雅藍(がお)っぽさまるだし2。

芝居やゲームやWWEや映画やライブを糧に人生を何とか過ごしてる、そんな雅藍(がお)さんの日々をまるだし。

Love makes them Run.

2006年05月15日 | それでもナントカ生きてます(日記)
仕事終わりに、今週金曜日に迫ってきた朗読会のための軽い打ち合わせ。
今回は私も久々の復帰であるので、とある人とペアで読むことに。
その人と当日の読み方などを検討する。


実は彼は私が妹だと思い込んでいる女性の彼氏。
彼のことは1年以上前からの知り合いだけど、
「彼氏」となってからきちんと話したのは、コレがはじめて。
(彼自身と「サシ」で話すのもコレがはじめてだったりするのだけど)

あとで聞いてみたら、「僕も人見知りなので…」とかなり緊張してたとか。
いや、私も初対面に近い人って実は苦手なんだけどね。


軽く打ち合わせしたあと、やはり彼女との話に話題は移る。
やっぱり、聞いてみたかったんだよね、そのことは。

このカップルはおくびにも出さず?結構ちゃんと話してくれてるので、
一部では「あー…はいはい」と半分呆れられつつも、
なんとなく微笑ましく話をきちんと聞いてしまう。

彼の口から出る言葉は、別の表現を使ってはいたけど、
彼女の口から出る言葉と根底は全く変わらなくて。

半分、あてられながらも、何だかこっちまで幸せな気分になる。


彼女は彼と出会ってから、確実に変わった。
ネガティブな意味で危なっかしかった彼女は、
ポジティブな意味で危なっかしくなった。

でも今は彼というストッパーがいる。
だから、危なっかしい彼女だけど、僕達は安心して見ていられる。

ある意味悔しいけど、それは彼だけにしか出来なかった役回りで。


彼と彼女は、実は割と「似て非なる存在」。
目指す方向性は結構違っている。

だけど、それが相乗効果になってるんだと実感する。


恋愛は「ずれていた」方がいいのだ。

ハートマークがぴったり一致するなんて、ありえない。
ありえないはずなのに、人は一生懸命一致させようとする。
判っているはずなのに、一致させようと必死になって、
疲れてあきらめて、気がついたらずれがもっとひどくなる。

だけど、最初から「ずれている」ことを認め合えば、
ずれた部分は山折りに折込まれ、そこは「のりしろ」になって、
つながりはより強固になる、ということなのだろう。

お互いのハートをつなげあう接着剤は、押したり引いたりには強いけど、
横からの圧力に弱い。
簡単にずれてしまうし、そのまま引き離される。

だけど、折り込まれた「のりしろ」で裏からも貼られていれば、
お互いのハートはちょっとやそっとじゃ、ずれない。


彼女と違って口数は多くないけど、
それでも一言一言、彼女のことを思って語ってくれる彼の姿を見て、
私はそんな「のりしろ」の存在を感じていた。

ああ、きっと大丈夫。
お互いを信頼しあい刺激しあい、
もっともっと前に進んでいくよ、この二人は!


近いうちに、この二人と一緒に飲みたいと思った。
多分、この二人が一緒にいる姿を見るだけでも、
私は彼らから色んなものをもらえる気がするのだ。


年下の二人にそんなこと教えてもらうのも、照れくさいけど、
悪くないな。実に悪くないと、
週の初めから少しだけいい気分でいられる、そんな夜。


悪くない。実に悪くない。
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