日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北海道花見の旅 2018 - 最後の夜

2018-05-06 20:57:11 | 北海道
その後もおおむね順調に走って札幌に着きました。出発からの走行距離は2180kmに達し、今日だけで300km以上を走ったことになります。三年前に「北斗星」を追いかけたとき、一日で450km走ったことはありますが、それを除けば300kmを超えることは滅多にありません。襟裳岬の遠さを改めて実感させられる数字です。
気温は終日10度を超えず、札幌市街でも7.5度しかありません。結局今日は終日真冬と同じ耐寒装備で過ごしました。本降りの雨にもたたられ、結果としては昨日走った道を延々引き返すだけの一日でした。主題と位置付けていた襟裳岬で、短い時間とはいえ晴れたのがせめてもの救いだったことになります。

道内最後の夜は法華クラブの世話になります。萱野はどうしたと思われたかもしれません。もちろん萱野に泊まれればそれに越したことはありませんでした。そもそも、日曜のすすきのには多くを期待できません。明日の予定を考えても、萱野を拠点にした方がはるかに有利でした。それにもかかわらずこのような結果となったのは、早い話またも電話が通じなかったからに他なりません。
本日の経路上、早来が札幌方面と萱野方面の分かれ道となりました。そこまで走れば到着時刻も読めてきます。そこで、早来まで走ったところで電話を入れるも応答がなく、時間を置いて二度かけ直しても同様でした。三回かけて出ないということは、おそらく一家で外出したのでしょう。
隣に住む弟さんが在宅なら、何はともあれ現地に乗り込み、事情を話して開けてもらうという手はあります。しかし、北海道の旅人宿は、他人様の善意によって成り立つものです。既に二晩世話になったばかりか、無理を言ってさらに一晩泊めてもらうというのは、善意に甘えすぎのような気がしました。その結果、札幌に泊まるということで結論が出た次第です。

そのようなわけで、泊まれなかったと嘆くより、二晩世話になったことに感謝したいというのが第一です。明日は朝食バイキングという楽しみもあります。上記の通り、日曜のすすきのには多くを期待できないため、今夜は早めに切り上げて、朝食をたらふくいただくのも一案でしょう。

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