平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

民主党への疑念のいくつか

2009年11月12日 | Weblog
時事ドットコムから転載
社民と国民新、仕分け人に入れず不満=亀井氏、外国人メンバー問題視
 政府の行政刷新会議の事業仕分け人が民主党議員と民間人に限定されていることについて、社民、国民新の両党内から11日、不満が噴出した。平野博文官房長官らは両党議員をメンバーに追加する方向で検討に入ったが、同日スタートしたばかりの無駄を削る仕分け作業は、出足からつまずいた格好だ。
 社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)は11日午後の記者会見で「社

民党議員を仕分け人に入れるよう官房長官に要請したい」と表明。国民新党の亀井静香代表(金融・郵政改革担当相)も記者会見で「3党連立と言いながら国民新党や社民党の議員が入っていない」と不満を示した。亀井氏はさらに、モルガン・スタンレー証券のロバート・フェルドマン経済調査部長が仕分け作業に当たっていることを問題視。「事業仕分けは権力の行使そのもの。外国人を入れるのはおかしい」と、メンバーを人選した仙谷由人行政刷新相らを批判した。 
 会見に先立つ同日昼、亀井氏は平野長官に電話で、人選見直しを要求。これを受け、平野長官は仙谷氏と首相官邸で会い、電話の内容を伝え、検討を求めた。
 この後、平野長官は午後の記者会見で、「メンバーの固定は考えていないと思う。補強はあって全く問題ない」と述べ、社民、国民新両党議員を加える可能性を示唆した。(2009/11/11-18:55)
 感想
 事業の必要性を議論する仕分け作業の公開は誠に素晴らしい事だ。しかしながら民間から選任された人物を見ると首を傾げざるを得ない。外国証券会社に関係する人物を選任するなどもってのほかだ。亀井大臣の発言は正当である。またかって小泉政権時代に重用された人物なども含まれているとのことだ。仙石行政刷新大臣の思考は政権交代を果たした閣僚としての資質に疑問有り。又国民新党、社民党からも委員を選ぶべきであろう。

 又いささか旧聞に属するがこんな事も有った。以下時事通信から
橋下大阪府知事ら14人=「地域主権改革」の顧問発令-総務相(時事通信)
 原口一博総務相は30日、橋下徹大阪府知事や河村たかし名古屋市長ら13人の自治体首長と中田宏前横浜市長を「地域主権改革」担当の総務省顧問(非常勤)に充てる人事を発令した。顧問には郵政民営化の見直しなどについて助言する9人を発令済みで、これで計23人となった。
 顧問に就く他の首長は以下の通り。
 上田清司埼玉県知事▽嘉田由紀子滋賀県知事▽釘宮磐大分市長▽達増拓也岩手県知事▽露木順一神奈川県開成町長▽寺島光一郎北海道乙部町長▽中村時広松山市長▽古川康佐賀県知事▽松沢成文神奈川県知事▽山田宏東京都杉並区長▽山本文男福岡県添田町長

 感想
 原口総務省は、中田前横浜市長に対する世評を正しく認識していないようだ。これほど悪評高い人物を総務省の顧問に迎えるとは呆れ返った。民主党は全く基本的考えが無くその場その場の思いつきで動いているようだ。党内調整は大丈夫か。(多少は目を瞑るが)

 平野官房長官の機密費についての発言について
 平野官房長官の官房機密費をめぐる発言にはおどろいた。官房機密費は「従来どうり公開しない」と明言したということだ。これでは政権交代した意味が大きく損なわれると多くの人が思うだろう。木で鼻をくくったような言葉と小人物とお見受けする表情は間違いなく国民の信を失うであろう。これでは過去に自民党政権と癒着していた労働貴族と勘ぐられても仕方有るまい。「十分に検討し、公開する方向で考える」と言うのが新政権の基本的立場ではなかろうか。どうしても公開できない事があれば国民にある程度の想像を巡らす材料を与えるべきだろう。
 又公開により自ら血を浴びる事が有っても、その損失は「公開しない」と断言した損失よりも、民主党にとってはるかに小さいと思う。

 尤も「機密費」この存在そのものが国民の疑心暗鬼をかき立てるものでは有る。




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