幸満堂neo

日本人が事実に目を向けるだけで、世界が変わります。

デブに学ぶアメリカ社会 3 デブの振り見て我がデブ直したい願望

2012年04月06日 22時06分33秒 | TPP
ジェイミーオリバーのフードレボリューションより、世界一の肥満都市からアメリカを学ぶシリーズの続きです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10140333

世界一の肥満都市、ウエストバージニア州ハンティントンで、イギリスの有名シェフ、ジェイミーオリバーが食育改革を起こします。その中でジェイミーは協力者の牧師さんの紹介で、とある家族を紹介してもらうという話があります。この家庭を覗いてみることでも、アメリカ社会が持つ問題が結構浮かび上がってくるのではないでしょうか。

少し話が逸れますが、私はこのジェイミーオリバーの話が好きで、イギリスでの食育革命も一通り見ました。彼からは本当に学ぶところが多く、今回取り上げた件でも、「革命はこうやって草の根レベルで起こす」という理由から、この家の食生活を改善する事にしたそうです。一番心にきた言葉は「とにかく心のままに動く、そうすれば奇跡は起きる」でしたね。彼はその通りの人生を歩み、その言葉を確かなものとして、私達に見せてくれます。確かにこの動画もいろいろ演出がかってはいますが、実際彼が戦っているのはイギリスの時もアメリカの時も、結局政府なんです。英語の勉強をかねて、また時間を取ってゆっくり見たいんですよね。

ということで、アメリカのとある家庭からFood Revolution。

今回ジェイミーの指導で食生活を改善することになったのは、こちらのご家族。



ご家庭の冷凍庫。





そしてこちらが、家族の1週間分の食事の一部。



何度か書きましたが、私の実家は量の違いこそあれ、アメリカの食生活にかなり近いものがありまして、この言葉の感覚がすごく分かる気がします。ジェイミーも「世界中でどれだけ多くの女性が、これと同じことをしているか」と言ってました。日本のそういう家庭に育った一人として、すごく納得です。動画の中で、こちらのご家族のお母さん(ステイシー)が言ってた「便利だから」という言葉、この一言にかなりの問題が集約されている気がします。

まず、食の基本というものが存在していないこの状況は、彼女の意識だけで作られるものではありません。ジェイミーいわく、彼女は子供の事を本当に思っているいいお母さんなのですが、食というものを知りません。その状態は彼女の育成環境や社会環境が、そうなるべくして出来ているという事を示しています。

ここで我が実家の「ごはんは太る おかずはやせる」という栄養学を思い出すのですが、コレも同じようなところからきていますね。この画像を見てやっと私もこの栄養学を理解しました。基本、貧乏人の家にはおかずが無いから、醤油や何かと一緒にごはんばかり食べて、少ないおかずをボリュームアップさせる為に油を使い、野菜は最初から選択肢に入らないという食生活になるんですよね。もっと大変だとそのお米も手に入れられなくなりますが。

とにかくこの辺はアメリカのこういった事情とほぼ一緒ですね。対しておかずはやせるという話も、おかずや食に対する知識がちゃんとあれば、太る貧乏食から抜け出せるというかなんというか・・・あながち間違ったものではないという事に、この年になってやっと気がつきました。

育ちは関係無い、全ては自己責任であり自分の意思だ、そう思われる方もいらっしゃるでしょうが、こういう基礎を作るのは無意識的な習慣がほとんどです。どんな事でもそうですが、何を当たり前に思い、何を当たり前にしてきたかで、その人が作られてると言ってもいいでしょう。だからこそジェイミーはこの動画の中で「改革に協力してくれる家庭」を選び、1週間分の食事を作らせ、それをどんどん机の上に投げて山積みにし、日ごろ体に入れているものを視覚化することで、自覚を促したのだと思います。要するに日常の否定ですね。受け入れて実行したステイシーは本当に勇気のある素晴らしい女性だと思います。



こういう食生活が成立しない為には、まず第一に代々受け継がれる家庭の食事、家庭内で健全な食事を作れる人の育成、特に子供の日常の食生活、食事や栄養の教育、収入の範囲内でコンスタントに買える新鮮な食材、小規模農家でも経営を維持出来る流通システム、そして食事を用意する人の時間的余裕、まだあるでしょうが、こういったものが必要になります。

しかしこういう話は「合理的」という言葉には当てはまりません。便利ではありませんね。そんな事をする時間があれば、もっとお金を稼いだ方がいいとか、他に出来ることがあるとか、そういうライフスタイルを選択する女性がアメリカには大勢、日本でもそれなりにいらっしゃいます。私も昔はそうでした。そしてジェイミーの「世界中でどれだけ多くの女性が、これと同じことをしているか」ですね。

これはもはや社会のシステムや生活うんぬんだけではなく、思想の問題にまでなっちゃう話ですね。どんな事もまずは思考から発生するものですが、それについて触れている動画があるので、この少し後に紹介させて頂きます。



掘り出すといろいろ出てくるものですねぇ、アメリカおそるべし。

そして私も我が振り直してデブ直す予定でいましたが、この動画を見てしまうとうちは何の問題も無い食生活になってしまうので、もう少し違うものを参考にさせていただく事にします。

仁川空港トイレのごみ箱から実弾14発入り拳銃弾倉見つかる

2012年04月06日 10時13分09秒 | 韓国
TPPの話の途中ではありますが、本日も韓国人の思考回路を読み取るに当たって、大変参考になる記事がありましたのでアップします。




28日、仁川(インチョン)国際空港が非常事態となった。空港に配置された警察特攻隊が緊急出動し、国家情報院・軍・警察の合同尋問組が設置された。このような騒ぎは、この日午前、3階出国フロアの男子トイレのごみ箱から実弾14発が入った拳銃の弾倉が発見されたからだ。

このトイレは、検査を受けて入るセキュリティーエリア外にある。26、27日にソウル・コエックスで開催された核安全保障サミットに出席するため訪韓した国家元首10人がまだ韓国国内に滞在中で、関係機関が緊張するしかなかった。国家元首警護チームにも非常警報が伝えられた。

弾倉には「イタリア357」と記されていた。イタリアで製造された357口径(銃口内側の直径が0.357インチ)の弾倉という意味だ。この弾倉を使う拳銃では「シグザウエルP229」(写真)が有名だ。米ドラマ「CSI:マイアミ」でホレイショ・ケイン班長(デビッド・カルーソ)の拳銃としてよく知られている。

合同真相調査は空港防犯カメラ48時間分の録画画面を分析したが、容疑者を捜し出せなかった。しかしこれといった共産主義者に対する犯罪容疑は見つからず、非常状況は解除された。

空港セキュリティーシステムに弱点が表れたという指摘も出ている。公安当局の関係者は
「本国に帰る在韓米軍または国家元首の警護員が韓国当局の許可を受けず、銃器が摘発されるのを避けようと、出国前に捨てたものと推定している」と述べた。



数日前に気になっていた記事ですが、yahooも中央日報もさっさと削除したようなので、その名残が見られる部分をキャプってみました。

それにしても、どれだけ突っ込んで欲しいのかという話ですね。セキュリティエリア外のトイレだったら、空港のセキュリティシステムというよりは、韓国の治安を疑うべきというところですし、このシグサウエルという銃の説明も、アメリカ人が保持者というイメージを植えつけたいのかという説明っぷりですが、ちょっと調べただけでこの銃が明洞の実弾射撃場でも取り扱ってる事が分かりますし、つまり、韓国内でも十分に入手可能な物件だという事が言えるわけです。法律上、銃の所持には許可が必要だそうですが、韓国が法治国家かといえばそれはちょっと・・なわけで。

>合同真相調査は空港防犯カメラ48時間分の録画画面を分析したが、容疑者を捜し出せなかった。しかしこれといった共産主義者に対する犯罪容疑は見つからず

銃所持=共産主義者という理屈ですか・・。カメラ48時間分の動画を解析したところで、犯人の顔に「共産主義」とか書いてるわけでもないでしょうし、大体その理屈も・・

「本国に帰る在韓米軍または国家元首の警護員が韓国当局の許可を受けず、銃器が摘発されるのを避けようと、出国前に捨てたものと推定している」

あれ?犯人は共産主義者だったはずなんですが、いきなりアメリカ人のせいになってますね。大体米軍やSPの人が商売道具の銃や弾倉を捨てるなんて、料理人が包丁を捨てるような真似をしてどうするんだか・・。何よりFTAでほぼ宗主国になったようなアメリカの軍人さんの銃器に韓国政府が許可を出さないというのも・・というか、米軍さんは人と武器がセットで動いてるはずだというか、無理がありすぎる上に人のせいにしすぎというか。


まぁとにかく、これは何が何でも「一般の韓国人」の話にしたくないという事なんでしょうね。少し前にも同じく仁川空港で、イスラエルの外相がセキュリティシステムをガン無視!という記事を見かけましたが、これを良く見ると、外交員はウィーン条約でセキュリティ免除になってるみたいですね。さっさと削除された経緯も、一般韓国人の犯人が見つかったのか、この記事に対してアメリカからクレームがきたとかその両方とか、そんなあたりがありそうですね。いつもの流れから考えると。朝鮮日報じゃないから、普段ここまで早く文章が消える事は確かなかったような。

とどのつまり、この応用編ということで。




そういえば最近もアメリカで乱射事件が起きましたが、いつのまにか前回の犯人は韓国では「かわいそうな被害者」となり、犯人の両親は学校を訴えているとか。このソースもあるのですが、それにしても韓国の話はネタがつきないですねぇ。