いっちゃんとアンパンマンと尾崎豊

定期的にそれなりに飽きも来るのか、今までしまじろうのアニメやトーマスが一番お気に入りだったいっちゃんも、最近は「アンパンマン」が大好きです。
「バイキン（マン）」「アンパン（マン）」「ドッキン（ドキンちゃん）」と言ってます。

それにしても、大人になって改めて子ども向けのアニメを見ていると、いろいろと考えることがあります。

妊婦のときには、つわりの時期にアンパンマンの映画版を見て、燃え尽くされそうになっている火の海に勇気の花を守るため（？）アンパンマンが「愛と勇気だけを友」として飛び込んで行くシーンでじんわり泣いてました。
（夫は、アンパンマンで泣くのは私ぐらいじゃないかと言ってますが・・・）

「アンパンマン」は大人のためにあると声役の戸田恵子さんが言ってましたが、やなせたかしさんの書く主題歌の歌詞にも考えさせられます。

♪なにがきみのしあわせ
　なにをしてよろこぶ
　わからないままおわる
　そんなのはいやだ・・・

この歌詞を聞いて夫は「尾崎豊みたいだなあ。」なんてものまねして歌いながら言ってます。
尾崎豊的かどうかはわからないけど、深いですね～

アンパンマンで泣いたことがあるわりに、今のところ、いつも決まったパターンで正義を貫くアンパンマンより、人情の部分で憎めないバイキンマンの動きの方がおもしろいです

いっちゃんも今のところはバイキンマンの方がおもしろいみたい。
なんてことはない話なんですが、尾崎豊と聞いておもしろかったんです。
「ドキンちゃんは文字通り小悪魔なんだな。」なんて言ってる夫のセリフもおかしかった