本来ならFBMに行く所ですが友人との先約で広島・広島交通科学博物館でのエンジン展を見に行きました。
心配された台風の影響も全くなく(むしろ陽が差して暑かった位)雨天中止となっていたマキF1・コスワースDFVのエンジン始動デモンストレーションも問題なく行われそうでした。
10時過ぎに着いたのですが肝心なデモンストレーションは午後2時から。それまでの間に館内の展示を見ることにしました。
展示室に行くとまずはバイクがお出迎え。8耐に出場したアプリリアとそのエンジン、レース仕様のBMWとビューエルもありました。
エンジン展というだけあってバイクや車だけでなく競艇やオートレース、果ては草刈機やチェーンソーのエンジンも展示されてます。
さすがマツダのお膝元、787の4ローターだけでなくロータリーエンジンの第1号プロトやJTCCランティス用V6などとおよそお目にかかれないエンジンが展示されてます。
他にDFV(F3000用?)とかレギュレーション変更でロータリーが使えなくなり変わりに使ったマツダチューンのジャッドV10とこれまたレアなエンジンがありました。
一通り館内を巡ってもまだ正午過ぎ。小腹も空いたので昼飯食いに一旦館外に出て市内へ移動。コンビニで昼飯買ったりナップス広島店に立ち寄りバイク用品を物色したりして時間潰してました。
2時前に再び入館し(チケットがあれば当日中は出入り自由)屋外展示してあるマキF1を見に行きます。昨年はドンガラだけだったのが完全にマシンの体をしています。説明によると元々某県のカーショップのまさに看板として屋外に吊るされていたものをこの形まで復元したそうです。足回りは新たに復元したそうですがモノコックや外装、ホイールは当時そのままのものだそうです。
いよいよエンジン始動です。給油して(タンクキャップがおよそ軽量化からかけ離れた重そうな無垢のキャップでした。フロントのアップライトなんて鉄です)バッテリーを繋ぎファンネルから生ガスを入れ始動です。数回グズるも始動成功。思ったほど爆音ではなかったですが音として聞こえない高周波が出てるのか耳にチクチク刺さるような痛みが感じました。
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YouTube: マキF1 F101 広島市交通科学館でのエンジン稼動イベント フルVer 20101030
当日の様子をUPしてある画像です。音声ノイズが入ってますね。このカメラの人の真横で自分は見てました。
いや~今回もいい物が見られました。広島交通科学博物館、いつもいい仕事します。
今回は何かお土産をと思い売店をウロウロしてるとなかなか洒落たものが。新幹線ヘッドの箸です。0系のドクターイエローも良いですがパッケージがレールとトンネルになっていて箸のテーパーを遠近法に見立ててるのも上手いです。ヘッドライトも片方が点燈、片方は尾灯になってるのも芸が細かいです。
またこういった特別展示があったら行かないと。マキも将来走らせる予定らしいしまたその時は公開してくれるでしょう。楽しみです。