むっちゃの部屋

日々感じたことを書いていきます。とりとめのない話ですが、暇な方はちょっと立ち止まって読んでみてください。

バードウオッチング

2008年01月30日 20時10分31秒 | Weblog
 今日は、久しぶりに野外実習に行きました。今回は、鳥類観察です。車で30分くらいのところにある湖に行きました。今回の課題は、鳥の同定です。その湖にいる鳥を全種類見分けて、デジカメに記録するというものです。これ、みなさんどう思います?簡単だと思いますか?それとも、難しいと思いますか?
 「こんなの無理だ~。」なんて思っていたんですけどね、やってみると意外とわかるものなんですね。その湖は、冬鳥の飛来で有名な湖です。だから、観察小屋なんかもあるし、「この湖で見られる野鳥」なんて言う大きな看板なんかもあるんです。その看板が、また、よくできてるんですね。特徴をよく捉えていて、看板見てから湖見ると、「あっ、これだ。」なんて言うのがかなりありましたよ。それから、図鑑も持って行ったんですが、図鑑というのもよくできているものなんですね。普段、あまり見ていないんですが、久しぶりに使っても、わかりやすかったです。色の特徴もよくでていて、サイズなんかも参考になりますね。
 また、今回は2年生の先輩から双眼鏡を借りて行ったんですが、これがまた良い双眼鏡なんですよ。モナークと言ってね。だから、双眼鏡でしっかり観察して、図鑑と見比べて、種がわかったら撮影するようにしました。僕たちは双眼鏡持ってないんですが、欲しくなっちゃいました。でもね、1つ難点があって、双眼鏡で見てからデジカメで撮るとね、デジカメの倍率があまりにも低くて、良い写真は撮れないもんなんですね。良いデジカメも欲しくなっちゃいました。
 今回、確認できたのは、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、カルガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、オオバン、トビ、セグロセキエイ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラスなどなど。みんなはサギなんかも見られたみたいですけどね。植物、昆虫、魚類とは違って、観察だけなんですが、なんかすごく楽しかったです。いわゆるバードウオッチングなんですよね。ちょっとはまりそうです。
 将来、卵の販売所にもそういう写真を飾ろうかな?それで、その近くにいる多くの生き物を紹介してみたい。普段、何気なく生活しているとどんなのがいるのかなんて気付かないんだよね。だから、粗末にしてしまったり。みんなの意識を高めるためにも良いんじゃないかな?今日見たような鳥は、たぶん、僕の地元にはいません。その代わり、別の種類の鳥や生き物がいるんだよね。僕自身、もっと知りたくなりました。そして、知らせたくなりました。サロンのような養鶏場を介してね。
 あとね、1つだけ気になることがありました。野鳥へのエサやりです。どうなんでしょうね?この湖は、観光地化されているので、そういうエサやりも1つの楽しみになっているんですね。1袋100円のエサが売られていたり、また、1日3回、定期的に大量のエサをやります。その時は、人間もたくさん見に来るんですが、鳥たちも知っているようで、大量に寄ってきます。どうなんだろう?基本的に、鳥たちは湖で寝ます。で、昼間は近くの田んぼなどにエサを食べに出掛けてるんですね。だから、本来は昼間に湖に来ても、そんなに鳥はいないはずなんです。でも、エサが配られることを知ってしまった鳥たちは、昼間もずっと湖にいるようになってしまった。ちょっと前に新聞に載っていたように、それで体重が増えすぎて、飛べなくなってふるさとへ帰れなくなるってことはないと思いますけどね。でも、先生曰く、「自然には手を出さない方が良い。」でした。共生って本当に難しいんですね。