My Feeling Diary

気まぐれ主婦が気侭に綴る、日常的「五感」日記。。時には「第六感」も・・・!?

憲法「9条」を守れ!

2005-09-05 22:11:25 | ★Love&Peace
今日は、ノア(下の子)が熱を出し保育園をお休み・・・でも私は出かける用事があったので、母が来てくれる事になり、母は、子供達の熱もだいぶ下がり、食欲も出てきたようなのでと、子供達が大好きな鶏の唐揚げを作ってくれた。(母の作る唐揚げは、皮なしのむね肉で甘辛醤油に漬けてかたくり粉をまぶして揚げるさっぱりタイプの唐揚げです。)

母が持って来てくれた、某新聞の日曜版の記事に、「私は言いたい」という見出しで、11日の総選挙に向けて、各界の著名人の思いが綴られていました。
その中からお三方のご意見を紹介させて頂こうと思います。


★松本由理子さん(ちひろ美術館・東京 副館長)

“ちひろの声がきこえてくる”
憲法9条を変え、日本を戦争しない国から、海外へ出て戦争ができる国にする。そんな動きが現実になりそうで、身が凍るような怖さを感じています。
 
いわさきちひろの青春は戦争の真っただ中でした。空襲の中を逃げ惑った体験だけでなく、当時は何も知らなかったとはいえ、戦争の加害者の側に生きていたという思いが、その後のちひろ人生を大きく方向づけています。『戦火の中の子どもたち』からは、「二度と戦争はしないで」というちひろの声が聞こえてくるようです。

子どもたちを、戦争の加害者にも被害者にもさせたくない。今回の選挙は、選挙権のない子どもたちに未来を託され、主権者として、戦争をしない日本の未来を決める大切な場にしたいと思っています。


★有馬稲子さん(女優)

“戦争への動き止めなきゃ”
ドイツのスタッフたちが作った映画「ヒトラー~最期の12日間」を見ました。爆撃に逃げ惑いながらも、なお独裁者を狂信的に信奉しつづけた市民、こどもたちが映し出されていました。

みんな洗脳されているわけですよね。国を指導する人の大きなミスリードが、どんなに国民、民衆を悲惨な目にあわせるか。ぜひ、小泉さんに見てほしい!!政治家の方にも。

戦前、私もドイツの市民と同じように軍国少女でした。死線を越えて命からがら、朝鮮から引き揚げてきた日のことが、昨日のことのように思い出されます。

今の日本も、戦前と同じような嫌な方向へ向かっていくのではないかという不安が、最近、頭をもたげています。だからこそ、戦争に向かう動きを、いま止めなきゃいけない。今度の総選挙は、その意志を示すいい機会だと思うんです。

戦争を経験した世代として、戦争の真実を伝え、二度と起こさせないためにも、私もさまざまな形でがんばっていきたいと思います。


★横井久美子さん(シンガー・ソングライター)

“この世で一番憎むべきものは「戦争」です。”
私はここ数年ベトナムに出かけ、枯葉剤の被害を受けた子どもたちと交流しています。ベトナム戦争が終わって30年、今もなお被害者を生み出している「戦争」を私は憎みます。

また、私は、原爆症認定集団訴訟を支援しています。被爆して60年、今もなお被爆者を苦しめている「戦争」を、私は心から憎みます。

夫や子供が戦争で傷つき、命を失って喜ぶ人は誰もいません。だから、「人類はもうこれ以上戦争をするな!」はすべての日本国民の願いです。

―以下省略―

戦車は動けない


(KIN:146 白い電気の世界の橋渡し/機会をつなぎとめる)