雅藍(がお)っぽさまるだし2。

芝居やゲームやWWEや映画やライブを糧に人生を何とか過ごしてる、そんな雅藍(がお)さんの日々をまるだし。

「イッセー尾形のとまらない生活in赤坂」:こんな場所を知ってしまって…。

2007年03月10日 | それでもナントカ生きてます(日記)
仕事は一時期よりかはだいぶ落ち着いているのだけど、
この1週間完全に寝不足で、
おかげで今日は予想通りの「一日役立たず」

朝(というかかなり昼)起きて、昼飯食べて、
「あー、ダメだなー。こりゃちょっと寝なおさないと体動かんなー」
と感じたので、
カラダの欲求に素直にしたがってみた。

したら、夕方5時過ぎてた。

なので流石に起きて(おせぇよ)、身支度をして、
丸の内線に飛び乗る。

新宿に立寄った後、赤坂見附へ。
本日のメインの行動はこの一つだけ。

赤坂見附駅から非常に判りやすく、そして程近い、
去年出来たばかりのホテルの地下に構えるそのちっちゃな劇場は、
「赤坂」という場所で果たしてやっていけるのか、
ちょっと不安にも感じてしまった、小さな劇場。
200人も入ればいっぱいか?

赤坂に合っていないような、でも赤坂だからこそのような、
そんな不思議な雰囲気を感じた劇場、
名前は「赤坂レッドシアター」


「イッセー尾形のとまらない生活2007in赤坂」を観劇。
2月は小松政夫さんとの二人芝居だったから、
「一人芝居」は実質3ヶ月ぶり。

そして久しぶりの、この狭さの中での一人芝居は、
古の「渋谷ジアンジアン」の伝説再び、のような雰囲気もあるらしい。

私は残念ながら「ジアンジアン」を知らない。
まだアソコがあった頃からイッセーさんは見ているのだけど、
「ジアンジアン」自体は行ったことがない。
異常なほどチケットが取れないことで有名であったから、
そして確か当時は平日に販売していたりしたから、
結局伝説には一度も立ち会えずに、ジアンジアンは消えていってしまった。

だから、このようなシチュエーションでの一人芝居は、
私には実質初めてな状況で。
しかも今回は運良く最前列の左側が取れてしまって、
さらに言ってしまえば客席と舞台の段差がクエストよりも遥かに低く、
いろんな意味で「これまでとは違う」状況で観劇することに。

でもやってることは、いつものイッセー尾形一人芝居。
勿論、新作多数(今回は知る限りだと1つだけ再演ネタがあった)なんだけど、
20数年間、構成は変わらない。


だけど、なんだろう?
確かにいつもと「肌触り」は違っていた。

サラリーマンネタって最近段々減ってきていて、
今日は久しぶりにそれに近いネタがあったんだけど、
前の時と確かに何かが変わっていて、
だけどそれは何?…って聞かれると、返答に困る。

けど、違うんだよ。クエストとは。
この距離感のせいなのか、会場の圧迫感?のせいなのか、
良くは判らない、でも…違う。
クエストにはない緊迫感のようなものを感じる。

イッセーさんの演じる7人の人々の息遣いと、
客席で見守るお客さんの息遣いがところどころでシンクロしていくような。


これはこれで、すごい。
そしてこんな体験をしたからには、
イッセーさん、また貪欲になるんだろうな。

オープニングのフリーフードもないし、
物販もいつもより遥かに少ないけど、
(その分料金が1000円安いけど)、
この「関係」の芝居も、良いと思った。

ジアンジアンはないけど、赤坂はある。
これから原宿とは違った赤坂でのイッセーさんが進行していくのだろうか?

私は、進行していけばいいと思う。

こんな場所と出会ってしまったイッセーさんがどこへ向かうのか、
またもや、私たちはわからなくなってしまった。



こうなったら、トコトン見定めていくしかないな。



【本日飯の記録】
・昼:豚挽き肉のオムレツ…の出来損ない。
   牛肉切り落としとブロッコリーの炒め物。
   全て自分で料理。
   …オムレツ、練習せなぁ…。
・夜:ひれかつとサラダ。

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