「そういえばパスポートの期限、いつまでだっけ…?」
旅行の手配を始めてふっと気になり、あわてて自分のパスポートをチェックしてみると…
あっっ、やっぱり今年の1月までだった!
いろんな手続き上、パスポート番号が必要になることもある。
ヤバイ、ヤバイ…とあわてて申請の準備にとりかかった。
パスポートは切れていなくても、国によって入国条件に
「
パスポートの残存期間○ヶ月」とか定めているところもあるので、要注意!
ビザの必要な国ならなおさら、パスポートのチェックはお早めに…
さて、急いで戸籍抄本を取得し、証明写真も撮って、申請窓口へ。
それから1週間ほどして、私の新しいパスポートができあがった!
これでパスポートも3冊目…
これまでの旅の軌跡をパラパラとめくりながら、感慨がこみあがる。
ここにはどんな国のスタンプが押されていくのだろう…?と思うと、ちょっとワクワク。
しかし、現像所で2枚1000円で撮った証明写真は、
とっても老けて見えてショックだった。
撮り直そうかと直前まで悩んだんだけど、もったいなくてそのまま提出した。
出来上がってみると全体的に白っぽく飛んでくれたおかげで、
シワもきれいに飛んでくれ(?)、少しホッ…
だって、10年も使うもんね~~~ 少しでも若い姿をとどめておきたいじゃない?
でも、考えたら、りんりんが一昨年パスポートを取得したとき、
当時まだ使っていたフィルムカメラで撮った、いい加減な写真を持っていった。
そうだ、今回も、何も外で撮ってもらわなくても、
自宅でたくさん撮ってお気に入りを使えばよかったんだー
それで思い出したけど、そうそう、
りんりんのパスポート申請したときは大変だったなぁ。
何が大変だって、そりゃ、写真!
子連れ海外旅行の最初の難関は、パスポートの取得かも。
小さい子はじっとできないから、うまく撮れるか…
そのうえ、
パスポート写真の規定はいろいろウルサイ。
ちゃんと正面を向いていろ、とか、笑っちゃダメ、とか、背景の色とか、
あと、頭頂部からあごまでが何ミリ、余白が何ミリなど、サイズ合わせもかなり厳しい。
写真屋さんとか
ボックス証明写真なら、サイズ調整はやってくれるので面倒でないけど、
小さい子どもが外で素直に撮らせてくれるとは、なかなか思えない。
しかも、失敗したときに損害が大きいし…
(パスポートセンターの近くで営業している写真屋さんは、子どものパスポート写真にも
慣れている、と聞くけれど…)
赤ちゃんだと、なおさら、撮る体勢が難しいしね。
その点、「
自宅でデジカメ撮影」というのは気楽だし、何度も挑戦できるのがメリット。
でも、きちんと規格どおり撮れるか、サイズ調整ができるか、という難題も。
得意な方は、PC上でちゃっちゃと調整したりできるみたいだけど…
私たち夫婦は、そういうワザを持ち合わせてなかったので、参考にはならないと思うけど…
なにしろ、
いちかばちかの超・アナログなやり方。
当時1歳になったくらいのりんりんを、白いソファに座らせ(背景を白くするため)、
「りんりーん、こっちこっちーー」とレンズ方向におもちゃを振ったりして、
一生けんめいカメラに向かせて何度も撮ったっけ。
←こんな感じで、大撮影会
東京都のパスポート案内には
「
首のすわらない乳児の場合には、白い布に寝かせて上から撮るか、
親が白い布をかぶって子供を抱いて撮ってください」とある。
なるほどね。じっとしてない幼児にも使えるかも…?
私たちはとにかく、大きさもどのくらいなのか分からないので、
被写体(=りんりん)に近づいたり離れたりして大きさを何パターンも撮った。
それでも、小さい子はすぐに飽きてしまう。
しばらくして泣き出してしまい、
ハイ、撮影終了。
当時、自宅にプリンターがなかったのでお店でプリントしてきたんだけど…
できあがって見ると、わ~~ 小さすぎて合わない!
なんとか規定に合うものをいくつか選ぶんだけど、
「こっちはかわいいけどサイズが微妙に…」「こっちはぴったりだけど、なんかピンボケ気味…?」
と、どれもイマイチ。
でも、たしか時間が迫っていて急がなければならない状態だったので、
何枚か候補を用意して、
「どれかは大丈夫やろ。ダメならパスポートセンターの写真屋さんで撮ってもらおう」
と行き当たりばったりで出かけた。
第1候補の写真を、最初の窓口(申請書類のチェックを受けるところ)でおそるおそる提出…
“
サイズは問題ないだろうけど、ちょっと首をかしげてしまった、しかもピントが甘い”写真。
「正面を向いてない」「ピンボケ」という項目に、もしかしたらひっかっかるかも…?
職員の方は、
じぃぃぃぃーーーっとその写真を見て、それから首をかしげる。
「ええと… これで通るか分かりませんが… 一応、書類回しますね。
もしかしたら、撮り直していただくかもしれませんが」
や、やはり… ビミョーなラインなんだ。
大丈夫かしら。ここは予備みたいな窓口で、実際に審査・判断をされるのは次の窓口。
チェックする人によって、写真がOKだったりハネられたりする…というのは聞いたことがある。
どうか“甘あま”の人に当たりますように…
ドキドキしながら待っていると、私たちの番に!
係の人は、ちょっと写真を見て一瞬、「うーーん」という表情をしたけど、
「ま、いっか」みたいな感じでOKを出してくれた。
ホッッ…
1週間後、りんりんのパスポートができあがったときはうれしかったなぁ。
私たちはこんな感じだったけど、今なら、写真編集ソフトも多少使えるようになったので、
いい写真をトリミングしたり調整して、自宅でプリントアウトして使うかな。
(パスポートサイズに調整できる写真ソフトもあると聞いたことがあるけど…)
あと、最近知ったのは、
ネットの現像屋さん。
データを送れば、背景も消してくれて、パスポートサイズに調整して、プリントしてくれるそう。
試したことがないので、仕上がりがどんな感じかは分からないけど…
それでふと思ったんだけど、パスポート写真って修正してもいいのかしら?
そしたら、シミやシワなんか消しちゃって、すんごくキレイにして出せるのになーー
10年後のパスポート更新の時には、もっと修正が必要になっているだろうから…
お役に立てたら…こちらをクリックしてってくださいね。