一昨日の日本サッカーチームの対パラグアイ戦は午前2時に終わるまでテレビで観戦した。
0-0で延長戦でも得点なく最後のPK合戦で惜しくも日本は敗れた。
延長戦では日本は押され気味であったが、よく守った。
PKで失敗した選手は泣いていたが、彼のせいではない。
チームワークがとても良かったというのは嬉しい話である。
世界のベスト16入り。監督や選手諸君を讃えたい。
PKででの成功を願い、しかし惜しくも勝ちを逸したときの残念がった選手の気持ちはそのまま日本の全国民の気持ちであり、たまたま失敗した選手を慰める監督の気持ちもまたそのまま日本の全国民の気持ちだったであろう。
よく頑張った。また日本国民が同じ等しく同じ気持ちを共有する機会を持てたことも嬉しいことである。
国際大会というと、戦争中に生まれ、戦争の中で子供時代を送った私は、すぐ戦争と比較してしまう。
スポーツは良い。勝った負けたと言っても、相手を傷つけたり殺したりすることはない。
全力で戦った後は互いに讃えあうことができる。
小国、大国というのもそれほど関係がないことがよい。米国やロシヤがいつも強いということではない。パラグアイのような小さな国でも堂々たるサッカー大国である。
4年後のワールドサッカーは、私はどういう立場でテレビ観戦をすることになるのだろう。
その時には私たちは生きているのだろうか?というのが、最近私たちが同年の友人たちとかわす言葉である。
画像:いずれも西畑志郎氏撮影の画像(朝日新聞ネット版より)
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