日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い信濃路へ 2015 - 妙高3号

2015-02-21 13:26:36 | 甲信越
ホームにしばし佇んでから待合室でそばをすすり、さらには記念撮影など済ませるうちに、一時間以上もあった持ち時間は慌ただしく過ぎました。長野から折り返してきた国鉄色の「妙高3号」で直江津へ向かいます。松本に続き、またしても酒屋に寄る時間はとれなかったものの、今は酒どころではない状況だけに仕方がありません。
残念ながら駅そばは閉店します。しかし、背の高い半切妻の屋根と、半円形のステンドグラスをはめ込んだ五角形のファサードを持つ洋風駅舎がよい味を出しており、ホームからは北信五岳のうち四つを見渡せ、駅前には気のきいた酒屋と安くておいしい蕎麦屋もあります。信越本線から切り離され、「週末パス」のフリー区間から外されても、115系に揺られて訪ねるだけの価値をこの駅は持っています。もぬけの殻になった待合室に入ったとき、どんな思いが去来するかは未知数ながら、それでも今後折に触れて再訪したいと思う駅の一つです。近いうちにまたお会いしましょう…

★黒姫1320/妙高3(3323M)/1417直江津

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