東京映画日記

映画の鑑賞記録、映画情報へのコメント、個人の日記なんか書いてきます。毎日更新できるといいなぁ。

コンスタンティン

2005-05-06 01:24:41 | 映画
久しぶりのキアヌ・リーブス主演の大作である。
今回は仮想世界ではなく天国と地獄の間にある人間界の物語。
キアヌは人間界にでてくる悪魔を地獄へ送り返す悪魔払い。
エクソシストの雰囲気とCGふんだんのアクションで「マトリックス」と同じようにヒットさせることができるのか?

最近キアヌ・リーブスはスリムだなとつくづく思う。マトリックスがはじまるまで
キアヌ・リーブスはやせたり太ったりの繰り返しだった。
「チェーン・リアクション」のときと比べると全然違う・・。
キアヌもやっとおちついたのかなぁ?
ヒロイン役はレイチェル・ワイズ。2,3年前にヒットした「ハムナプトラ」に出演していた。あれもCG満載の映画だったのでまたかぶるなあと・・。

ストーリーは、昔から霊感が強く、悪魔を見分ける能力に持つジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は、人間界に潜む悪魔を地獄へ送り返し続けていた。しかし、コンスタンティンの体は昔からの1日30本というタバコによって蝕まれ、肺ガンを煩っていた。そんな中、ある悪魔の復活とともに天国と地獄の均衡が崩れようとしていた・・。コンスタンティンは悪魔の復活を阻止し、世界の均衡と保つことができるのだろうか・・?

天国と地獄。誰もが一度はどんなところなのか?と考えることだろう。
この作品では地獄の風景がCGふんだんで描かれている。水もなく、荒廃したところに突風がふいている。この世界観は絶望しかないという雰囲気で見事。
アクションもスピード感とゲームのような破壊だらけのシーンは見ごたえは十分。
しかし、悪魔祓いはエクソシスト、銃の乱射シーンはバイオハザード、虫の大群が動くところはハムナプトラのパクリじゃんと言いたくなってしまう。しょうがないといえばしょうがないのだが・・。
それになぜかキアヌのタバコのすい方がぎこちないと思ってしまうのはなぜ?
我々日本人にとって天使と悪魔というのものはなかなか把握しにくいものである。
なかなか大ヒットとまではいかなさそうだ。
しかし、このキャラはなかなかキアヌ・リーブスははまっている。マトリックスのときのようないかにもうそくさいカンフーもないし。終わり方も続編作ること想定してるなーと思えるような形だった。
エクソシストが好き、もしくはド派手なCGアクションが見たい方にはお薦めです。

★★☆

コンスタンティン(2005年:アメリカ:CONSTANTINE)
監督:フランシス・ローレンス
出演:キアヌ・リーブス
   レイチェル・ワイズ
   シア・ラブーフ
   ティルダ・スウィントン
   ブルイット・テイラー・ビンス
   ジャイモン・フンスー
   ギャビン・ロズデイル
配給:ワーナー・ブラザース映画

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2 コメント

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TBありがとうございました (おやじ)
2005-05-06 08:17:14
はじめまして。

>悪魔祓いはエクソシスト、銃の乱射シーンはバイオハザード、虫の大群が動くところはハムナプトラ

ついでに、エイリアン(笑)とツッコミどころ満載でしたね。

それでも、私は出演者達のキャラが良くてかなり楽しめました。

たしかに続編ありそうなラストでしたけど、

健康になってしまったコンスタンティンはちょっとねぇ。

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同感! (bright_moon)
2005-05-06 10:40:11
キアヌは絵的にはぴったりはまってるけど、それならもっと他を斬新にして欲しかった~

そして私もタバコの吸い方、気になってました(笑

「あー、実はタバコを吸わない人なのかなー」と・・

続編が作られるのであれば、それに期待ですね!
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