日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

晩秋の大地を行く - 萱野到着

2015-09-27 22:02:19 | 北海道
12号線を快走して三笠に着きました。出発からの走行距離は1520kmで、今日も昨日とほぼ同じ約260kmを走ったことになります。先ほど先客の青年に挨拶を済ませ、寝具を駅舎に運び込んだところです。六月に泊まったときは、先客が寝静まった10時過ぎに訪ねて恐縮したものですが、どうにか破綻のない時間に着けたのは幸いでした。
現在の気温は13.5度で無風、道央まで戻ってきたこともあるのか、一昨日のサロマ湖畔に比べれば、わずか2度3度の違いとは思えないほど暖かく感じられます。とはいえ、去年訪ねたときには大合唱していた虫が、今日はか細い声で鳴いています。去年の十五夜は9月8日、今年は三週近く遅れたわけです。それだけ秋が深まったということなのでしょう。
主役の月は天頂で煌々と光っています。最初はランタンを灯すとしても、目が慣れれば月明かりだけでも晩酌ができそうな気配です。待ちわびていた月見酒を、心ゆくまで満喫したいものだと思います。

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