、しっかり打ってくれた」と笑顔で“ジョーク”をさく裂させていた。


 ロッテの岡大海外野手(32)が30日、オリックス戦(ZOZOマリン)に「1番・中堅」で先発出場した。7回に左翼線への二塁打を放ち、6月16日中日戦からの連続試合二塁打を8試合に伸ばし、プロ野球記録をマークした。

 7回1死一、三塁、オリックス・才木のフォークを打ち返した。打球は左翼線への2点適時二塁打。8戦連続二塁打とし、プロ野球記録を樹立した。

 「チャンスだったので、とにかくランナーを返すことだけを考えていきました!(二塁打のプロ野球記録樹立について)金子コーチ、近藤の記録を抜けたことは素直に嬉しいです。引き続き頑張りたいと思います!」

 29日に7試合連続二塁打とし、09年4月7~15日の金子誠(日)、21年9月30日~10月7日の近藤(日=現ソ)に並ぶ史上3人目のプロ野球タイ記録としていた。金子、近藤は次の試合でも安打をマークしたが二塁打は出なかった。

 初回は見逃し三振、2回は四球、4回は四球、6回は二失に終わっていた。

 記録達成直後、金子誠戦略コーチはベンチで満面の笑みを浮かべた。代走と交代した岡は、金子コーチとハイタッチを交わすと、一礼した。


 ロッテの藤原恭大外野手(24)が30日、オリックス戦(ZOZOマリン)に「3番・右翼」で先発出場。6回に左前適時打を放ち、今季初打点をマークした。

 3―0の6回1死一、三塁、カウント2―2からの5球目、オリックス・本田の直球を仕留めた。2ストライクと追い込まれてから重心を低くした構えに変え、左前へのタイムリー。今季初打点を挙げた。

 「打ったのはストレート。石川さんの1軍復帰戦だったので、何とかいい流れを保ったまま終盤を迎えたかったので、一本出て、いい結果になってくれて良かった」

 藤原は3月10日のソフトバンクとのオープン戦で右膝に自打球を当て、長期離脱。今月28日の同カードで右膝蓋(しつがい)骨骨折から約3カ月ぶりに復帰していた。

 ファンからは「よくやった」「ナイスバッティング」「タイムリー泣く」など歓喜の声が上がった。また、角中を思わせる重心低くした“ノーステップ打法”に「角中打法」「角中フォーム」「角中みたい」などの声も多く見られた。


 ロッテはオイシックス戦(ロッテ浦和)に11―9で逆転勝ち。池田が初回の6号2ランなど2安打3打点、ドラフト5位・寺地(明徳義塾)が初回の1号2ランなど3安打3打点。石川慎が5回の3号ソロなど3安打を放った。先発・二木は3回3安打3奪三振で1失点。オイシックスは篠田が3回の1号ソロなど2安打、知念が4回の2号満塁本塁打など3安打をマーク。先発・笠原は3回2/3を10安打5奪三振9失点(自責6)で2敗目を喫した。


 ロッテは30日、9月6日の楽天戦(ZOZOマリン)に千葉県木更津出身のロックバンド「氣志團」が来場し、セレモニアルピッチを行うと発表した。

 この日のオリックス戦5回終了時にビールの売り子など球場スタッフが、ファンと一緒に代表曲の「ワンナイトカーニバル」を踊り、その直後に場内放送で来場が発表された。

 ボーカルの綾小路翔は「千葉ロッテマリーンズを愛するみなさん、We are氣志團です。聞くところによると、ZOZOマリンスタジアムで我々の楽曲、ワンナイトカーニバルを踊ってくれているそうですね。それを聞いて俺達が行かないわけにはいけない!ということで、9月6日のALL FOR CHIBA FESに参戦します!みんなで一緒にマリーンズを応援しましょう!そこんとこ夜露死苦!機械犬(メカドッグ)!ワンワン!ZOZOマリンに来ないか?」とコメントした。

 同日は5回裏終了後、グラウンド内でパフォーマンスを行う。「ALL FOR CHIBA FES」と題し、千葉のグルメや物産品の販売、ふるまいなどホームタウン・千葉の魅力を紹介するイベントの一環となっている。
(以上 スポニチ)



656日ぶりに、マリンのマウンドで五右衛門が打者を斬った。

6月24日に育成から支配下登録されたロッテ石川歩投手(36)が、22年9月13日以来となる1軍復帰登板を果たした。オリックス打線を5回3安打無失点に抑え、22年8月31日以来、実に669日ぶりとなる白星を手にした。
  ◇  ◇  ◇
「絶景で~す!」。久しぶりのお立ち台。石川歩はその言葉を待っていたであろうファンに、第一声で期待に応えた。そこから4度お決まりの言葉で球場を沸かせた。

11年目の帰ってきたベテランは「緊張もしましたし、あんまり思ったより状態は良くない中でなんとか粘れた」と決して好条件とは言えない風速12メートルの本拠地で、試合を作った。毎回走者を許すも、5回75球で3安打無失点。「ぴしゃっとはいかなかったですけど、何とか耐えることができてよかったです」。ほっとした表情を浮かべた。

昨季は2年連続の開幕投手が内定していたが、春季キャンプ中に右上肢のコンディション不良で離脱。プロ10年目にして初めて1軍登板がなかった。「これ以上、悪くなることはないなと思っていた」と右肩の3つの手術を決断。「だめだったらやめるんだろうなとは思ってました」と引退も考えていたという当時の正直な心境を吐露。それでもここまで来られたのは-。「リハビリ期間中、いろんな方に見てもらって、停滞することなく来られたので」。腐ることなく、日々練習を積み重ね、順調に回復していった。

首位ソフトバンクとは11・5ゲーム差があるものの、2位につけるロッテに心強いベテランが帰ってきた。「勝ったのは良かったですけど、自分の内容としてはまだまだ」と、本人としては完全復活とは言わない。帰ってきた五右衛門が、ここからファンに「絶景」を見せていく。【星夏穂】

▼吉井監督(石川歩の勝利に)「技術は本当、天下一品なので、今日は後輩たちもいい勉強になったんじゃないかなと思います」

◆石川歩(いしかわ・あゆむ)1988年(昭63)4月11日、富山県生まれ。滑川-中部大-東京ガスを経て、13年ドラフト1位でロッテ入団。プロ1年目から3年連続2桁勝利。14年に新人王、16年に最優秀防御率を獲得。17年WBCで日本代表入り。19、20、22年は開幕投手を務めた。23年10月24日に右肩手術。同31日に自由契約となり、11月30日に育成選手として再契約した。186センチ、80キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1億1000万円。


6月24日に育成から支配下登録されたロッテ石川歩投手(36)が、22年9月13日以来656日ぶりとなる1軍での復帰登板で、白星を飾った。

オリックス打線を5回3安打無失点に抑えた。打線の援護も受け、22年8月31日以来669日ぶりの白星を手にした。

昨季は開幕投手を務めるはずだった開幕前に右腕を痛め、リハビリに回った。10月には右肩を手術し、今季は育成選手で迎えていた。

◆石川歩(いしかわ・あゆむ)1988年(昭63)4月11日、富山県生まれ。滑川-中部大-東京ガスを経て、13年ドラフト1位でロッテ入団。プロ1年目から3年連続2桁勝利。14年に新人王、16年に最優秀防御率を獲得。17年WBCで日本代表入り。19、20、22年は開幕投手を務めた。23年10月24日に右肩手術。同31日に自由契約となり、11月30日に育成選手として再契約した。186センチ、80キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1億1000万円。


<とっておきメモ>

656日ぶりに、マリンのマウンドで五右衛門が打者を斬った。6月24日に育成から支配下登録されたロッテ石川歩投手(36)が、22年9月13日以来となる1軍復帰登板を果たした。オリックス打線を5回3安打無失点に抑え、22年8月31日以来、実に669日ぶりとなる白星を手にした。
   ◇   ◇   ◇
石川歩の復帰登板をネット裏席から見届けた人がいる。ロッテ2軍でブルペン捕手を務める味園博和さん(51)は「グラウンドに出てきたのを見て、涙腺が崩壊しそうでした」と打ち明けた。同じ4月11日生まれの縁もあり、10年前の入団時からずっとキャッチボール相手を務めてきた。浦和の2軍戦後、リハビリを担当してきたスタッフとともにマリンへと駆けつけた。

ひょうひょうとした受け答えの右腕だが、試合前はトイレで“えずく”。胃からは何も出ないが、声にならない声が響く。知る人ぞ知る石川歩のルーティンだ。復帰過程で登板した2軍でも変わらなかった。味園さんは「緊張してました。試合への思いは2軍戦でも同じだったのでしょう」。繊細な感覚の持ち主。受ける味園さんはいい球だと思っても、本人は納得していないこともあったという。「苦しむ姿を見てたから。今日は勝ち負けより、マウンドに立つだけで満足だったんだけど」。2年ぶりの白星を心から喜んでいた。【15~17年ロッテ担当 古川真弥】


ロッテ岡大海外野手(32)が8試合連続二塁打を放ち、プロ野球新記録を達成した。

4-0の7回1死一、三塁。オリックス才木の初球フォークを捉えた打球は左翼線への適時二塁打となり、6月16日中日戦から8試合連続二塁打となった。「金子コーチ、近藤(ソフトバンク)の記録を抜けたことは素直にうれしいです。引き続き頑張りたいと思います!」と喜んだ。

お立ち台では石川歩に倣って「絶景で~す!」と叫んで笑顔を見せた。「打席の中ではそんなに意識していなかったんですけど、打てたらいいなというのは試合前から思っていた。試合の勝利に貢献できたのが一番」と話した。「まだまだ満足することなくしっかりやっていきたいなと思いますし、日々成長していきたいなと思います」。ベテランのプロ野球新記録となる一打が、ベテランの復活白星に花を添えた。

▼ロッテ岡が7回に才木から二塁打を放ち、16日中日戦から8試合連続で二塁打。連続試合二塁打のプロ野球新記録をマークした。これまでの最長は09年金子誠(日本ハム)と21年近藤(日本ハム)が記録した7試合だった。

◆大リーグでは 連続試合二塁打の最長記録は19年ボー・ビシェット(ブルージェイズ)の9試合。


Bリーグに所属するプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の小川麻斗(22)がセレモニアルピッチを行った。

緊張した面持ちでマウンドに上がった小川。投じた1球は捕手役の上田のグラブにノーバウンドで収まった。

小川は「試合よりも緊張しました。ジェッツの選手はいつもボールが届いてないって言われてたんですけど、ギリギリ届いたので良かったです。こんなにたくさんのお客さんの前ですごい緊張したんですけど、すごい楽しみにしていたので、投げ切ることが出来て良かったです!」と振り返った。


ロッテは30日、9月6日楽天戦(ZOZOマリン)に千葉県・木更津が生んだヤンクロックバンドの氣志團が来場し、試合前にセレモニアルピッチを行うと発表した。

セレモニアルピッチのほか、5回裏後グラウンド内でパフォーマンスを行う。当日は「ALL FOR CHIBA FES」と題し、千葉のグルメや物産品の販売、ふるまいなどホームタウン・千葉の魅力が詰まったイベントを開催する。

氣志團・綾小路翔は「千葉ロッテマリーンズを愛するみなさん、We are 氣志團です。聞くところによると、ZOZOマリンスタジアムで我々の楽曲、ワンナイトカーニバルを踊ってくれているそうですね。それを聞いて俺達が行かないわけにはいけない!ということで、9月6日のALL FOR CHIBA FESに参戦します!みんなで一緒にマリーンズを応援しましょう!そこんとこ夜露死苦!機械犬(メカドッグ)!ワンワン!ZOZOマリンに来ないか?」と呼びかけた。
(以上 日刊)



 昨年10月に右肩の手術を受け、育成契約を経て支配下に復帰したロッテ・石川歩投手(36)がオリックス戦に先発し5回3安打無失点。22年8月31日のソフトバンク戦(ペイペイD)以来669日ぶりの復活白星を挙げた。

 待ちわびたマリーンズ・ファンの大歓声を浴び、石川歩が晴れのお立ち台でおなじみのフレーズを4度絶叫した。「絶景で~す!」。669日ぶりの勝利の味をかみ締め、チャームポイントに挙げる「屈託のない笑顔」がはじけた。22年9月13日の日本ハム戦(ZOZO)以来、656日ぶりの1軍マウンドは5回3安打無失点。75球に熟練の技を込めた。

 最大13メートルの強風が吹き荒れる中も「ピシャリとはいかなかったけど、何とか耐えることができてよかった」。初回、2番・森の左中間への二塁打などで2死三塁のピンチを招いたが冷静。西川をテンポよく追い込むと、内角144キロの直球で見逃し三振に仕留めた。小雨も交じる悪天候の中、毎回走者を背負うも多彩な変化球で的を絞らせなかった。4回、先頭の西川には得意のシンカーで完全に泳がし、空振り三振。復活を存分にアピールした。

 引退の2文字も覚悟した。昨季は10年目で初めて1軍登板なし。投手にとっては致命的ともされる右肩を負傷し、「これで投げてもな、という状態だった。ダメだったらやめるんだなとは思ってました」。昨年10月には手術に踏み切った。懸命なリハビリで克服し「いろんな方に見てもらえて、停滞することなく来られた」。今季、育成からはい上がった。

 同じ境遇の後輩と試練を乗り越えた。大隣2軍投手コーチも「見本になることが多いし、練習以外の部分も勉強になる点が多かった」と指摘するように、後輩の問いには真摯(しんし)に答えた。ポジションこそ異なるが、5月に2年ぶりに1軍復帰した高部も同じく右肩手術を経験。昨年は2軍で時間をともにし、治療法から共通の趣味まで話した高部は「気さくで本当にいろんな話ができ、相談もした。野球への向き合い方、体に対しての考え方は人一倍優れている。それがなければ、こんなに早く1軍で投げられない」と大先輩へ感謝と敬意を込める。

 吉井監督は「80球と決めていた。石川らしい素晴らしい投球だった。技術は天下一品。後輩もいい勉強になったと思う」と絶賛。頼れるベテランは「内容としてはまだまだ」と謙そん。チームにとって大事なピースが帰ってきた。(竹内 夏紀)

◆ロッテ石川歩のけが経過
 ▼23年2月21日 「右上肢のコンディション不良」で開幕投手を回避すると吉井監督が発表

 ▼同10月24日 「右肩ベネット骨棘切除術」「後方関節包解離術」「関節唇クリーニング術」と3種の手術

 ▼同31日 球団が来季契約を結ばないと発表

 ▼同11月30日 育成選手として再契約(4000万円減の1億1000万円でサイン)

 ▼24年4月17日 イースタン・オイシックス戦で実戦復帰

 ▼同6月24日 支配下復帰


 右肩手術から復帰したロッテの石川歩投手が、669日ぶりとなる白星を挙げた。毎回ランナーを背負いながらも代名詞のシンカーなどで相手打線に的を絞らせない粘りの投球。656日ぶりの1軍復帰登板を5回3安打無失点に抑え、「久しぶりの1軍登板ではありましたが、よく耐えました」と、熱投の余韻をかみ締めた。

 初回先頭・福田は右飛に打ち取ったが、2番・森に初球を中越二塁打にされ、2死三塁で4番・西川を迎えた。だが、ベテラン右腕は冷静。テンポよく追い込むと、最後は144キロの直球を内角にズバッと決め、見逃し三振に仕留めた。

 石川歩は昨季、開幕投手に選ばれながら、右上肢のコンディション不良で回避。2軍で3試合に先発したのみで、プロ10年目で初めて1軍登板なしでシーズンを終えていた。「試合では投げていても、これで投げてもなという状態だった」と、昨年10月には右肩手術を決断。ここまでの期間については「自分の体を見つめ直すいい機会だったなと思います」と前向きに振り返っていた。


 ロッテの石川歩投手が、656日ぶりの一軍復帰登板を5回3安打無失点に抑えた。毎回ランナーを背負いながらも得意のシンカーなどで相手打線に的を絞らせない粘りの投球。669日ぶり白星の権利を得て降板した右腕は「久しぶりの1軍登板ではありましたが、よく耐えました」と、熱投の余韻をかみ締めた。

 初回先頭・福田は右飛に打ち取ったが、2番・森に初球を中越二塁打にされ、2死三塁で4番・西川を迎えた。だが、ベテラン右腕は冷静。テンポよく追い込むと、最後は144キロの直球を内角にズバッと決め、見逃し三振に仕留めた。

 打線は、自身初となったZOZOのマウンドに苦戦する山下の立ち上がりを攻め、初回に2四死球などで2死満塁のチャンスメイク。6番のドラフト1位・上田が直球を鋭くはじき返し、右前2点適時打とした。3回には、女房役の田村が右犠飛で貴重な追加点を挙げ、リードを3点に広げるなど、3回で山下を引きずり降ろした。

 石川歩は昨季、開幕投手に選ばれながら、右上肢のコンディション不良で回避。2軍で3試合に先発したのみで、プロ10年目で初めて1軍登板なしでシーズンを終えていた。「試合では投げていても、これで投げてもなという状態だった」と、昨年10月には右肩手術を決断。ここまでの期間については「自分の体を見つめ直すいい機会だったなと思います」と前向きに振り返っていた。


 ロッテ・岡大海外野手(32)が7回の左翼線2点二塁打で、プロ野球新記録となる8試合連続二塁打をマークした。

 岡が“ラストチャンス”でプロ野球新の8試合連続二塁打をマークした。7回1死一、三塁の5打席目。思い切り振り抜いた打球が、三塁線を破る2点適時打となった。

 09年の金子誠、21年の近藤健介(ともに日本ハム)を抜いての快挙。代走が送られてベンチに引き揚げると、満面に笑みを浮かべる金子1軍戦略コーチに深々と一礼した。関わりの深い2人の記録を超え、「素直にうれしい気持ちでいっぱいです。偉大な2人の記録を抜くことができてよかった」と喜んだ。

 吉井監督も「金子コーチとは『バントさすか』とか言ってたんですけど、しっかり打ってくれましたね」と冗談交じりに笑いつつ、「すごいですよね」とたたえた。石川歩の2年ぶり復帰登板に3打数2安打2四球。1番打者の役割を全うした岡は「普段からお世話になっている先輩で、貢献できたのはうれしい。いつ見ても素晴らしい投手で、守ることができてよかった」とかみ締めた。6月は72打数26安打で打率3割6分1厘。「まだまだ満足することなく、日々成長していきたい」とうなずいた。(竹内 夏紀)

 ▼M岡8試合連続二塁打のプロ野球新記録 ロッテ・岡大海外野手(32)は30日、対オリックス戦(ZOZO)の7回に二塁打。16日の中日戦から出場した8試合に連続で二塁打を放ち、プロ野球新記録となった。


 ロッテの岡大海外野手が、4点リードの7回に二塁打を放ち、プロ野球史上初となる8試合連続二塁打を達成した。7回1死一、三塁から三塁線を破る2点適時打。岡は「チャンスだったので、とにかくランナーを返すことだけを考えていきました。金子コーチ、近藤の記録を抜けたことは素直にうれしいです。引き続き頑張りたい」と目を細めた。

  岡は前日のオリックス戦で、09年の金子誠(日本ハム)、21年の近藤健介(同)に続いて史上3人目となる7試合連続二塁打としていた。
(以上 報知)



再び背番号12で戻ってきた!! 今季は育成選手としてスタートし、支配下選手に復帰したロッテ・石川歩投手(36)が30日、オリックス10回戦(ZOZOマリン)に5回3安打無失点で、2022年8月31日のソフトバンク戦以来669日ぶりの白星をつかんだ。昨季は1軍登板なしに終わり、昨年10月に右肩を手術。引退も頭によぎったという右腕が復帰登板で好投し、7―0での勝利に導いた。

お立ち台で「絶景でーす!!」と4度、叫んだ。同僚たちから五右衛門の愛称で呼ばれた石川歩が、歌舞伎の演目「楼門五三桐」での石川五右衛門の名せりふにちなんだ決めぜりふを連呼した。2022年8月31日のソフトバンク戦以来669日ぶりの白星に屈託ない笑顔だった。

「リハビリ期間が長かったですが、何とかいい投球をしたかった。耐えることができてよかった」

巧みな投球術だった。直球の自己最速は154キロだが、この日は平均球速139キロ。上空は13メートル以上の強風も吹き荒れるマウンドで、一回は2死三塁としながら西川を内角低めの直球で見逃し三振に抑えた。その後も毎回走者は許したが、カーブ、カットボール、シンカーをうまく高低に投げ分けた。 

引退も頭によぎった。昨季は開幕投手に選ばれながら右上肢のコンディション不良で離脱。一度は2軍で実戦復帰を果たすものの、痛みは消えなかった。「これで投げていても…という状態だった。これ以上は悪くならないだろう」。体は限界に達しており、昨年10月に右肩手術を決断した。

今季は背番号122の育成契約からのスタート。「駄目だったらやめるんだろうな」と不安もあった。それでも「僕の中では毎年、毎日(体の)感覚は変わる」。もう一度「絶景を」と一日一日投げるごとに変化する体と向き合った。4月に実戦復帰を果たすと、2軍で8試合登板し、防御率1・08。6月24日に支配下選手に返り咲いた。

吉井監督は「もともとロッテのエース。技術は天下一品。直球はもっと強いのでこれから上がってくると思う」とさらなる期待をした。石川歩も「勝ったのは良かったですが、自分の内容としてはまだまだ」。最高の絶景への旅はまだ道半ば。再び背番号12として歩みを進めた。(森祥太郎)


再び背番号12として戻ってきた。育成から支配下選手に復帰したロッテ・石川歩投手(36)が、2022年9月13日の日本ハム戦以来656日ぶりに1軍登板を果たした。

「(リハビリ期間は)自分の体を見つめなおすいい機会だった。状態は良かったり悪かったりですが、肩とかは不安なくきた」

上空は13メートル以上の強い風が吹く中で、巧みな投球術だった。一回は1死から森に中二塁打を浴びたが、続く太田は外角低めの直球で右飛に抑え、西川は全6球を低めに制球を集めて見逃し三振に打ち取った。直球だけでなくカーブ、カットボール、シンカーとうまく高低に投げ分けた。

昨季は開幕投手に選ばれながら右上肢のコンディション不良で離脱。1軍登板なしで終え「試合には投げられていましたが、これで投げていてもという状態だった。これ以上は悪くはならないだろう」と昨年10月に右肩手術を受けた。今季は育成契約からスタート。順調にリハビリをこなし4月に実戦復帰を果たすと、2軍で8試合登板、2勝0敗、防御率1・08。状態を上げて、6月24日に支配下選手に返り咲いた。

2016年には最優秀防御率に輝き、通算76勝を誇る右腕。球場では待ち望んでいたファンたちから石川歩のタオルが多く掲げられ「おかえり」の声が響いた。

一回にドラフト1位・上田(明大)の2点適時打で先制。三回には田村の犠飛で加点した。石川歩は5回3安打無失点の好投で救援陣に後を託した。打線は石川歩の降板後も攻撃の手を緩めず、六回に藤原の適時打、七回に岡の2点適時打、八回にはポランコの10号ソロでダメを押した。2番手以降の横山、沢村、西村、広畑もきちんと「0」でつないだ。

石川歩は2022年8月31日のソフトバンク戦以来、669日ぶりの白星をつかんだ。


ミスター二塁打だ。ロッテ・岡大海外野手(32)が「1番・中堅」で出場し、七回に左翼線二塁打を放った。これで16日の中日戦からプロ野球新記録となる8試合連続二塁打をマークした。

2009年の日本ハム・金子誠、21年の日本ハム・近藤健介(現ソフトバンク)に次いで3人目となるプロ野球記録の7試合連続二塁打で並んでいた中で、5打席目となった七回はオリックス・才木の真ん中低めフォークボールをはじき返して偉業を打ち立てた。二塁ベースに到達すると電光掲示板での祝福されて笑みを浮かべた。

6月は試合前時点で打率・348と絶好調。「チャンスだったので、とにかくランナーを返すことだけを考えていきました!(二塁打の記録に関しては)金子コーチ、近藤の記録を抜けたことは素直に嬉しいです。引き続き頑張りたいと思います!」とコメントした。
(以上 サンスポ)



 ロッテの“五右衛門”の復活に、万雷の拍手が降り注いだ。昨年10月に受けた右肩の手術から復帰した石川歩が、5回75球で3安打無失点とし、2022年8月31日・ソフトバンク戦以来669日ぶりの白星。満員御礼の本拠地のお立ち台で「絶景で~す!!」と決めぜりふを叫んだ。

 「緊張もしましたし、あんまり思ったより状態が良くない中でなんとか粘れたかなと思います」

 毎回走者を出したものの、吉井監督が「天下一品」と認める技術で要所は締めた。初回は2死三塁から西川を144キロ直球で見逃し三振と、無失点スタート。その後も最大風速13メートルの強風でも、代名詞とも言われるシンカーやカーブを操り、得点を許さなかった。

 昨年は開幕投手を予定されていたが右肩のコンディション不良のため回避し、10月には手術を受けた。プロ10年目、当時35歳での決断。一時は引退もよぎったというが、「いろんな他の部分も見直す機会だった」と前向きに捉え、ひたむきにリハビリに励んだ。

 苦しい時間を乗り越え、約2年ぶりの「絶景」を見た。石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」という名ゼリフにあやかり、「絶景で~す!」と言うのが“五右衛門”こと石川歩のお決まり。言い始めたのは「荻野さんと、(元ロッテで中日の)涌井さんに言えっていわれたので」と、屈託のない笑顔で明かした。

 降板後は、吉井監督とがっちりと握手を交わした。指揮官は「故障明けというのはいろんなことを思い出すと思うんですけど、ここまで諦めずによく頑張ってくれた。うれしかった」。頼もしい背番号12が帰ってきた。


 ロッテの石川歩投手が先発し、5回75球を3安打無失点。2022年8月31日・ソフトバンク戦以来669日ぶりの勝利投手となり、お立ち台で4度も「絶景で~す!」と決めゼリフを叫んだ。

 要所を締める投球を披露した。初回は2死三塁から西川を144キロ直球で見逃し三振と、無失点スタート。2-0の三回には、2四球などで2死一、二塁と走者を背負ったが、太田を右飛に打ち取った。五回は2死から四球を与えたが、最後は森を中飛に仕留め、この日の仕事を終えた。「緊張もしましたし、あまり思ったより状態は良くない中でなんとか粘れたかなと思います」と振り返った。

 降板後は吉井監督と握手を交わした。指揮官は「技術は天下一品。きょうは後輩たちも良い勉強になったんじゃないかな」と話し「故障明けというのはいろんなことを思い出すと思うんですけど、ここまで諦めずによく頑張った。うれしかったです」とベテランの復活を喜んだ。

 右腕は昨季の開幕投手に指名されていたが右肩のコンディション不良のため回避し、プロ10年目にして初めて1軍登板なしに終わった。昨年10月には右肩の手術を受け、育成選手契約となっていた。今季はイースタン・リーグで8試合に登板し2勝0敗、防御率1・08の成績を残し、今月24日に支配下復帰した。


 ロッテ・石川歩投手が2022年9月13日・日本ハム戦以来656日ぶりに1軍で先発し、5回75球を3安打無失点の好投を披露。2022年8月31日・ソフトバンク戦以来、669日ぶりの白星を挙げた。

 石川歩はヒーローインタビューで「絶景で~す」と笑顔で第一声を上げると、「リハビリ期間すごい長かったんですけど、何とかいいピッチングしようと思って投げました」と話し、声を詰まらせる場面もあった。自らの投球については「ピシャッとはいかなかったんですが、何とか耐えることができました」と振り返った。

 初回、2死三塁のピンチを背負ったが、西川を144キロの直球で見逃し三振。三回も2四球で2死一、二塁と得点圏に走者を背負ったが、冷静に腕を振り太田を右飛に打ち取った。五回も2死から走者を出したものの投げ切って、笑顔でマウンドをリリーフ陣に託した。

 右腕は昨季の開幕投手に指名されていたが右肩を痛め、昨年10月に手術。育成選手契約となっていたが、今月24日に支配登録選手に復帰した。


 ロッテは完封リレーで、2カード勝ち越しを決めた。22年9月13日以来の先発マウンドに上がった石川歩が669日ぶりとなる復活の白星を挙げた。

 石川歩は初回、2死三塁のピンチを招いたが無失点。2-0の三回にも2死一、二塁と走者を背負ったが、最後は太田を右飛。五回も無失点に抑え、この日の仕事を終えた。5回75球を3安打無失点の好投で、2022年8月31日・ソフトバンク戦以来の勝利をマークした。

 打線も石川歩の好投を後押しするように、奮起した。初回2死満塁からドラフト1位・上田(明大)が右前へ2点適時打を放ち先制。3-0の六回、1死一、三塁からは藤原が左前適時打を放ち、今季初打点とした。

 4-0の七回には、1死一、三塁から、岡が左翼線へ2点適時二塁打を放ち、プロ野球新記録となる8試合連続二塁打を達成した。八回にはポランコがダメ押しの10号ソロ。リリーフ陣もオリックスに得点を許さず、投打がかみ合っての快勝となった。


 ロッテの岡大海外野手が30日、ZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス10回戦の七回に才木から左翼線へ2点二塁打を放ち、8試合連続二塁打としてプロ野球新記録を樹立した。16日の中日戦から始まり、29日のオリックス戦で2009年の金子誠(日本ハム)と21年の近藤健介(日本ハム、現ソフトバンク)の7戦連続に並んだ。

 岡は球団を通じ「チャンスだったので、とにかく走者をかえすことだけを考えていった。金子コーチ、近藤の記録を抜けたことは素直にうれしい」とコメントした。


 ロッテは30日、9月6日・楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)で、千葉県・木更津が生んだヤンクロックバンド・氣志團が来場し、試合前にセレモニアルピッチを行うと発表した。五回終了後にはグラウンドでパフォーマンスを行う。

 氣志團の綾小路翔は「千葉ロッテマリーンズを愛するみなさん、We are 氣志團です。聞くところによると、ZOZOマリンスタジアムでわれわれの楽曲、ワンナイトカーニバルを踊ってくれているそうですね。それを聞いて俺達が行かないわけにはいけない!ということで、9月6日のALL FOR CHIBA FESに参戦します!みんなで一緒にマリーンズを応援しましょう!そこんとこ夜露死苦!機械犬(メカドッグ)!ワンワン!ZOZOマリンに来ないか?」とコメントした。
(以上 デイリー)


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