メディアのリストラ

古典は、百人一首と風姿花伝があれば、十分とさとった。
後は、図書館でよむ。

「歌心の基本は、花の色（小野小町の歌）です」

太宰も処分します。あれを見るたびに

「女にもらったラブレターで風呂をわかした男がいるそうです」（女の怨念で暖をとる）
「あらいやだ、それはあなたでしょう」
「ミルクをわかして飲んだことはあります」（母乳マニア。太宰先生最低だよ）
「あら、光栄ね、飲んでよ」（なんだ、この冷静な受け答えは）
こんなの読んでるから、下ネタしか書けないダメ人間になるんですよ。
処分しましょう。どうしても読みたいときは、青空文庫で読みますよ。

もう日本近代文学なんてものはですね
100円ショップの
種田山頭家
と
芥川龍之介
で十分。

ほあら、芥川先生は、恋愛小説より、
人間の本性を描いた、羅生門とか、鼻とか、色恋沙汰でないところで勝負している。
ここが、天才アーティストだよ。
愛だの恋だのなんていうのは、年中いろんなアーティストがわざいでることでさ、
飽和してるけど、そういうのがすきな、男女が無理やり循環させてるだけだしね。