フィギュアスケートのＮＨＫ杯女子シングル中野選手初優勝

フィギュアスケートのＮＨＫ杯女子シングルは、愛知県江南市出身の中野友加里選手が初出場で初優勝を果たした。
自分が期待していたのは、もちろん安藤ミキティと村主章枝さんだったので、地元の中野選手が優勝しても、申し訳ないがあまり感動はなかった。
２位には、村主章枝さんが入った。股関節の故障で９月から滑ってなかったので、カナダ大会８位、昨日もジャンプで転んで６位だったけど、今日は会場の雰囲気が一変するくらいの本当に素晴らしい演技だった。最後のスピンの早さもすごかった。終わった直後に涙ぐんで、佐藤信夫コーチと抱き合っていた。ＮＨＫの解説者の1994年世界選手権優勝の佐藤有香さんが、お父さんがコーチをしている選手だからと言うわけではないけど、村主さんのことを昨日も今日もベタ褒めだった。お母さんの久美子さんは、荒川静香さんのコーチだったけど、荒川さんのことはこれほど褒めてなかったなあ。佐藤有香さんの解説は、本当に的確で聞いていて気持ちがいいなあ。
それに比べて安藤ミキティは、４回転ジャンプを跳ぶどころか、３回転でも何度もスッテンコロリン、全体に精彩がなく表彰台にも上がれず、結局４位だった。
３位に入ったウクライナのリアシェンコさんは、長いことやってるけど、本当に美人さん。この人の演技にはいつも見惚れてしまう。

１２月１６～１７日、東京で開催されるＧＰシリーズの上位６人によるＧＰファイナルには、日本から３人出られたらいいなあと思っていたけど、予想していた荒川、村主、安藤の３人ではなく、浅田真央、中野友加里、安藤ミキティの３選手が出ることになった。スルツカヤの優勝を阻むのは誰か、期待しましょう。