むっちゃの部屋

日々感じたことを書いていきます。とりとめのない話ですが、暇な方はちょっと立ち止まって読んでみてください。

卓球ってそんなにダメ?

2008年01月20日 23時40分24秒 | Weblog
 全日本卓球選手権大会、見ましたか?僕は残念ながら見ることはできませんでした。養鶏場にいたんです。男子水谷隼選手、女子平野早矢香選手が共に2連覇を果たしましたね。おめでとうございます。
 でね、せめてニュースで見ようと思って夕方の番組を見てました。「それでは、卓球の全日本選手権です。」の声で始まったニュースですが、そのほとんどは石川佳純選手の話題でした。その後、女子の決勝も少し出ましたが、男子に至っては、全く触れられずに次のニュースに行っちゃいました。残念。ちなみに次の番組はね、「祐ちゃーん」という黄色い声援で始まるハンカチ王子こと斎藤選手が練習に向かう様子でした。卓球の男子の日本一を決めるメインイベントがそのシーンに負けちゃうんです。なんともね。
 その後、6時半から「夢の扉」を見ました。今回は、ボルネオ象の保護についてでした。僕が昨年末に行ったキナバタンガン川やサバ州スカウ村が出てました。パーム椰子のプランテーションによってジャングルがどんどんなくなっていることも伝えてました。この番組を見ていたら、ふと考えちゃいました。僕たちが普段見ているテレビって、世の中の全てを伝えている訳じゃないんだよね。話題性があるものは伝えるけど、そうでないものは映りもしない。テレビ局によって操作されてるんだよね。「これってなんか怖いな。」そう思っちゃいました。
 夕方のニュース見た人は、卓球の全日本選手権は女子だけの大会だと思っちゃう人もいるだろうな。ボルネオ象のこと見たけど、もっと深刻な生物ももっといるんだろうな。ただ、見ている人の興味をひきやすいってことで象は伝えられるのかもしれないな。テレビ局も競争原理の中で放送を行っていますから、もちろん見てもらえる番組作りに励まなきゃいけないんだけど、でも、それにしても、もう少し考えなきゃいけないんじゃないかなって思います。日本の放送局だったら、基本的には日本人1人1人に配慮した番組が作れるといいんだけどな。今日は、ふとそんなことを考えてしまいました。