ありがたいことに駅の裏手の駐車場が一時間無料だったため、車を置いて甲府城を見物します。と思ったところ、城よりもその向かいにある県庁の立派な庁舎が目に留まりました。和洋折衷でコンクリート三階建ての庁舎は、県庁としてはありふれた佇まいのようにも見えながら、「山」を象ったといわれればなるほどと得心させられます。加えて秀逸なのは、近年修復されたのか外壁が非常に美しく仕上げられていることです。さらには前庭が非常に広大で十分な引きがとれるため、巨大な庁舎の全景が画面に収まり、なおかつ前庭の中央にある噴水がよい点景となってくれます。写真映りのよさまで含めていえば、全国屈指の名建築といってよいかもしれません。
建物は今なお現役ながらも、一部は「山梨近代人物館」なる施設に改装されて無料で公開されており、さらにかつての知事室と講堂まで見学できます。小林一三、根津嘉一郎、早川徳次に雨宮敬二郎と、鉄道好きなら知らない者はいないほどの偉人たちが、皆山梨出身だと今更ながら知りました。一時間もあれば十分かと思いきや、最後は時間に追われる予想外の結果です。これほどの名所を今まで素通りしてきた自分の目は、節穴だったといわざるを得ません。
建物は今なお現役ながらも、一部は「山梨近代人物館」なる施設に改装されて無料で公開されており、さらにかつての知事室と講堂まで見学できます。小林一三、根津嘉一郎、早川徳次に雨宮敬二郎と、鉄道好きなら知らない者はいないほどの偉人たちが、皆山梨出身だと今更ながら知りました。一時間もあれば十分かと思いきや、最後は時間に追われる予想外の結果です。これほどの名所を今まで素通りしてきた自分の目は、節穴だったといわざるを得ません。
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