青い鳥 in 苗場 （第1章）

そこは真っ白な世界
空から舞い降りる雪の結晶
そのひとつひとつが美しく映し出された舞台で
今　素敵な物語が始まろうとしている



どこからか聞こえる鐘の音
そして　その音が消えると同時に
どこからか聞こえてくる美しい歌声

～A HAPPY NEW YEAR～

そこに現れたのは
真っ白な衣装を身にまとった5人の紳士
村上てつや・黒沢薫・酒井雄二・北山陽一・安岡優
私がずっと会いたいと夢見ていた人

5人の美しいハーモニーから
この白銀の世界のように透き通る歌声に変わる
ロングコート姿でセンターに立ち
クリスタルな美声を奏でるのは酒井さん
その歌声を包み込むようなハーモニーを奏でるのは
ジャケット姿の黒沢さん
Gジャン姿の北山さん、安岡さん
そしてロングコート姿の村上さん

今年初のライブオープニングにピッタリの曲
会場にハーモニーという初雪を降らせ
たった1曲で客席を魅了した5人が次に降らせた音

～Biginning～

優しい・・限りなく優しい声が会場中に降り注ぐ
ゆったりとした美しいメロディー
いつも側に僕がいると囁く歌声
雪のゲレンデがロマンチックに彩られるようなこの曲に
私は心が揺すぶられ
5人の歌の世界への扉が自然と開いていくような感覚を覚えました
そしてこの瞬間から
5人と客席との新しい時が刻まれていくのです
どこまでも優しい北山さんと酒井さんの声が交差し
静かに曲も終わります

苗場SP『ClubバリK～ん』

私が『ClubバリK～ん』に行ったのは、深夜2時少し前。
すでに大盛り上がりの会場、サイドステージではZOOCOちゃんが唄っていました。
更にステージには、バリさんの他、私にとってははじめましての広島のDJクマさんと、SOYSOULのK-WONさんが会場を盛り上げていらっしゃいました。

昨年同様、私はああいう場所に慣れていないので、後ろの方でその盛り上がりを楽しんでいました。
音楽に合わせて、体を動かしていたり、踊っていたり、ステージと一緒に唄っていたり。
あの雰囲気というのは、その場に行ってみないと分かりませんが、とにかく会場にいるみんなが音楽を楽しんでいる、その感じがなんとも心地よくて楽しい

私が会場入りした直後に、涙香さんが登場してZOOCOちゃんと"二人のラブゾーン"を唄い始め、さすがにその時は腰が半抜け状態。
このまま涙香さんが出ずっぱりだと、へろへろで立ってられないわ～と思ってたら、この曲を唄い終えるとまた引っ込んでいきました

ほっと一息1度ドリンクを取りにラウンジに出て、私は氷結グレープフルーツをGet。
ライブ中から喉が渇いていたけど、この為に我慢していた私（笑）
ふたたび会場に戻り冷え冷えのドリンクを飲んだ時のおいしい事と言ったら

そうこうしているうちに、何やら会場から黄色い声が飛び交い始める。
すると、ステージ上に現れたのは苗場のプリンス北山くん
その時は、すでにDJさんが曲をかけていたので、北山くんは会場を煽ったり踊ったりしていました。
北山くんは苗場オリジナルのパーカーを着ていて、時々フードを被ったり脱いだり（笑）
ドリンクをGetしてからは、抜けてゆく人達の隙間を塗って少しずつステージに近づいていた私達は、結構近くで北山くんと遭遇する事に
そして私はその時ある事に気付きました。
（北山くんって、かわいいお顔をしてるのね）
だって、普段はあんまり北山くんをよく見るって少ないものですから
ほらほら、その時にはまだあの方もいなかったし



最初にも書きましたが、今回は初めてお会いしたDJさんがお二人。
広島のクマさんと、SOYSOULのK-WONさん。
お二人ともタイプはぜんぜん違うけど、すごくかっこよかった～～
なんていうか、すんごく熱いの。
全身からソウルパワーが溢れているというか、会場のみんなで音楽を楽しんでる雰囲気を楽しんでる感じ。
汗だくになりながら踊ったり会場を煽ったり。
自らが精一杯楽しんでいるのが凄く伝わってきました。

あのような場所、あのような雰囲気に慣れていない私は、最初は戸惑い周りの人達のマネをしてみたりしていましたが。
途中からクマさんが、この場の楽しみ方を教えてくれて。
一生懸命、だけどすごく温かい言葉で接してくれるクマさんが、私は大好きになりました～
会場が盛り上がり、徐々にヒートアップすると共にみんながどんどん前進しちゃって前列の人達が危険だと察すると、ステージから降りてその場にいるみんなに「前の人達が危ないから下がって」と言って周っているのを見て、すごく申し訳ない気持ちと、クマさんの人柄にあったかくなる気持ちが混在して、複雑な気持ちになりました。
少しでもステージに近づきたいと思う気持ちも分からないでもありませんが、やはり常識の範囲内での行動をみんなが心がけてあげないと、ステージにも会場にも迷惑がかかるし、何よりもみんなと一緒に楽しみたいと思っていてくれる出演者さんも、出たくても出られなく状況になると思います。
みんなが楽しむ雰囲気は、みんなで作るものだと私は思いました。

クマさんの会場整理にみんなが分かってくれて、少し会場が落ち着いた所でバリさん登場。
あーーー。ほんとバリさんがかけてくれるゴス曲カッコイイーーー！
いつも何度も聞いている曲なのに、更によく聞こえるという。
もうね、DJバリK～んマジックですね
ゴス曲全部聞きたいくらいでした、ほんと。
更に、Mr.BEATS a.k.a. DJ CELORYのアルバム「BEAUTIFUL TOMORROW」に収録されている"Don't Stop My Love"という曲もかけてくれたのですが。
これ、村上てつやさんが参加している曲で、すっっっごくカッコイイの！！！
あーまた聞きたいなぁ・・お財布と相談だなぁ。
いや、マジでいいから。ほんとカッコイイ！！

そんなバリさんのマジックに会場も、熱気・盛り上がり共に最高潮に達すると。
おいしいトコ取りのあの方・・そうです、村上涙香氏がふたたび登場
バリさんの横で曲に合わせて口を動かしてみたり、ちょこっと唄ってみたり。
後ろに下がって体を動かしていたり、またステージに来て煽ってみたり。
やりたい放題楽しんでいました～♪
ほんと、楽しそうなてっ・・いや涙香氏を見ているのが大好きです

そして楽しい時間もあっという間に過ぎていき～そろそろClubバリK～んも店じまいの時間が近づいてくると・・
「ここでもう1曲ZOOCOと俺からみなさんにプレゼント～」
と、唄い出したのは・・あの・・涙香さんが大好きな曲。"とこしえの花"
昨年末の仙台ライブで聴いた時に、すごく感動し大好きになった曲。
あの日から私も"とこしえの花"をよく聞いていたので、ふたたび生で聞けるなんて本当に幸せでした。
（とは言っても、この曲はもともとSOYSOULの曲ですが）
そしてやっぱり、ZOOCOちゃんが唄っているのをすごく優しい表情で聞いている涙香氏。
あの表情がすごく好き
素晴らしい歌唱力で歌い上げたZOOCO＆涙香の"とこしえの花"が終わると、ClubバリK～んもおひらき～。
みんなが会場を出る時に、バリさんが「青い鳥」をかけていてくれました。
ここでまたこの曲に感動し泣きそうになっている私。
出口付近のゴミ捨て場所で、分別を呼びかけていたクマさんに握手をしていただくというラッキーで、また元気を取り戻し部屋へと戻りました～～。


この日（26日）の出演者の皆様、素敵な曲をたくさん聞かせてくれたDJの方々、とっても楽しい時間をありがとうございました。