今日(4/24)初めて南座の歌舞伎鑑賞教室(午後2時半の部)へ行ってきました。
南座へは午後1時半に着いたのですが、自由席だったので開演を待つ人たちの長い列。
南座の前を2往復して、そこから鴨川沿いへ出て、南座も通り越していました。
午後2時前に開場。
1.解説 南座と歌舞伎(14:30~15:20)
幕が開いて、10分ほど上村純弥さんの舞踊「越後獅子」がありました。
一本歯の下駄に履き替えて、さらしをはたはたはたはた…。
しんどいやろおなあ…と思った瞬間、昨年の顔見世の翫雀さんの「越後獅子」を思い出してしまいました。
あのだる~~~~~~っとした気分から一瞬にしてカラ元気が出たあの感じ。
省略版のようでしたが、楽しいですね、この踊り。
セリから純弥さんがひっこんでいかれたかと思うと、スッポンから解説の桂九雀さん登場。
「午前の部は良いお天気でとご挨拶したのに、お帰りのころはすごい雷で…」と笑いを誘っていました。
「越後獅子」の解説をされたあと、客席からお染の衣装を着ていただく方を選びたいと思いますということで
かぶりつきの女性の方が選ばれました。
ものすごくハキハキとした方で、ご自身でマイクを持ってお話されてました。
その方が着替えられている間に、歌舞伎に出てくる商売人を次々後見さんが演じられて、
九雀さんがおもしろおかしく解説されていました。
魚屋さん、飴屋さん、うどんやさん、お餅やさん。うどんの屋台では「時うどん」を演じられて面白かったです。
そして、先ほどのお染の衣装を着られた客席の方が花道から登場。
すごい度胸だなあと思います。
ものすごく重いんだそうです。裾を持ってる手が大変なんだとか。なるほどねぇ。
そのあと、セリや廻り舞台、スッポンの説明。
舞台からモクモクと煙がでてきて、舞台上の全てのセリが出たり入ったりしてました。
それはそれで楽しいですね。
そして今度は場内が真っ暗になって、九雀さんが長い髪のカツラをかぶって幽霊みたく登場したり。
最後はその後の「釣女」の解説。
あっという間の50分でした。
2.釣女(15:35~16:18)
身替座禅と同じくらい好きな松羽目物です。楽しいですよねえ。
大名某に片岡松次郎さん、上に片岡りき彌さん、太郎冠者に片岡亀蔵さん、醜女に上村吉弥さん、恵比寿三郎に上村吉太朗さん。
今回特別に恵比寿さまがでてくる件が付け加えられたそうです。
妻が欲しい大名某、太郎冠者と一緒に西宮の恵比寿神社へ。そこでまどろんでいると恵比寿様のお告げが。
釣竿で妻が釣れるという。大名は美女を釣あげるが、太郎冠者はものすごい顔の女性を釣り上げる。
松次郎さんの大名、すごくかっこよかったです。声もいいし、大名ぴったり。
亀蔵さんの太郎冠者はほんとに絶品ですね。
昨年の御園座の「身替座禅」での太郎冠者が良かったので、楽しみにしていました。
想像通り、やっぱり上手い。
大名と上の三々九度のところで、うらめしそぉ~に見る仕草が最高でした。
最高と言えば、吉太朗さんの恵比寿様。
スッポンから釣竿を持って登場して、「お嫁さんほしかったらこの釣竿で釣ったらええよ。」みたいな台詞(だったと思います)が、まず上手い!!!
そして、それを舞っていくのですが、またスゴイ
下半身はしっかりしてるし、腰もずっしりしているし、上半身ぶれてないし、手先はキレイし。
素人100%の私から見てもこりゃ上手いと思いました。
どこぞの未成年、声変わり完了御曹司より上手いと思いました。
子役さんってあんまり昔から注目しないほうなんですが、今回初めて釘付けになりました。
多分、今回のお客様みなさんそうだと思います。
将来が楽しみです。きっと人気者になるよ
待ちかねの醜女の吉弥さん、あんただれ?ってぐらいのおたふくメイク。
特に嫌がっている太郎冠者にまばたきをバシバシバシバシってするのがいちばん面白かったです。
幕が引かれたあと、拍手が鳴り止みません。
するとカーテンコールがありました。
吉太朗さんはすっかり着替え中で浴衣に羽二重姿でした。かわいいなあ。
楽日じゃないのに大サービスでしたね。
今回は松次郎さんと吉太朗さんが良かったなあ。
行ってみて良かったです。
南座へは午後1時半に着いたのですが、自由席だったので開演を待つ人たちの長い列。
南座の前を2往復して、そこから鴨川沿いへ出て、南座も通り越していました。
午後2時前に開場。
1.解説 南座と歌舞伎(14:30~15:20)
幕が開いて、10分ほど上村純弥さんの舞踊「越後獅子」がありました。
一本歯の下駄に履き替えて、さらしをはたはたはたはた…。
しんどいやろおなあ…と思った瞬間、昨年の顔見世の翫雀さんの「越後獅子」を思い出してしまいました。
あのだる~~~~~~っとした気分から一瞬にしてカラ元気が出たあの感じ。
省略版のようでしたが、楽しいですね、この踊り。
セリから純弥さんがひっこんでいかれたかと思うと、スッポンから解説の桂九雀さん登場。
「午前の部は良いお天気でとご挨拶したのに、お帰りのころはすごい雷で…」と笑いを誘っていました。
「越後獅子」の解説をされたあと、客席からお染の衣装を着ていただく方を選びたいと思いますということで
かぶりつきの女性の方が選ばれました。
ものすごくハキハキとした方で、ご自身でマイクを持ってお話されてました。
その方が着替えられている間に、歌舞伎に出てくる商売人を次々後見さんが演じられて、
九雀さんがおもしろおかしく解説されていました。
魚屋さん、飴屋さん、うどんやさん、お餅やさん。うどんの屋台では「時うどん」を演じられて面白かったです。
そして、先ほどのお染の衣装を着られた客席の方が花道から登場。
すごい度胸だなあと思います。
ものすごく重いんだそうです。裾を持ってる手が大変なんだとか。なるほどねぇ。
そのあと、セリや廻り舞台、スッポンの説明。
舞台からモクモクと煙がでてきて、舞台上の全てのセリが出たり入ったりしてました。
それはそれで楽しいですね。
そして今度は場内が真っ暗になって、九雀さんが長い髪のカツラをかぶって幽霊みたく登場したり。
最後はその後の「釣女」の解説。
あっという間の50分でした。
2.釣女(15:35~16:18)
身替座禅と同じくらい好きな松羽目物です。楽しいですよねえ。
大名某に片岡松次郎さん、上に片岡りき彌さん、太郎冠者に片岡亀蔵さん、醜女に上村吉弥さん、恵比寿三郎に上村吉太朗さん。
今回特別に恵比寿さまがでてくる件が付け加えられたそうです。
妻が欲しい大名某、太郎冠者と一緒に西宮の恵比寿神社へ。そこでまどろんでいると恵比寿様のお告げが。
釣竿で妻が釣れるという。大名は美女を釣あげるが、太郎冠者はものすごい顔の女性を釣り上げる。
松次郎さんの大名、すごくかっこよかったです。声もいいし、大名ぴったり。
亀蔵さんの太郎冠者はほんとに絶品ですね。
昨年の御園座の「身替座禅」での太郎冠者が良かったので、楽しみにしていました。
想像通り、やっぱり上手い。
大名と上の三々九度のところで、うらめしそぉ~に見る仕草が最高でした。
最高と言えば、吉太朗さんの恵比寿様。
スッポンから釣竿を持って登場して、「お嫁さんほしかったらこの釣竿で釣ったらええよ。」みたいな台詞(だったと思います)が、まず上手い!!!
そして、それを舞っていくのですが、またスゴイ
下半身はしっかりしてるし、腰もずっしりしているし、上半身ぶれてないし、手先はキレイし。
素人100%の私から見てもこりゃ上手いと思いました。
どこぞの未成年、声変わり完了御曹司より上手いと思いました。
子役さんってあんまり昔から注目しないほうなんですが、今回初めて釘付けになりました。
多分、今回のお客様みなさんそうだと思います。
将来が楽しみです。きっと人気者になるよ
待ちかねの醜女の吉弥さん、あんただれ?ってぐらいのおたふくメイク。
特に嫌がっている太郎冠者にまばたきをバシバシバシバシってするのがいちばん面白かったです。
幕が引かれたあと、拍手が鳴り止みません。
するとカーテンコールがありました。
吉太朗さんはすっかり着替え中で浴衣に羽二重姿でした。かわいいなあ。
楽日じゃないのに大サービスでしたね。
今回は松次郎さんと吉太朗さんが良かったなあ。
行ってみて良かったです。