2000年CANADAの旅・その3
夜明けと共に目覚める様にブラインドは多少隙間を作っておいたが、日の光に目が覚めると、列車はカナディアンロッキーに入っていた。
期待通り水と森と山のコラボレーションが、訪問者を歓迎してくれた。
ガイド本にあったピラミッド滝(と思うのだが?!?)も、見逃さず捉えることが出来た。
唯一後れを取ったことがあった。目覚めてからは時間まで、じっと窓外の景色を眺めていた。「食事は一番に行けば待たされなくて済むけれど、8時を過ぎると混みますよ」と添乗さんに言われていたので、7時を待って食堂車に行ったらすでに満員であった。???寝ている間に時差が生じ、すでに8時を廻っていたのだ。国内の移動で時差があるとは!やはりカナダは広大な国なのだと再認識した。とりあえずは、ドームに上り、ぼんやりと山を眺めながら呼ばれるのを待っていた。
カナディアンロッキーに溢れているもの、森と川と湖と山、山には氷河、一枚の画像に全てが溢れていた。プロローグの列車はおそらくムース湖畔の姿であろう。
昼少し前にジャスパーの駅に到着した。食事から部屋に帰った時、乗務員さんはすでに翌日のベットメーキングに余念がなかった。ジャスパーで1時間ほど停車して、残り53時間余りの旅が続く。見渡すと周りは山々山、名前など覚えているはずはないので・・・。
それにしても(3)の鉄橋前のカーブ、よく列車が曲がれますよね。Nゲージだったら即、脱線っていう感じの急カーブですね。
雄大な景色、眺望、堪能しております。
それに一連の機関車や車両の華やかさ、それにも増しての頑丈そうな骨格には肝を潰しました。迫力満点です。
川に沿って走っていて鉄橋が見えてきましたが、交差する時越すのか潜るのか考えていましたが、まさか曲がるとは思いませんでした。今考えると止まりそうな最徐行でした。
銀塩フィルム、400枚ほど写しましたがチャンスをかなり逃しています。デジカメなら、3倍以上シャッターを切っているでしょう。もっともそれが幸いして実像を目に焼き付けられました。
うたのすけさん お早うございます。
予想通りで大満足でした。残りの平原・農場の姿も眺めたかったのですが、後2日乗るのはさすがにあきらめました。ロッキーからトロントへの飛行機の旅4時間でしたが、周りのひんしゅくを買いながら閉められていたブラインドの隙間から、雄大な農場風景をかいま見て、欲求不満を解消しました。