昔のある生徒のことを急に思い出した。(本人には掲載許可済み)
彼女は重い難聴でした。ほぼ何も聞こえません。彼女は、幼い頃からの厳しい訓練で読唇術と発声を身につけていました。補聴器が髪で隠れるし、難聴と言われない限り会話には全く困らないレベル。あとは筆談で授業でした。ところが厄介なことに私はものすごい早口です。かなりの!(^_^;)
「早すぎるか?」と聞くと「大丈夫!」と返答。でも最初は口が早すぎて残像で困ってたそうです。が、「いい訓練になるから気にせず続けて!」と言われたことをよく覚えています。
その子は、難聴よりも前向きでした。だから教えるのに難はありませんでした。質問量はダントツでしたね!巣立っていくとき「鍛えられた!もう誰の口でも読める」と笑顔だったことをよく覚えています。
私こそ、実に励まされ学ばさせられました。(^_^;)
★現状に負けずに、前向きに生きている人って素敵です。
★私も老化や持病ごときに負けない!雑草のように生きてやる!( ´▽`)
●この記事を読んだ彼女と私のやり取り披露
彼女:懐かしい!めっちゃ早口だったけど、面白かった〜!笑いすぎて泣けたこともあった(笑)加倉井先生のお陰で、授業に対する面白さと深さを知ることができました。この経験、今後の学校勤務で活かします!(*^^*)
私:絶対に高校に行かないと言った君が、高校そして大学!これから高校で働く!とにかく嬉しいです。君は勉強に向いていると言った私の予言は当たっていたね( ´▽`)
彼女:ほんと自分でも信じられないです、何事にも、諦めずにチャレンジですね。加倉井先生の面白い授業、一生忘れません。そしてこれからもよろしくお願いいたします!(*^^*)
私:君たちのおかげで、私も成長できました。思い出も貴重です。
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