木の間から射す日の光に紅葉が映えます。「神代植物公園」の「かえで園」の紅葉は見頃になっていました。
日曜日、渋谷ではどんよりとした曇り空ながら雨は降っていませんでしたが、早朝杉並に居住する友人からメールが入り、夜半にかなりの雨が降り道路がぬれていると。テニスの予定も、クレーコートが使用できなければ混雑必至、中止としました。それではと12月開催する妻のお茶会に用意する“茶花”を探しに神代植物公園内の園芸売店へやって来ました。
2~3年間隔で開くお茶会ですが、町の花屋さんでは見た目の華やかな洋花が主流になり、床に飾る“茶花”が一見地味な和花のためか少なくなり、入手が年々難しくなってきています。ここの花屋さんには鉢植えも多く和花もあり、お茶会前に探しに来ることを常としています。(この理由から神代植物公園には時折訪れるので、前にも数度紹介して同じような記事を書いた記憶が・・・)
菊花展の名残でしょうか、盆栽展示の空きのテントで囲まれた広場に、菊の飾りがぽつんと一つ・・・。
望みの花はなかったけれどなにがしかの鉢を求め、やっと雲間から薄日が射し始めたので、園内を散策しました。日本庭園の緑の松と銀杏ではなさそうですが黄葉のコントラストがきれいでした。
バラ園のバラも・・・バラの咲いているのを見るのも久しぶり??
バラ園脇の藤棚も枯れ葉が見事!
この公園のコンセプトは「武蔵野の面影を残し、植物の種類ごとに30ブロックに分け ており、景色を眺めながら植物の知識を得ることができるようになっています。」とあり、雑木林を抜けて各ブロックへ移動することとなります。林の中は初冬の趣、落ち葉に覆われています。
日本庭園の黄葉以外に彩りは少なかったのですが、林の彼方にかすかな色味が、かえで園でしょう。
そちらは帰りとしてとりあえずは深大寺門を出ます。
深大寺山門近くに花屋さんが数軒あります。目的の花を探して、この坂を下ります。
残念ながら時期が早く目的は達せられませんでした。門前の売店・蕎麦屋さんの間を抜けて三門から境内に入ります。
何度もこのblogに記載していますが、この時期紅葉の深大寺は初めてでした。境内にも紅葉はありました。かなり撮影しましたが、日の光が弱く今ひとつ・・・!
元大師堂は初めて?
再び坂を上がり神代寺門を入り、目の前に広がる「かえで園」を廻ります。ここだけに紅葉は集中しているうえ丁度日が射し撮影に最適の状態になりました。
この後枯れ草の芝生広場を通り抜け正門へ向かいます。途中冬の花ツワブキや秋に咲く?あじさい?など眺めながら・・・。
記事のまとめで読み返していて初めて気がつきました。「神代植物公園」と「深大寺」は同じ「じんだい」でも漢字は違うことに・・・!ワープロソフト[ATOK] は寺と公園を書き分けていたのですが、無意識に変換キーを押していたのでそれに気がつきませんでした。[IME]ならどうでしょう。漢字変換の素直さからATOKを常用しているので判りません。