全く“絵”にならない雑然とした風景!なんとか旅のレポートにしたくて撮ってはみたものの、見てのごとく整理出来ない。完工間近の北陸新幹線飯山駅、あと6ヶ月後の来年3月には新幹線の列車が走ることになっている。上越新幹線と同じ雪国特有の構造で駅全体がドームで覆われ風情もない。飯山駅には何度も来ているが「旧国鉄のローカル線の駅舎」そのもの、木造の建物と記憶しているが新駅舎に地方駅特有の趣が出るのかはこの状態では分からない。
9月の連休、一家で妙高アパリゾートに集合することにしたが、子供たちは土曜を含めて三連休だが親のkob3は土曜は仕事日とあって、今年初めて土曜の臨時休業とした。更に連休初日の渋滞は避けたいしせっかく取った休業日は有効利用したいので、いつもの作戦前日金曜日の夜首都圏脱出し途中泊し十日町・飯山経由で妙高に向かった。豊田飯山ICから高速を使えば早くて楽だが、せっかくの旅寄り道しながら楽しみたいと斑尾高原経由にした。昼食まで時間があったので北陸新幹線の飯山駅を見に寄り道した。
在来線の飯山駅は300m程離れているが新幹線方向へ移動するのであろう、ホームの屋根らしき工事の様が見えていた。
斑尾高原で昼食としたかったが、避暑とスキーのシーズンの狭間でネット検索ではヒュッテやレストランは休業中が多かった。その中で休日のみ営業の「石窯ピザのお店・レストランルドルフ」を見つけた。
飯山からの道はかなりの急勾配で曲がりくねっていたが、道幅は余裕がありゆっくり登ればそれほどの苦労でもなかった。レストランの住所は飯山市となっていたので斑尾高原の入り口になる。何気なく撮った周りのロッジは斑尾高原スキー場に続くサンパティクスキー場のようだ。
そして林の彼方に僅かに顔を出しているのは「ホテルタングラム」なのかは定かではない。何しろ立ち寄ったレストランは長野県飯山市、すぐ上から始まる斑尾高原スキー場の大半は新潟県信濃町、スキー場の中にあるホテルタングラムは新潟県妙高市となるので、1枚の写真の中に3市町が映り込んでいるようだ!
石窯ピザは期待通り絶品の部類で堪能して、ナビを信じて旧パインバレーへ向かったが、野尻湖経由でなく対向車が来たら“オッカナイ”程の細い山道をホテルへ向けて地図上で直線的に進んでいた。おかげで予定よりかなり短時間でホテルに到着、妻の希望で日暮までテニスを楽しんだ。