ときどき晴れ

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ちょっと!貴方本当にわかって説明してるの?

2006年12月15日 | 建築
木、金と、「日経アーキテクチャア」実践スクールの構造計算の講習会に行ってきた。

某一級建築士が耐震偽造してくれたおかげで、意匠系の一級建築士も、構造苦手ですでは通らない時代になってきてしまった。
日本建築士連合会のCPD認定プログラムにもなっているので、この機会に再度勉強する事にしました。
でも、今回の受講料は自腹ですから・・・。
金額は、クライミングシューズ数足分。
あ!牛丼で言わないとわからない人の為に言い換えると、牛丼140食分くらいです。

世の中の人は、一級建築士は構造計算とかに強いと思っていますが、実際には苦手ですから!
建築士試験でも、皆構造の試験が一番苦手で点が取れないのです。

金曜日は、「木造編」で講師は、武蔵工業大学の大橋先生。
大橋先生の講義は前にも聞いた時もわかりやすく、なかなか面白いです。
今回も期待通りの講義でした。
まあ、木造の必要壁量位は何とかわかりました。
でも、単位が㎏/mからkN/mとかに変わったのがややこしいかな・・・。

さて金曜日は、「鉄筋コンクリート造編」ですが、講師は、東京工業大学の和田章先生とどっかの構造設計事務所代表とかいう増田氏。
コンクリート造編では、「打ち出された構造計算書の内容に不信な点が無いかチェック出来るようになりましょう。」が目的です。
その為に、簡単な建物の柱や梁の断面算定や地震荷重による応力やなんじゃらを計算しましょうと講義は進んで行ったのですけど・・・・。
増田氏のコマになると最悪になる。
話かたもモゴモゴ言っていて聞きづらいし、さらに、マイクの使い方が悪くてマイクに音が入っていないし。
増田さん、「いい加減にしてよ!」状態。
内容も、資料棒読み。
しかも、式や数字が出てくると分からなくなってしまい隣の和田先生に聞いてる始末。
増田さん。貴方の講義には、牛丼140食分も払っているんだよ!
多分この人、日頃コンピューターで計算しているだけだから、計算過程を説明できないんだよ。
さらに、増田氏が用意した講義資料の構造計算書は、間違いだらけで耐震偽造状態ではないですか。
日経BP社こんな講師呼んできて、どう責任取るんだよ。
講義のアンケートには、思いっきり文句ブーブー書いてきました。
次回、1月に同じ講義があるのだけどこの増田氏がまた来るのかな?
あと、訂正された資料くらい日経PB社送ってこい!
レトルトの牛丼100食送ってきても許す。