平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

うららかな日

2008年03月08日 | Weblog
年初から友人知人の訃報が相次いでいる。60代半ば、そのような年であろうか。つれずれ草で兼好さんは述べている。長生きすれば恥多く、40くらいで死ぬのが良い。40過ぎれば自分の容貌の醜さにも気付かず子供や孫のことばかり考えてただただ卑しくなってゆく。
富にして長寿の人かはなり多いが貧にして長寿は稀である。私の思い出に残る人は早世の人が圧倒的に多い。高齢社会は問題多し。如何に健康に早世できるかを研究することが目下の喫緊の課題であろう。須藤一秀氏の著書「自死という生き方」があるらしい。未読であるがそのうち読んでみたい本である。
うららかな春の日。ただ春の日を浴びながら生死を考える。
「願わくば 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃」
青空の下、桜の梢も心なしか色ずいている。 

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