愛しいあなたへ

忘れもしない、あの日。
それは、昨年12月のクリスマス間近の日。
私があなたと初めて会った日。
2004年12月18日。


前日までは降っていなかった雪。
あなたとの約束の場所に向う途中、
まるで天使の羽のようにヒラヒラと雪が舞い落ちてきました。
あの日の雪。
あなたはどんな思いで見ていたの？


緊張でいっぱいの気持ちを押さえながら、
車を走らせる3時間。
ただ・・ただ・・あなたに会いたくて。


やっとあなたに会えたとき、鼓動の高鳴りが私の胸を締め付けました。
「やっと・・会えたね」
あなたを見つめる私に気付き、
そっと視線を返してくれたあなた。
その瞬間から私はきっと恋に落ちました。


あれから半年後の再会。
あなたは何も変わっていませんでした。
ただそこにいるだけで存在感のあるところ
子供ように無邪気なところ
真面目で繊細で優しい心


音楽を・・歌を・・
心から愛して全身全霊から溢れる魂を注ぎ込んで唄うあなた
心から楽しんでとびきりの笑顔で唄うあなた


誰よりも仲間を愛して・・
誰よりも仲間に愛されて・・
そんなあなたを私も愛しています。


そして今。
私の側にいつもこの曲があります。
愛しくて・・愛しくて・・
そんな思いが曲全体に溢れている。
そう・・・あなたが作ったあの曲。


あなたの愛が
あなたの気持ちが
あなたの優しさが
痛いほど私の心に響いてきます。


今夜はまだ眠れない。
あなたを思っているから。
今夜はまだ眠れそうにない。
あなたのことずっとずっと
何をしてても
あなたを思い出してしまうから
今夜はまだ眠れそうにない。
体じゅうからあなたへと続くメロディーが
とめどなくいつまでもとめどなく
あふれて・・こぼれて・・あふれて・・こぼれて・・あふれて・・
愛しているよ
離さないから
ずっと・・ずっと・・
探してたんだ
やっと見つけたんだ
もう・・もう・・もう・・離さないから
もう・・離さないから
もう・・・
迷わない他に何もいらない
知りたい・・知らない・・あなたを。


あなたの存在そのものが
あなたの生き方が
あなたの愛するもの全てが
私には眩しすぎて。
ときどき目を逸らしてしまいそうになります。


だけど。
あなたが目指す坂の頂上にある何かを
私も一緒に見てみたい。
だからあなたから目を逸らすことなくついていきます。
あなたの足手まといにならないように注意しながら。


あなたはたぶん
決して手の届かない人。
だけど・・それでも・・


知りたい・・・知らない・・・あなたを。