私も聴いています。
ゴスペラーズ with カーク・フランクリン 「リーン・オン・ミー」
カークさんとゴスペラーズが共演する。
どんな音楽が出来上がるのだろう・・と、半信半疑なままリリースを待つことに。
その後、ラジオでカークさんの曲を初めて聴いた時に、私の気持ちは一気に高ぶりました。
「カークさんの曲をもっと聴いてみたい!」
私は、洋楽をあまり知りません。
実際、カークさんの曲を洋楽と言ってしまっていいものだろうか。それさえも不安です。
それでも、私は何かを感じました。
ゴスペラーズとの共演曲「リーン・オン・ミー」を聴いた時に。
1回目。
それまで会話を楽しんでいた主人と私。
この曲が始まった瞬間、何を言うわけでもなくピタッと会話が止まる二人。
何も語らず、息を潜めて、ピクリとも動かずに、その歌声に聴き入っていました。
曲が終わり、二人から発せられた「はぁ~」という溜息。
あまりの素晴らしさに言葉もありませんでした。
私は外国語は全くと言っていいほど無知ですから、初めに聴いた時は歌詞の意味なんてもちろん分かりません。
でも。
感じたんです。
カークさんとゴスペラーズが歌で伝えようとしている何かを。
今まで、ゴスペラーズの綺麗なハーモニーを幾度となく聴いてきました。
でも、この曲で聴かせるゴスペラーズのハーモニーはまた一段と輝いているものでした。
そして、そのハーモニーに乗せて語りかけてくるカークさん。
曲のオープニングで、すでにこの曲の虜になったのは言うまでもありません。
このような曲をゴスペルと呼んでいいのでしょうか。
ゴスペラーズのこの曲のようなコーラスは、私にはとても新鮮です。
そんな中でも、ゴスペラーズの魅力にひとつと言えるヴォーカルワークで聴かせる、次々と重なり合うようなリードボーカル。
共演曲と言っても、ゴスペラーズの各メンバーが持ち味たっぷりに聴かせるリードボーカルに、ある意味貫禄さえ感じました。
そして、圧倒的な存在感を魅せるカークさんの声。
それは私の心を掴んで離さないものとなりました。
まだ、数回聴いただけです。
そして・・。
今、初めて見ました。
この曲の日本語歌詞を。
私が感じた何か。
・・・心が痛くて涙が出ました。
ひとりでもたくさんの方に聴いて欲しいです。
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