つい先日東浦賀のティーサロン・アカンサスに妻と行って来た。妻のお供で行って来たというのが正確であろう。つまりアッシー君である。
妻の知り合いの横浜に住んでいるH夫人が勧めて下さり、妻が是非行きたいと行って私を誘ってくれた。ということは私にドライバーを命じたのである。
H夫人は私達が10数年前に米国サウスカロライナ州にしばらく住んでいた時に現地で妻が知り合いになり、その後日本に帰ってきてからも妻とH夫人とは時々電話をし合っているようである。
ティーサロン・アカンサスは日本には珍しい英国風のしゃれたコンサヴァトリ(サンルーム)をティールームに使用し英国風のケーキやデザートが食べられるというのである。H夫人は地理、住所、電話番号等くわしく教えて下さったようであった。
ティーサロン・アカンサスは東浦賀の東叶神社の階段を上がった本殿の左手にあった。なるほどしゃれたコンサヴァトリである。英国の国旗もかざっていた。
奥さんが店をやっておられるようで、デザートも奥さんが作っておられるようであった。私達はアップル・シャーロットと紅茶を頂いた。美味しかった。
妻もアカンサスの奥さんとの会話を楽しんでいるようであった。
ウィークデイであるためか客は私達以外に中年の医師ご夫妻と栃木県から見えたという年配の紳士二人の3組だった。静かにお茶とデザートと会話を楽しんでいた。私達はともかく、後の2組の紳士淑女達はとても上品であった。よい雰囲気であった。
たしかにコンサーヴァトリというのは明るくて気持ちがよかった。
庭のばらの手入れをしていたご主人も時々コンサヴァトリのティーサロンの中に入って来て私達の話に応じて下さった。
またご主人は私達に庭のばらと庭からの浦賀湾の眺望を見せて下さった。
ご主人は長靴にカーキー色の服を着ておられ英国の将校を思わせ、すらりとした長身にお似合いでかっこうよかった。
来てよかった思いながらティーサロン・アカンサスを辞去した。
(私は東叶神社とこの近辺には、数年前に神奈川SGGクラブ(ボランティア通訳ガイドクラブ)の催しで三浦半島めぐりをした時に来たことがあったのを思い出した。その時にこの裏山には勝海舟が咸臨丸で渡米するときに出発前に航海安全を祈って断食をしたと伝えられる場所があり、また裏山一帯に後北条時代の城があったという説明を聞いたことを思い出した。またいずれこのブログに書きたいと思った。) (おわり)
画像: ティールームのコンサヴァトリ。、 アップル・シャーロット。 入り口のばら (筆者撮影)
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