日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

晩秋の大地を行く 完結編 - 日詰駅

2015-10-12 15:37:13 | 東北
早く出るつもりのときは昼までかかり、昼でよいと思ったときにはそれ以上の長居をしてしまうのが常です。結局三時まで盛岡に滞在してしまいました。とはいえ、まだまだ切迫感はありません。沿線の駅に寄りつつ南下します。
最初に訪ねるのは日詰駅です。国鉄末期に改築されたやや小柄な駅舎は、味わいにかけては古い駅舎に一歩譲るものの、切妻を基本にしつつ、三角形のファサードを大中小合わせて三つ並べた意匠はそれなりの絵になっています。
今日寄ろうとしている駅は六ヶ所あり、全て回るかどうかのうちに日が暮れると予想されます。いずれの駅からも東北道は至近のため、日が暮れ次第東北道に乗り、仙台まで一気に距離を稼ぐ予定です。仙台まで南下するということは、三たび車を置いて一時帰京する選択肢を事実上放棄し、今日限りでの決着を図るということでもあります。お約束の牛タンをいただき、最後に飯坂か西那須野で一風呂浴びる時間が残れば、長旅の最後としては申し分なしといったところでしょう。

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