トーキング・マイノリティ

読書、歴史、映画の話を主に書き綴る電子随想

第四の核

2006-08-24 21:29:35 | 読書/小説
 英国人作家フレデリック・フォーサイス氏の長編小説で、私が一番気に入っているのは'84年に書かれた『第四の核』だ。20年以上経た現代読み返しても面白さは変らず、むしろ小説に書かれた脅威がより現実的になっているのだ。 1967 年7月1日、核拡散防止条約が(当時)核三大国、米英ソの間で調印される。同条約においてこれら三国は、核兵器製造を可能とするような技術や材料を、そう した技術などを所有してい . . . 本文を読む