東京映画日記

映画の鑑賞記録、映画情報へのコメント、個人の日記なんか書いてきます。毎日更新できるといいなぁ。

アンナ・マデリーナ

2008-01-15 00:58:00 | DVD
今年一発目はかなり昔の作品ですが
金城武主演の映画「アンナ・マデリーナ」です。
DVDもトールケースのものではなくCDと同じようなケースのものしかありません。
どこも再販していないようで・・。

ストーリーはというと、主人公であるガーフ(金城武)はピアノの調律師。常にピアノの音を調べ、調律だけをやっていた。ある日、ある家のピアノの調律を頼まれ、家を訪ねるが、そこには別れ間際の二人のカップルが言い争いをしていた。そのカップルの男は自称小説家のモッヤン(アーロン・クォック)。女を作り、転がり込み、小説も書かずに競馬ばかりしているどうしようもない男。帰りにいっしょのバスになった二人は少し仲良くなり、モッヤンはガーフのアパートに転がり込んでしまう。それからしばらく経ち、ガーフの部屋の真上の部屋に美しい女性マンイー(ケリー・チャン)が越してくる。かなり性格がきついのだが、ガーフはそんな彼女にひとめぼれしてしまうが・・・。

簡単にいうと男二人と女一人の三角関係のラブ・ストーリー。でもこの作品は少し違っていて途中からガーフが書いた小説の話になっていく、その小説の男と女の恋物語、その小説をよむ編集者の上司と編集者との恋物語とオムニバス形式のラブ・ストーリーとなっている。ストーリーは単純だし、映像もすごくこっているとか音楽がいいとかいうわけでもない。でもただ、このなんでもない人たちの恋愛が描かれる、それだけの映画。長らくラブ・ストーリーは見ていなかったが、いい映画だなと少しでも思えた。ちょっと恋愛ってものがいいなって思えるほどに。特に恋愛から遠ざかってる人には癒しかもしれません。

でも、この映画の金塩武のキス・シーンはひどいです。ほんと。
へたすぎ。ファースト・キスですか?とつっこみたいぐらい。

それにしても製作がゴールデン・ハーベストだったのは驚き。ジャッキー・チェンの映画しか作ってないと思ってた・・。

これを貸してくださった会社の先輩は出産のため、年末、みんなに惜しまれながら退社されました。いろいろ教えてもらったり、元気をわけてもらったり、本当にお世話になった方です。
この場を借りてお礼を言わせていただきます。ありがとうございました。
これから子育てがんばってください!

また、次からは私情はさまずに書いていきます!

★★★★