雅藍(がお)っぽさまるだし2。

芝居やゲームやWWEや映画やライブを糧に人生を何とか過ごしてる、そんな雅藍(がお)さんの日々をまるだし。

夜桜2回目。

2006年04月04日 | それでもナントカ生きてます(日記)
健康診断。
とりあえず体重は半年前比1キロ。
ちょっと絞るか。いや、むしろ体力増強か。

で、「会社年齢」(よく判らんがそういうのがあるんだと)が
区切りを迎えたので、今回から「眼底検査」「聴力検査」そして「検便」が
健康診断の項目に加わった。

…なんだろう、この、一気に年取った気分は…。

妙なところで自分の年齢を実感させられてしまったようで、
ちょっとへこみそう。


仕事終わり、久々に四谷で途中下車して、昔の散歩ルートを歩いてみた。
迎賓館沿いから国立競技場方面、慶応医大病院横を抜けて、
新宿御苑を横に歩いて新宿までの道のり、
約1時間弱の散歩道。

意外と桜が多いことに気づく。
そして、昨日あんなに強風が吹いたのに、まだ全然残っている。

並木満ちのように群生してるわけじゃないけど、
比較的要所要所に、ひっそりと息づくように、
だけど自己主張は忘れない、そんな感じで桜が生きている。
その方がなんだか幻想的に思える。

そんな消えてはまた現れ、道を指し示すかのような、
(または道を惑わすかのような)
そんな桜たちを見ていると、私は歩きながら
色んなところに意識を飛ばしてしまう。
それは過去であったり、未来であったり。

立ち止まることなく世界は動き、
振り返ることすら出来ずに私は歩くことを強制されている。
それがいやだと言うわけじゃないけど、時々、哀しくなる。

もう多分会わないであろう人たちのこととか、
おそらくこれからも会わない人たちのこととか、
そんなことまで意識が広がると、無性に切なくなる。


夜桜は、やはり危険なのだ。

そんな妄想に取り付かれながら、ゆっくりと歩いてみた。
だけど、そんな妄想も悪くないのかもしれない。多分。
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