終戦後、穏やかな空気に包まれる皇都。
『黒猫亭』それは五区にある、人形たちが給仕をする喫茶店。
ある桜の舞う夜、そこで目覚めた【灰桜】が出会うのはたくさんの仲間と、小さな友達・千代ちゃん。新しい役目と共に、はじめての旋律を口ずさんでいく。
灰桜「わたしは皆さんのお役にたつ自律人形(オートマタ)です!」
オープニングアバンからいきなり不穏な雰囲気。【桜花】と呼ばれる戦局を一変させるであろう自立少女人形と遠間博士と呼ばれる老人。
『お父様。桜花はお役に立てます』
やがて時が流れ、黒猫亭の地下室で灰桜がその目覚めの時を迎えます。
『僕は遠間ナギ。君を修理した人形師さ。君のような人形を修復し命を吹き込むことが役目さ』
第1話から胸にジュワ~~とくるストーリー。戦後の混乱と復興を時代背景にした大正モダンを彷彿とさせる街の風景も素敵です。
可愛らしさと切なさと。笑顔と涙を織り交ぜた構成は流石、VISUAL ARTS/Keyの作品ですね。
黒猫亭で働く仲間は鴉羽、月下、箒星と言う名の3体。第5話からは旧敵国の潜入スパイが役目だったレーツェルも仲間に加わります。
OPテーマも麻枝准氏らしい曲調で本編終盤に迎えるかも知れない儚さ、物悲しさを予兆させます。
EDテーマは第5話までは1枚絵を使い、その回のメインキャラをそれぞれ描いており、歌唱も担当しています。それもこのアニメの特徴と言えそうですね。挿入歌も含め多くの楽曲を詰め込んでいるアニメ作品です。
第6話の特殊EDの後、第7話から初めて通常EDテーマが使用されます。
リアタイ放送では物語りも終盤を迎えている頃でしょうか。【桜花】と灰桜の関連は如何に?戦後混乱期に翻弄される自立人形(オートマタ)の運命は?
願わくば、優しいハッピーエンドの最終回を黒猫亭で迎えたいと願う自分です。
物語り終盤の重く切ない展開にならない事を願うばかりです。特にキャラクターたちが可愛いので、ラストは黒猫亭のステージで楽しく歌っていて欲しいと希望する自分です。
おおー、keyの作品ですか!!
これは期待大ですね!
今度、チェックしようと思います!
(*⌒▽⌒*)