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天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

弥次喜多道中 市川雷蔵

2013年01月13日 | 時代劇(テレビ・映画)
監督…斎藤寅次郎

市川雷蔵…弥次郎兵衛
林成年…喜多八
花菱アチャコ…藤川阿茶十郎
堺駿二…新之助
田端義夫…仙太郎
阿井美千子…おこん
小町瑠美子…おくみ
江島みどり…おきん
島倉千代子…千代
山茶花究…細野久庵

借金のツケがたまった弥次さん喜多さん。逃げる途中で喜多さんの声が出なくなった。
久庵先生なら治せると屋敷に向かうと京都でオランダ熱が流行しているため究理石をもって向かうところだった。その究理石は一万両の価値があると、命を狙う浪人たち。
久庵を追って浪人と弥次さん喜多さん、ひょんなことから道連れとなった道中師おこんを交えてのドタバタ喜劇。

始めの10分ほどは普通の時代劇かと思いきや(いや、長屋に穴を掘って逃げ出すところから変かも)、究理石の光線をのどに当てると治るとか、宿場につくと、島倉千代子さんや田端義夫さんがひたすら歌ってるし(若くてびっくり)、上方の岡っ引きのアチャコさんがひたすら絶好調にギャグをとばすわ、ならず者のことを「太陽族よ」とか、当時の流行語をちりばめた喜劇かと思いました。

私個人的には雷蔵さんと林成年さん、山茶花究さんと堺駿二さんの絡みがいちばん面白かったです。

こんな昔にハチャメチャな時代劇があったんですね。
多分当時では大爆笑っだんでしょうねえ。

当時の世相がわかるような興味深い時代劇でした。


角川映画 大映時代劇シリーズ 弥次喜多道中 FYK-159
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