師走の声を聞き、忘年会で巷が賑わい始める今日この頃、自分にも柄に似合わず付き合いの酒席がいくつか出てきました。店選びを任された今回、躊躇なく選んだのは毎度おなじみ「虎ノ門升本」です。つい先日訪ねたばかりというなかれ。壁一面を埋め尽くすおびただしい短冊を眺めつつ、選び抜いた肴を一品二品広げて独酌するもよし、多勢にまかせて片っ端から注文してもよし、それぞれに楽しめるのがこの店のよいところでもあります。
しかし、そういってはみたものの、いざ蓋を開ければいつもと似たような注文に終始したということを白状しておきましょう。お造りを何品も選べるのは複数名ならではのことだとしても、それに続く鯨の竜田揚、はぜの天ぷら、焼鳥に栃尾揚げという組み合わせは、前回独酌したときと寸分違わず同じものです。終わってみれば、もう少し趣向を変えてもよかったのではないかというのが率直なところではあります。要はそれだけ積もる話があって、肴の組み立てにまで周到な計算が及ばなかったということです。当初の目論見が外れたとはいえ、こんな付き合いも自分にとってはそう多くないのですから、今日に関する限りはこれでよかったのかもしれません。
ちなみに、以前から忌み嫌っているfacebookを通じた十数年ぶりの再会でした。「認めたくないものだな」という名台詞が浮かぶ年の瀬の夜であります。
★虎ノ門升本
東京都港区虎ノ門1-8-16
03-3591-1606
1630PM-2200PM(LO)土日祝日定休
酒 各自適当
生桜海老
たいの刺身
平目の昆布〆
鯨の竜田揚
はぜの天ぷら
やきとり
とちお揚げ
野沢菜
鰯フライ
玉子焼き
たらちり
しかし、そういってはみたものの、いざ蓋を開ければいつもと似たような注文に終始したということを白状しておきましょう。お造りを何品も選べるのは複数名ならではのことだとしても、それに続く鯨の竜田揚、はぜの天ぷら、焼鳥に栃尾揚げという組み合わせは、前回独酌したときと寸分違わず同じものです。終わってみれば、もう少し趣向を変えてもよかったのではないかというのが率直なところではあります。要はそれだけ積もる話があって、肴の組み立てにまで周到な計算が及ばなかったということです。当初の目論見が外れたとはいえ、こんな付き合いも自分にとってはそう多くないのですから、今日に関する限りはこれでよかったのかもしれません。
ちなみに、以前から忌み嫌っているfacebookを通じた十数年ぶりの再会でした。「認めたくないものだな」という名台詞が浮かぶ年の瀬の夜であります。
★虎ノ門升本
東京都港区虎ノ門1-8-16
03-3591-1606
1630PM-2200PM(LO)土日祝日定休
酒 各自適当
生桜海老
たいの刺身
平目の昆布〆
鯨の竜田揚
はぜの天ぷら
やきとり
とちお揚げ
野沢菜
鰯フライ
玉子焼き
たらちり
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