高崎市美術館にやって来ました。
高崎駅から歩いて5分くらいです。
今日はテシマ設計の手島さんの高校の同窓生の建物探訪ツアーに参加させて貰いました。
今年の春に続いて2回目の参加ですが、ツアーはすでに10回目だそうです。
高崎哲学堂 (旧井上房一郎邸)です。
レーモンドの了解の下に、井上房一郎が瓜二つの邸宅を高崎に建築して居住した建物です。
美術館に入館することで、見学をすることが出来ます。
廊下からリビングを見たところです。
白い建具は和紙両面貼りの障子で、廊下と仕切ることが出来るようになっていますが、開放することでとても気持ちよい空間になっています。
椅子に座ってまったり。
丸太の梁や柱がとても優しい印象です。
庭に向けたテラス窓と障子がとても落ち着きます。
部屋の上を突き抜けるダクトは最初からのものだそうですが、ちょっと違和感を感じましたが、レーモンドらしい空間はとても気持ちよいものでした。
高崎哲学堂はこちら
http://www.geocities.jp/gl_takasaki/Kenchiku/GLT-Takasaki-Tetsugakudo.html
バスで少林山達磨寺に やって来ました。
市内循環バスに乗ったのですが、市内と言うのは気が引ける程離れた場所です。
ここにブルーノタウトが2年3ヶ月住んだ「洗心亭」があります。
山門をくぐるといきなり階段です。
暑さの中厳しい修行の場となりました。
達磨を買って帰る人が降りてきました。
「洗心亭」です。
思ったよりコンパクトです。
中に入れないのがちょっと残念です。
小さなながらも眺望がよく、気持ちよく過ごすことが出来そうです。
中を見るのはこんな感じで見ることが出来ます。
意外と軒の出が少ない屋根です。
せっかくなので、本堂にあたる霊符堂でお参りをしました。
納められた達磨が所狭しと置いてありました。
隣には達磨堂があり、古今東西各種各様の達磨が展示されています。
瑞雲閣の中にはブルーノ・タウト展示室があります。
デスマスクや自筆の色紙・短冊・画帳、著作や工芸品など貴重な遺品を展示しています。
また往時の写真も数多く収蔵してありました。
事前によく調べてくれた小林さんに感謝です。
今度は高崎市役所の21階展望室です。
天気がいいので、とても気持ちいい。
目的はここからの写真です。
「群馬音楽センター」を上から見ることが出来ます。
蛙を踏んづけたような形です。
遠く向こうには赤城山や榛名山を見ることが出来ます。
防水をし直したのでようか、屋根だけが真っ白です。
正面から建物を見ると、先ほど上から見た感じと違います。
大きな折板のような構造の屋根は中からだとわかりません。
エントランスの階段は浮いている。
杉板の型枠でよく作ったものです。
今は安全のためでしょうか穴にアクリル板が入っています。
今まで事故があったのでしょうか?
エントランス正面にはアントニン・レーモンドギャラリーがあります。
当時の工事の写真やレーモンドに集まった著名な建築家の皆さんの若き日の写真を見ることが出来ます。
ホールの写真です。
折板のような構造体が大きな空間を作っています。
形を強調するように照明が埋め込まれ、とても気持ちがいい空間です。
舞台と座席が近い。
そでの席はなんと舞台が延びた所に席があります。
群馬音楽センターでの意識された部分としては、
①「無駄を省くこと」
②「座席と舞台の一体化」
③「環境に合わせる」
正に言葉通りの建物になっています。
上がりはこれです。
大宮でちょっと一杯(のはずはありませんね)。
一日濃厚な時間を過ごすことが出来ました。
土壇場での欠席者がありちょっと少人数になりましたが、とても素敵な一日になりました。
手島さん、菊入さん、小林さん、武田さん、ありがとうございます!
「幸手市の国の登録有形文化財 岸本家住宅主屋」 の定点観測はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/ikeikecchi2/folder/388414.html
Your Happy My Happy !
どんな人生を歩んできたのか?
どんなライフスタイルをしているのか?
そう言うことが住まいに反映されると思います。
素材感を大切にした木の家(木造住宅)をつくることの歓びを体感したい。
そんな気持ちを形にする応援をしたい。
ハウスメーカーの家や大工さんがつくった家とも違う、設計事務所らしいアトリエ系工務店を目指しています。
自然然素材でつくる木の家
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