日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

晩秋の大地を行く 2018完結編 - カプセルイン弘前

2018-10-21 07:17:26 | 東北
今回弘前を訪ねるにあたって面食らったのは、宿がやたらに混んでいたことです。「弦や」と「はすや」で聞いたところによると、菊人形祭りなるものがあるとはいうものの、たとえば雪燈籠まつりの期間も、宿がそれほど混むわけではありません。しかるに何故混んだのかは結局謎のままでした。しかし幸いだったのは、観桜期の定宿でもあるカプセルイン弘前が空いていたことです。最初はわずかに残っていた一般のカプセルを押さえたものの、その後半個室のカプセルに空きが出たため、そちらに鞍替えするという顛末でした。
繁華街の中心という立地に加え、温泉まで備えた便利さと快適さは、かねてから絶賛してきた通りですが、今回改めてその価値を実感させられました。投宿し、手早く一風呂浴びて出直し、戻り次第直ちに休むという流れには、一切無駄がありませんでした。それとともに思ったのは、他に宿泊客がいることを意識させない静かさです。おかげでカプセルとは思えないほどゆっくり休むことができました。朝風呂も済ませたため、あとは出発するだけです。
観桜期を除けば、最低四千円台でビジネスホテルに泊まれるのが弘前の相場です。それが今週末に限って宿が混んだため、代わりに選んだのが真相ではありました。しかし、今回に関していえば、これで必要にして十分だったというのが実感です。

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