日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い仙台へ 2018 - 金ちゃんラーメン

2018-02-04 17:49:37 | B級グルメ
肉そばをはしごするにもやぶさかではなかったものの、一軒限りで切り上げ山形に移動してきました。一軒で切り上げたのは、二杯目に中華そばをいただきたかったからに他なりません。そして、中華そばならここしかないと決めていました。「金ちゃんラーメン」の暖簾をくぐります。
発祥の地たる置賜を中心に、県下各地に広がる「金ちゃんラーメン」の、県都における支店がここです。それ相応に店舗も大きく、玄関を中心にほぼ四等分された店内は、そのうち一つが厨房、残りの三つが客席という構成です。どの区画も老若男女問わない地元客で埋まり、駐車場にも常時車が出入りする様子からは、他の支店と同様の根強い人気が窺われます。店舗が大きいからといっていたずらに品書きを増やすようなこともなく、中華そばとみそラーメンの二枚看板を基本にした品書きは「金ちゃんラーメン」の正統派です。
注文したのはチャーシューメン830円也。透き通った醤油味のスープ、やや平打ちの縮れ麺を組み合わせ、チャーシュー、メンマ、焼海苔、なるとを乗せるところは他の支店と同様ながら、ロースを三枚、バラ肉を二枚組み合わる米沢店、巻きチャーシューを丼の縁に貼り付ける高畠店に対し、ロースを使った濃い味付けのチャーシューを、七枚きれいに並べるところが当店流。焼海苔が大きく、麺がより手打ち風に近い点にも特徴が表れています。「金ちゃんラーメン」の伝統を受け継ぎつつ、当店独自の個性をも織り込んだ、満足感の高い一杯でした。

城西金ちゃんラーメン
山形市城西5-30-25
023-647-2135
1100AM-1430PM/1730PM-2000PM
火曜定休

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