その一、その二の続き
『トルコ狂乱』とは無関係だが、『美しきオスマン姫君の逃避行』(2011年09月14日)というブログ記事に見るエピソードは興味深い。青年トルコ人革命指導者で、第一次世界大戦時にドイツ側に立ち参戦したエンヴェル・パシャは、メフメト6世の姪ナジエ内親王と結婚していた。敗戦後、夫は帝都イスタンブルを脱出したが、ナジエは子供と共に館に残される。その館に兵士を引き連れ、フランス陸軍司令官のフランシェ・デスペレイ将軍がやって来る。エンヴェル邸を自分の宿舎にするためであった。そしてエンヴェルの妻子には、「24時間以内に家を出て行くように」と命じた。
この時ナジエは2人目の子供を妊娠しており、しかも病に罹っていた。僅か1歳の娘も両肺を病み臥せっていたという。にも拘らず、占領軍は医者を呼ぶことを禁じたうえ、執事や義理の父たちをも追い出し、逮捕してしまったそうだ。管理人氏は「おバカ将軍」「虚栄心まるだしのとんだ田舎者」等、ユーモア混じりの表現を使っているが、騎士道精神の欠片もない振舞いである。スケールは劣るものの、オスマン帝国第9代皇帝セリム1世の綽名「冷酷者(ヤヴズ、Yavuz)」が相応しいだろう。『トルコ狂乱』での欧州人を非難する台詞そのままだった。
「奴らは身内に対してだけ文明的で、その他の国の人間には野蛮なんだ」「そうですとも。“白い人食い人種”ですよ、奴らは」(143頁)
“人食い人種”のほうがまだ人道を重んじているのでは?と思うのは私だけか。現代でもおフランスには人権とファッション、料理の国と憧憬を抱く日本人が多いが、非キリスト教圏で平然と野蛮に振る舞っていた気質は修まったのやら。フランスは欧州でのアルメニア人虐殺問題の急先鋒の国でもある。トルコ共和国も報復と言わんばかりに、アルジェリア戦争での虐殺は百万人に上ると主張したこともあった。
『トルコ狂乱』エピローグで、著者は共和国がオスマン帝国から遺産として引き継いだものをこう列記している。
―1,300万人の人口、原始的な農業、無に近い産業、鉱山の大部分、港、当時敷設した鉄道は外資系企業が運営していた。中学校と高校あわせて153校、大学は1校のみ存在した。国民の7%しか読み書きができず、女性に至っては識字率1%ですらない。中学校では543人、高校では僅か230人の女学生がいた。
国家経済の観点からは半植民地同然で、1人当たりの年間国民所得は4リラ、1人当たりの平均公共支出は50クルシュである。あらゆる分野で基礎が不十分であった。学術研究や思想的な面から見ても無に等しい水準であり、学問のなんたるかを解さぬ、古典至上主義で不十分な神学校だけに任されていた…
これが事実ならば、19世紀末の日本よりも後進的だった。著者が「概してトルコは全般的に多くの分野で、中世と変わらぬ暮らしぶりであった」と断定したのも無理はない。三大陸に君臨した大帝国の遺産としては言葉もない。この時点でトルコ女性が将来男性と同じく医師や技術者、弁護士、市長、議員、大臣といった役職に就くことは想像するのも難しかった。
アタテュルクが没した時(1938年11月10日)、トルコは国内に鋼鉄産業、国防産業を興したお蔭で、飛行機や潜水艦を自前で調達出来るまでになっていたそうだ。港や鉄道は国有化され、3千㎞もの新たな鉄道が敷設された。
現代でもムスタファ・ケマルに対する敬意を失わせ、国民闘争を過小評価したがる輩は確実にいるし、日本にもその協力者若しくは心情的支援者らしき者がいる。やれクルド人を弾圧した、アルメニア人虐殺に対する責任を巧みに逃れた等の意見はネットでも見かけた。クリスチャン又は教会の催しに参加するキリスト教シンパなら、その類の主張も当然だろう。米国以外に中露のムスリム弾圧を批判する人なら良識派と言えるが、少なくとも私は米軍の中東侵攻を非難する者で、中露のそれにも言及した人を見たことがない。
一部始終がでたらめの誹謗中傷に満ち、誤解を与えるような形で歪曲した無神経な記事や書類が出版されているのは日本も同じなのだ。若者たちの耳にこの手の嘘と中傷を囁き、歪曲した話を真実であると信じ込むように仕向けられ続けている。さらにトルコより始末が悪いのは、国内のメディアにその類が蔓延っている。日本をこき下ろし、過小評価し、否定することに熱中するのは異民族とは限らない。
◆関連記事:「オスマン帝国末期の中東」
「「独立国」トルコの実態」
「アルメニア人虐殺事件」
「クルド問題-複雑化の背景」
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四国勢の野球王国ぶりは野球に疎い私でも聞いています。高知や徳島が強豪というイメージがあったのですが、愛媛が甲子園で優勝10とはダントツですね。宮城は仙台育英と東北高校が交互に出る状態が続いていますが、両校ともに全国から選手を集めています。そうでもなければ出られないし、ヒール役と見る地元民はいません。
かつて大リーグで活躍した“大魔神”こと佐々木主浩は仙台っ子ですが、彼がいた頃の東北高校でもベスト8どまりです。
リンク先のランキングを見たら、意外にも宮城県は真ん中だったのですね。そして甲子園、選抜、全国高等学校野球選手権…優勝0は東北だけではなかった。石川や新潟、富山、福井も0なのは納得ですが、滋賀や宮崎、山梨もゼロだった!かつて東北が優秀出来ない言い訳に、天候が挙げられていましたが、北海道の優勝でこの説は崩れました。
こうなると、地元の意気込みも大きいのでしょうね。「悲願の優勝を」とよく言われますが、本当は優勝できるとは思っていないのが東北人です。どうせ負けるなら、滞在費が節約できるので第一試合で負けた方がよい、とまで言う地元民までいます。
ちなみに地元の四国勢は野球王国で通算勝率で高知が2位(優勝5)、愛媛が3位(優勝10)、徳島が7位(優勝6)、香川が17位(優勝5)なのですが、古豪が多くて最近はちょっと落ち気味です。
http://www.fanxfan.jp/bb/ranking4.html
高知では、全国から選手を集めた明徳義塾がヒール役で、これに地元の公立校(高知商、伊野商)や私立校(高知、土佐)が挑むという構図が30年ほど続いています。
最高に面白かったのは昭和60年で、明徳、高知商、伊野商に超高校級投手がおり、春は明徳の不祥事辞退を受けて伊野商が出場、桑田・清原擁するPL学園に完勝して初出場で優勝、夏は高知商が伊野商を倒して出場するも優勝したPL学園にベスト8で負けたという年でした。(同時期には徳島の池田も強く、四国大会も異常なハイレベルでした。)
とまあ、野球部ではなかった私まで語ってしまうことが、高知や四国が野球王国である一因なのでしょうね。
「あの男」、またも首を突っ込んできましたか。「だらしない。独立性を自ら放棄したようなもの。判断に自信があるなら…」の箇所など、自分自身でしょ!煽られて失言の後、結局は弁明と謝罪…のパターンかも。
今年も甲子園で東北勢はダメでしたね。東北勢は春夏を通じ、甲子園で過去に優勝経験がありません。優勝旗は「白河の関」を越えたことがないと言われますが、北海道は優勝旗を見事獲得しています。なぜ東北勢は優勝できないのか?という疑問に答えたサイトがあります。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1169369806
ベストアンサーの回答には成る程…と思いました。
「高校野球が強いことへの矜持、誇りが地元にあることが、強さを発揮するためには必要なこともある」「そういうのが、東北地方にはどの程度あるのか」「がめつさ、強欲さが足りないですね」
やはり地元の野球熱が低いのは否めません。週刊Spa!の勝谷誠彦のコラムは未見ですが、こうなると東北自身の問題かもしれない。あと高野連ですが、私はてっきり「コーライヤジュウレンメイ」かと思っておりました(笑)。
ついに「あの男」が参戦したようで、事態は類焼とどまるところを知らずになってきました↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130827-00000562-san-pol
もう一点、分野ちがいですが、広義の「教育」という点でこれも腹立たしい↓
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/hs/news/20130821-OHT1T00118.htm
今日(おっと、すでに昨日だ)発売の週刊Spa!巻頭「ニュースバカ一代」で勝谷誠彦が批判してますが、私も「俄か東北人」として、準決勝で山形日大と花巻東が共倒れになって悔しい思いをしていたところにコレだったので、憤懣やるかたない気分です。
吉田茂に倣って、こういうギャグをぶちかましてやりたい
「高野連ってなんの略称でしたっけ?」
「ご存じなかったんですか、高校野球連盟ですよ」
「そうでしたか、いや、私はてっきり「コーライヤバンジンレンメイ」かと思っておりました」
我が家では朝日も産経も購読したことがありませんが、河北新報も酷いものです。こちらは創価学会の全面広告が載ることもありますから。
「はだしのゲン」読者の話から推測すると、一部はよくても二部は問題ありのようですね。「現代ビジネス」サイトにあるように二部で市民を銃剣術の的にしたり、妊婦の腹を切りさき中の赤ん坊をひっぱり出したりする日本兵が登場するならば、絶対に子供には見せるべき内容ではありません。
>>核を落されないようにこちらも核武装すべし」というのが論理的な反応であり世界の常識ですからね。
正にその通り!だからパキスタンは意地になって核武装したし、そのためイスラム圏で敬意の目で見られることになりました。先日の「日本の恥さらし協会」ラジオ第一放送では、インドの軍拡を懸念する解説者が出ていました。
中国は護衛艦「いずも」にさえヒステリックな反応をしましたね。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1770477.html
中国は何時か日本も核武装し、新型の固体ロケットでもICBMへの転用をすると見ているかもしれません。そして毎度「アジア諸国への脅威」キャンペーンをするでしょう。それに味方する欧米人やユダヤ人もいますから。私が今原爆とホロコーストドラマを絡めた記事を書いているのも、プロパガンダであることを知ったからです。
先のコメントで書いたとおり、私はこの漫画は未見です。しかし何かの本で内容の一部が紹介されており、ガラスが刺さったままで溶けた皮膚が垂れた状態で歩きまわる被災者の絵は見たことがあります。これだけでも悲惨ですが、実際はさらに惨かったはず。
構内の図書室に原爆写真集が置いてあり、学生時代に見たことがあります。殆どがモノクロでしたが、あまりの惨さに言葉もありませんでした。大変不謹慎な表現ですが、顔が“お岩さん”状態になった少女の写真も載っていました。顔の半分が崩れているお岩さんよりも、かろうじて片目の部分だけが無事だった広島の少女の方が悲惨でしたね。
私はまだ広島にも行ったことがないし、原爆資料館も見ていません。しかし、資料館を見学した家族や友人の話では言葉を失うと口を揃えて言っています。かなり昔のNHK特集だったと思いますが、原爆資料館の展示物を紹介していたことがあり、それだけでも悲惨としか言いようがなかった。
実は未だに私は「はだしのゲン」を見ていないのです。だからリンク先の「痛いニュース」の↓の憶測どおりではないか…と感じました。
183 :名無しさん@13周年:2013/08/16(金) 15:07:15.14 ID:OoUF3acc0
朝鮮人の狼藉ぶりとか普通に描いてるからね、そんなところが特定勢力のかんにさわったんだろう。
184 :名無しさん@13周年:2013/08/16(金) 15:07:39.01 ID:kLLpleS40
6等国がどうとか言ってたシーン?
そして「現代ビジネス」に載っている日本兵の残虐行為の場面は、既に何かの人気ブログで紹介されて見ていたので、「はだしのゲン」ってこんな漫画だったのか…と失望させられました。
「銃剣術の的にしたり」「妊婦の腹を切りさいて中の赤ん坊をひっぱり出したり」「女性の性器の中に一升ビンがどれだけ入るかたたきこんで骨盤をくだいて殺したり」等、モロに中共のやり方ですね。白戸三平の劇画『赤目』でも、妊婦の腹を切りさいて中の赤ん坊は男か女か調べる領主が登場します。前に『赤目』を記事にしたら、作者擁護の横槍を入れてきた者がいました。
http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/b40a22b07816d20a48a7633cd258970f
「はだしのゲン」が二部もあり、しかも掲載誌がそれぞれ異なっていたことも知りませんでした。こうなると貴方の推測が正しいように思えます。「日本の恥さらし協会」が殊更強調して報道しているなど特に。誤った歴史認識を子供に植え付ける目的と見られて当たり前でしょう。
http://cookingfoil.blog106.fc2.com/blog-entry-224.html
(なお、産経新聞は、規模の小ささからくると思われる品質の低さ(事実誤認の多さ)、右の朝日新聞と言われる煽り体質、統一協会との繋がりなどからあまり信用していません。)
今回の件は、もう少し漫画のレイティング問題(二部は成人誌)に絞るべきでしたね。アメリカは厳し過ぎるが日本は野放しすぎるので。
ただ、プロパガンダはプロパガンダであることがバレると逆コースになります。(韓流→嫌韓が良い例でしょう。)
中国が核で恫喝する情勢において、いまさら原爆の悲惨さをネタに非核を訴えても逆効果でしょう。「核を落されないようにこちらも核武装すべし」というのが論理的な反応であり世界の常識ですからね。
そういえば、今日はイプシロンロケットの打ち上げですね。低コストでPC管制による短時間での打ち上げが可能な新型の固体ロケットです。ICBM への転用なんかしませんよ(^^)。
僕は、この漫画は全て読んだと思いますが。絵面が好きでなかったのと、ガラスが刺さったままで溶けた皮膚が垂れた状態で歩きまわる被災者の描写が気持ち悪くて、どちらかというと嫌いな漫画でした。
そういえば「朴」さんという登場人物がいて、随分持ち上げて書かれていたように思います。
しかし政治的な思惑が盛り込まれていたとは意外でした。僕も、別に閉架するほどのことではないだろう、と感じていたのですが、真意を教えて頂いて怒り心頭です。この漫画は日本の恥。青少年の健康な思想形成を蝕む毒です。
ブログ主を始め、こちらの読者の皆さんは既にウラのウラまでご存じかもしれませんが、私だけでなくこちらのユーザーも騙されかけているようなので↓
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1771296.html
ウラのウラは結局こういうことだったのですよ↓
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36798
>第1部は商業漫画誌「少年ジャンプ」に掲載された。しかし第2部は、掲載時期はそれぞれ異なるが、左派系オピニオン雑誌「市民」、日本共産党機関誌「文化評論」、日教組機関紙「教育評論」にわたっている。要するに、第1部は子供も読む漫画誌の連載だが、第2部は一部政党色の強い大人だけが読む機関誌が舞台だったのだ。
問題は「はだしのゲン」のタイトルで、まったく異なる媒体(少年ジャンプと左派政党や労働組合機関紙はまるで違うもののはず。少なくとものらくろの認識では「まったく別物」)に掲載された2つのグループの「単行本のまとまり」をさも一つ(しかも少年ジャンプに掲載された)のものと読者や視聴者に御認識させて、松江市教委などを吊るし上げる方向へと世論誘導を図ったということです。
「日本の恥さらし協会」などはわざわざ、「『はだしのゲン』は……」と今日あたりになってもいちいち断りをいれるほど偏向誘導にご執心ですし、YAHOO!に記事提供の毎日新聞も(この新聞の性格からして当然かもしれませんが)同様です。
私は少年ジャンプ連載中に愛読していたひとりですから、最初この報道に接したときは、「痛いニュース」の反応とほぼ同じだったのですが、それは「少年ジャンプ」に掲載のものが全てだからと認識したため。まさか世間に「知られていない」(と言い切っていいでしょう。日本狂産党や日狂組の機関紙に連載だったのですから)媒体に掲載されたものをひとまとめにしていたなんて想像もしなかった。まさに「毒ギョーザ」と同じ。毒ギョーザについてはパッケージの中に1・2個の毒ギョーザであってもパッケージごと捨てるのですから、松江市教委の判断は大筋で間違っていない。
ブログ主を始めこちらの読者のみなさんのご意見希望します。
うちのご先祖様は軍属(満鉄職員)だったので満州で終戦を迎えて、苦労して引き上げてきたのだそうです。
2ちゃんの宗教板でそんな話をしますと、嘘を言っていると思われたのか、先祖が満鉄職員だっというのが自慢だと取られたのか、随分酷く叩かれたことがありました。変なの、ってな感じでした(笑。
そういうことがあってかなかってか、我が家では赤色禁止です。トマトはなるべく青いのを買ってきて食べます(笑。
ハングル自由自在なら、「朝日新聞は旭日旗を社旗にして、右傾化してるニダ」とかいって、「姦国」人をけしかけてやったらいかがでしょうか。「赤報隊」みたいなテロでも起きれば、在日も含めて「警戒対象」となること請け合いですからね。
それにしても、今日で夏休みも終了(明日からは普通の土日)。「あれもやりたい、これもやりたい」と始まる前は思っていたのに、イザその時を迎えたら、当初考えていたことの半分のできなかった……。
大体、韓国で旭日旗を問題視始めたのは数年前で、日本のサヨクにとっても旭日旗は日章旗より政治的にどーでもいい旗だっただけですね。
国旗に準ずる軍旗で日本が譲歩することは100%無いので、韓国のやっているのは無理筋です。そろそろサヨク(とその背後の中国)も韓国を無能な見方扱いしそうです。
そして「外国の兵隊さん」には今も戦時状態であり、実質的な“進駐軍”ではないでしょうか。大英帝国時代のインド駐留英軍と同じで、こちらも婦女への凌辱を起こしつつ、「平和維持活動」をしていると自負していましたから。
以前、ペルーの小説『パンタレオン大尉と女たち』を読んだことがあります。1950年代後半のペルーの物語で、アマゾン奥地の辺境駐屯兵士たちによる民間女性への暴行事件が相次いでいました。この事態を憂いた軍は、新組織「婦人巡察奉仕機関」を開設します。“巡察奉仕”とは兵士たちへの性的奉仕、つまり“従軍慰安婦”そのものでした。
http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/ac88970464c8c045e6170feb65fc1c2f
『パンタレオン大尉』はフィクションですが、著者は軍隊体験があり、リアリティがありましたね。やはり軍隊にはこのような組織が必要なのかもしれません。でないと民間の女を襲うようになりますから。
主婦ブロガーのハハサウルスさんもブタジマを見る目は厳しく、こんな記事を書いていました。
http://blog.goo.ne.jp/hahasaurs115/e/f9905983f990a1780e29eeac2140e092
記事中の「あんな人達に「女性の代弁者」みたいな顔をして意見を言って欲しくありません」「ほ~んと疲れる田嶋センセイの「思い込み論」です」という意見は私も同感です。むしろ同性ゆえに嫌悪と敵意が強まるのです。田舎の高校卒業の私の母でも、田嶋センセイを「あれで教授?バカみたい」と謗っている程。
残念ながら秦郁彦氏や太田述正氏のような「正論」は、中韓はもちろん欧米にも通じないと思います。太田氏が引用した日本研究者ストロースの話は興味深いものでした。米国の黒人の女奴隷なら、このような待遇を受けたでしょうか?
しかし、ストロースも女性の権利が法的に全く認められていなかったとか述べている。これもクリスチャンの歪んだ視点であり、遠くない時代、女性の権利が法的に全く認められていなかったのこそキリスト教圏です。
リンク先の室長さんのブログにmottonさんもコメントしており、そこから一部引用します。
「慰安婦が年季奉公といっても実質的には人身売買であり…」
「ただ、それが当時から豊かだったアメリカ人や豊かになった日韓の一部には実感として分かりません。逆に良く分かっているのは現在進行形で同じことになっている韓国政府であり、それゆえに強制連行でないと困るというのがこの問題の病巣です」
韓国が国外に売春婦を送り出しているのは貴方もご存知でしょうが、未だに養子輸出大国という指摘もありました。
http://blogs.yahoo.co.jp/hoshiyandajp/32292746.html
そういえば最近ゴルフで炎上気味の某総理大臣がいる国でも、戦地でも進駐中でも何でもないのに外国の兵隊さんがいて現地人の女性を陵辱していますよね。なるほど。
ま、「なるほど」というほど同じ話ではないのでしょうけど(笑。
ご紹介くださったムック、早速欲しいものリストに登録したのですが、変な本が候補リストに表示されました(笑。
こんなのとか(爆
http://www.amazon.co.jp/%E6%82%AA%E9%9F%93%E8%AB%96-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%AE%A4%E8%B0%B7-%E5%85%8B%E5%AE%9F/dp/4106105160/ref=pd_sim_b_28
>それにしても田島氏はフェミニズムを標榜しながらなにゆえに反フェミにズム社会にシンパを示すのでしょうか、そこがわかりませんでした。
「戦前戦中朝鮮半島出身売春婦問題」は最初から無理筋で、当初から数々の矛盾が指摘されていて、黎明期のフェミニズムは防戦一方だったので、その問題で味方になってくれる勢力ならなんでもよかったというのが「姦国」野郎と「野合」するハメになってしまったんでしょう。ですが、上野などはフェミニズムとしてこの問題を取り上げていたのに、「姦国」野郎は当然に「ナショナリズム」だと声高に主張した。それで「姦国」野郎とは決別して「戦前戦中朝鮮半島出身売春婦」本人とその支援者のうち女だけに限定すればまだしも筋はほんの少しでも通ったものを、「姦国」野郎のち○○を咥えこんだままだったので、こういう体たらくになった。こういう経緯がこれに秦郁彦のインタビューとして出ています↓
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AA%E3%82%89%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E3%81%AB%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%84%E5%BE%93%E8%BB%8D%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F-OAK-MOOK/dp/4775520962/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1376476274&sr=8-2&keywords=%E5%BE%93%E8%BB%8D%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6
ムックなので増刷はないと思われます。興味がおありならお買い求めはお早めに(私は入手済み)。
つまるところ、手段の目的化。これ自体はよくある話ですが、それがバレても認めようとしないのがあの連中。でも
探せばこういう論考もある↓
http://blog.ohtan.net/archives/50954166.html
これでああいう連中の「性奴隷」主張は覆せる(向こうは絶対認めようとしないだろうが)。それと、声高に主張する「姦国」も「有罪」というのは、こちらのブログに寄稿しました↓
http://79909040.at.webry.info/201305/article_6.html#comment
「トラ・トラ・トラ」にも出てくる日本軍機に向けて機関砲を発砲する黒人兵。実はあの後「懲罰」を食らっているのです。その理由?「当時の黒人兵は武器を取ることが米軍内で御法度だった」から。この不名誉が雪がれるのは1990年代だったといいますから、それに引き換え日本帝国内の朝鮮半島出身軍人がいかに高位まで上っていたかを示しています。高位まで上ったということは、責任ある地位でもあったということです(だから今の「姦国」人は躍起になってその存在を否定しています。今の女酋長、じゃなかった大統領も父親が帝国陸軍将校であったことを否定するのにおおわらわです)。
mugiさん
>デムパ発言ばかりなので、ブタジマが出る時は「たかじん~」はまず見ません。
お気持ちは重々わかりますが、ああいう連中の失言をシッカリ記録しておけば、「被洗脳者」の洗脳を解くきっかけに使えると思います。わたしも毎回ゲンナリしつつ見ていますが、同時にHDDレコーダーに記録、一定量溜まったらDVDに焼き付け保存しています。「ほらほら、田嶋ってこんなこと主張するんだよ~。アンタの考え方と真逆だろ~」という機会が訪れたら素早く提示するために。
御母上も岡崎トミ子の正体を喝破して、先日の選挙で落選のために票を投じるまでになったではないですか。草の根としては地道な手段をあきらめることなく継続してああいう連中を確実に追い込んでいかなくてはなりません。
なお、「橋下支持」が上回った(えなりかずきの「姦国」批判でも有名になった)番組である「たかじんnoマネー」は、毎回ではありませんが土曜の午後2時あたりから東日本放送でこの4月から仙台でも放送されるようになりました。この番組には田嶋は私が知る限り出ていませんので、「委員会」よりは気軽に御視聴いただけるかと存じます。ご参考まで。
『ここがヘンだよ~』での「姦国」♂の発言ですが、相手が日本人の女なので思う存分罵倒し、同民族の相手にはここまでは言わなかったのではないか…と私は思っていたのです。しかし、アメリカ留学中でもこのような発言をしていたとは呆れました。インドや中東の留学生でも自国との習慣を違いを弁えそうなものなのに、やはり「姦国」の小中華主義は永遠のようですね。
「ライタイハン」問題は知っていましたが、「コピノ」という造語は初めて知りました。検索したらwikiにもありますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%8E
にも拘らず、日本のマスコミでは日本人とフィリピン女性との問題はクローズアップしても、「コピノ」は絶対に言わない。「ライタイハン」さえネットで知った造語です。
他紙は不明ですが、河北新報はインドの男女出生比率は取り上げても、大陸支那や朝鮮半島のことは決して載せない。インドの輪姦事件は報道しても、大陸支那や朝鮮半島の性犯罪はもちろん、後者がレイプ大国なのは絶対書かないのです。
デムパ発言ばかりなので、ブタジマが出る時は「たかじん~」はまず見ません。そのためリンク先の動画は初めて見ました。もう1人の女ゲストも酷い。次の動画コメントには完全に同意します。
「田嶋陽子の「引っ越しても同じことを起こす」は笑った。性格の悪いブスは、どこの国に行っても嫌がられ、同じように自国を恨んで暮らすだろう」
ブタジマは偏向しているというより、確信犯なのでは?この類でなければТVから締め出されるし、登場するのは「姦国」上げの芸人や文化人ばかり。コイツは女をダシにする本物の女の敵です。
>何をやったらそうなるかはいわずもがなでしょう。
これは全く酷い話ですね。日本でも昔はそういうことをしたという話を聞いたことがありますが、特に多胎の場合など。しかし現代社会においてそれはあまりにもあまりな話です。
それにしても田島氏はフェミニズムを標榜しながらなにゆえに反フェミにズム社会にシンパを示すのでしょうか、そこがわかりませんでした。
>のらくろさんご紹介のYoutubeはあまりにも酷い発言ですね。
私は「別に……」という感じでした。この動画より先に、前のコメントでとりあげた「新・スカートの風」でのエピソードを知っていましたからね。
「姦国」人は自国でのやり方が国外でも通じると「大勘違い」しているので、あの動画のような発言を(さすがにもう少しあたりは柔らかくしたようだが)、アメリカ留学中にホストファミリーの開催したパーティーでやらかし、ホストファミリーのママが烈火のごとく怒り、叱りつけたというエピソードが、「新・スカートの風」の冒頭で取り上げられたエピソードなのです。より具体的には、すでに文庫になっているのでお買い求めになってお読みになればよいでしょう(もちろん古本でも可)。
「姦国」がいかにフェミニズムの対極にある国かは「ライタイハン」問題や「コピノ」(コリアンとフィリピーノからの造語。意味はお分かりでしょう)問題を起こしているなどはまだ可愛い方で、大陸支那や朝鮮半島の男女出生比率が、国際的には105対100のところ110対100、甚だしきは130対100というとんでもない比率になっているのです。何をやったらそうなるかはいわずもがなでしょう。
とにかく田嶋陽子の朝鮮「担ぎ」がいかにひどいかは、この動画からもわかります↓
http://www.youtube.com/watch?v=HM4OBHqXA3s
これは竹田恒泰の「クリーンヒット」を楽しむ動画ですが、ところどころに入る「田嶋野次」を聞いていれば、このBBAがいかに偏向しているかおわかりいただけるでしょう。
先のコメントで書いたように、あのYoutube動画はТVで既に見ていました。例え整形であっても美人がイイというのは男性のホンネでしょうけど、ここまであからさまに言うのは珍しい。ТV番組特有のヤラセにしては、度が過ぎています。あれほどムキになって発言しており、不本意には見えません。
民放なら美容整形のCMも当たり前だし、価格の安い韓国に行って整形を受ける日本女性もいるとか。マイケル・ジャクソンが有名ですが、芸能人なら男性でも美容整形をする人もいます。あれほど整形を繰り返した心理は理解不能ですね。美への強い憧れよりも強迫観念的な印象があります。
この人物は、心の底から本当に自分の思っていることを発言しているのか、何か打算的な、たとえば整形で儲けている人だからとかいう理由があって不本意ながらこの発言をしているのか、どっちなんでしょうか?
リンクされた動画、実はТV生放送時に見ていました。ブスをこき下ろす「姦国」♂自身がブサメンなのは笑えますよ。コイツは整体師ですが、面の整形はしなかった?或いはしてもあの程度だった?前に2ちゃんねるを見た時、整形大国「姦国」を嘲笑するカキコがありました。それに対し、こんな意見も。
「顔のことは許してやれ。それでやっと見られる顔になるのだから」
「新・スカートの風」は未読ですが、呉善花氏は里帰り時に入国拒否されたそうですね。氏の様な人物はあの国で生きられない。
対照的に上野千鶴子、田嶋陽子などの「自称フェミニスト」らが、日本に居座るのは身体生命が保障されているからです。学位があってもあの輩の正体は、隣国の雌犬同然。もっとも本物の雌犬にも劣りますが、日本の自称フェミなど隣国の靴舐めでしょう。これがトルコなら、まず身体生命の保障はない。あの類の自称フェミがマスコミに登場するのも、極めて意図的です。
ご存知かもしれませんが、上野千鶴子が男子中学生の性処理問題について触れていたのは、同性から見ても阿呆としか言いようがない。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1741599.html
「わたしだってもっと若ければ…」は噴飯モノ。「まず覚えていてほしいのは、異性とつきあうのはめんどくさいってこと。友達になるだけでめんどくさいのに」と言っているのは、もっと若い時点でも異性と縁がなかったのでは?さらに同性愛者でもなさそう。臆病で物ぐさ者ゆえに、“お独り様”になったとしか思えない。
我が国における上記の典型例が「戦前戦中朝鮮半島出身売春婦問題」であることはこのブログの読者ならいわずもがなであろう。
上野千鶴子、田嶋陽子などの「自称フェミニスト」らはこの問題で「姦国」の尻馬に乗っかり旧日本軍、日本政府を責め立てているが、この「事例」を知らないはずがないのだ↓
http://www.youtube.com/watch?v=R_BqLu8F9Z4
この「姦国」野郎が突出した例でないことは、呉善花の「新・スカートの風」の冒頭にしっかりと書き込まれている。わかっていながら「自称フェミニスト」は「姦国」の尻馬に今日にいたるまで乗っかっているのだ。どこがフェミニストだ? 笑わせるな。
このイシューについては長くなるので今日のところはこれにて打ち切り。