平成うきよの覚え書き

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詐欺商売」金融

2012年08月20日 | 政治経済雑感
「米NY連銀、07年にLIBOR不正操作を認識していた可能性」
と題するロイターの記事

[10日 ロイター] 米ニューヨーク連銀が2007年8月ごろ、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)など世界の基準金利が操作されている事実を認識していた可能性があることが明らかになった。

ニューヨーク連銀はまた、2008年春に英バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)が調査を受けた後、英金融監督当局と金利システムの改革について協議していた。
米連邦準備理事会(FRB)や他の金融当局がLIBORの決定方法などに対する懸念に適切に対応していたかどうかが、今後問題視される可能性がある。

ニューヨーク連銀のスポークスマンは声明を発表し、「2007年末に金融危機が始まった後、われわれの市場監視活動を通じ、市場参加者から何千件もの電話や電子メールが寄せられ、LIBORに関してバークレイズに問題がある事例を示す報告を受け取った。2008年春には、ベアー・スターンズ破綻の後、そしてメディアで初めて問題が報道される直前に、LIBORの提示方法についてバークレイズに対してさらなる調査を行った。その後、われわれは情報を分析し、LIBORの改革について英国の関連当局と協議した」と明らかにした。
ニューヨーク連銀の声明は、英当局と連絡を取った正確な時期については触れていない。

<米議会が関心>
一方、米議会では、LIBORの不正操作問題をFRB当局者がどの程度認識していたかについて、関心が高まっている。
9日には、下院金融サービス委員会のランディ・ノイゲバウアー小委員長(共和党)がニューヨーク連銀に書簡を送り、ダドリー総裁に対して13日までに「2007年8月から2008年11月までのLIBOR決定に関するバークレイズとのやり取り」に関する記録を提出するよう求めた。

実はこの腐敗の中心的存在であったに違いない各国中央銀行の廃止と歴代総裁の逮捕はどうしても必要だろう。歴史を振り返れば私営私有の中央銀行制度ができるまで世界は大恐慌と無縁だったのだ。有権者の影響力から見事に「独立」を果たした中央銀行にミッションステートメントというものがあるならそれは、

「各国財務当局から収奪した金融市場操作能力のすべてを駆使してバブル経済を発生させ、(「窓口指導」その他市中銀行への恐喝手段を総動員して)無理矢理極大化させ、最後は(総量規制その他の力業を無慈悲に使って)で盛大に破裂させて、その各過程でオーナーである国際金融資本にぼろ儲けさせ、貧者から富者への富の逆再配分を促進すること。」

となっているはずだ。
 この記事に対する阿修羅の反応は以下。

02. 2012年7月12日 15:34:57 : fajKATDcpM
N.W.Oカイダ

03. 2012年7月12日 23:13:59 : J4YfFlQzPI
言ってることが正しいかどうかよりも、
いい大人なんだからもう少し誠実に文章を書けないものかね。
読むに耐えないよ。

04. 2012年7月13日 02:46:19 : Gj9ofgoANm
欧州のマスコミは暫く前からこのニュースを連日大々的に報道しています。
NHKはどうしたのでしょう?
LIBORを知らない筈はないけれど。

資本主義社会は、もともとペテン、詐欺で成り立ってきたのだから、いまさらこうした一つ二つの問題を取り上げてみたところで、格別驚くことはありませんです。

転載以上
 このニュースが発信されて既に1ヶ月以上経過した現在までこの問題が、我が国マスコミに大々的に登場することは無かった。2週間ほど前であろうか、このことに関連したニュースと思われることをNHKがちょこっと流した。
 J-CAST NEWSはこの問題について以下のような見出しの記事を掲載した。
国際基準金利LIBORの不正操作 日本の銀行の関与も取沙汰される
2012/8/14 11:08

 感想
 こんなことは当たり前のことと心得るべし。金融とは詐欺の別名であると認識すべし。こういった真実を知らない真面目な金融漫画(笑える誤変換){正しくは「マンが」}多いということは、喜劇であり、悲劇であろう。知っていても生活のために日々の業務に係わってている方も多いかもしれない。
 根本はやはりカネ、ゼニを悪用し始めた悪党集団の犯罪的体質による。

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