8月8日・9日の2Days行われた「ゴスペラーズ坂ツアー2008"ハモリ倶楽部"」仙台公演に行ってまいりました。
まさに七夕真っ只中の仙台、そしてオリンピック開幕と、世間でも賑やかなこの時期にゴスペラーズと共に楽しんだお祭りは、それはそれは楽しい時間でした。
その楽しかったお祭りの様子を、できれば全部お伝えできればいいのですが。
私は、今回のライブで自分が感じた事を中心に書いておこうと思います。
もちろん、ステージの内容や衣装・セットリスト等は、ずっと残しておきたいものです。
でも。
「自分の目で見て、耳で聴いて、大好きなゴスペラーズと共に過ごした時間」
それはその瞬間が鮮明であればそれでいい・・時間と共に少しずつ色あせたとしても、また次の場面が待っているのだから。
だけど自分が感じた事やその時の気持ちは、いつまでも大切に残しておきたい。
それは、これからもずっとゴスペラーズを好きでいると確信した私にとって、きっと力になってくれる大切な宝物になるハズだから。
私は近頃、ライブについて強くそう思うようになりました。
未来にどうしても残しておきたいもの、
その時にしか見れないから素敵なもの、
その二つがライブの中で生まれるのだと私は思います。
さて今回は。
予想もしなかった「私の涙」について書こうと思います。
その曲がある事は事前に分かっていました。
私がゴスペラーズを好きになった頃に初めて聴いて、とても魅かれた曲。
静かに寄せては帰る波のような曲調が、いつも私の心を振るわせる。
あの曲が聴ける・・ライブで。
私はその瞬間が来るのを楽しみに、そして少し緊張して待ちました。
曲が始まる。
あぁ・・始まるんだ・・・
この曲が始まったらきっと泣いてしまう、そう思っていました。
それは曲に対して。
涙が出ました。
・・・村上さんの後姿に。
予想もしていなかった。
まさか、村上さんの後姿に涙を流すなんて。
すごくすごく綺麗だった。
そして、
とても寂しく悲しそうにも見えた。
とても大きくて強くも見えた。
暗いステージに照明で映し出されるシルエットが、
言葉にならないほど綺麗でした。
その、あまりの美しさに感動して涙が出たのです。
自分でも驚きました。
今までも何度か見てきたハズなのに。
なぜ、今夜はこれほど美しく見えるのか・・・
この時の村上さんが、たぶん今まで見てきた中で1番素敵です。
少しうつむいた感じの横顔、独特の立ち姿、
今も目を閉じると、あの時の村上さんが鮮明に甦ってきます。
「私、村上さんを見ているだけで泣いてしまうんだ・・」
以前、友達に話した事があります。
たぶん、その時は涙の理由なんて分からなかったと思う。
そしてまた私は友達にこう話すでしょう。
「私、村上さんを見ているだけで泣いてしまったの・・」
そして
「だって、あまりにも素敵過ぎるから・・」
と。
-続く-
今回は同時に、ライブに行く前の心境を書いたブログも同時にUPします。
今まで非公開で保管していたものです。
興味のある方はご覧になってみて下さい。
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