日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

色づく秋の北国へ 2014七日目

2014-09-11 06:48:20 | 北海道
おはようございます。昨夜は日付を少しまたいだところで切り上げ、只今目覚めたところです。先客のうち二名ほどは既に発った後で、先ほどもう一人の先客が中湧別方面へ走り去って行きました。やはりライダー達は早寝早起きです。
三夜滞在した萱野に比べ、計呂地の夜は非常に静かでした。何しろ風が全くありません。国道に面しているにもかかわらず、車の行き来もほとんどなく、十分二十分にわたって車が来ないという場面も珍しくありませんでした。さらに違ったのは、虫の声がほとんど聞こえなかったことです。去年北海道を旅したときも、空知で聞いた秋の虫の大合唱が、オホーツク沿岸へ出た頃にはすっかり途絶えていたということがありました。特に今季の場合、気温には大差がないというのに不思議な話です。黄金色の絨毯が牧草地に変わるなど、道東に移動してきたことを早くも実感しています。

さて、空は今のところどんよりと曇っており、すぐさま雨が落ちてきてもおかしくはない状況です。しかし、西の空には青空も広がっており、あの空がこちらへ移動するか、こちらが向こうへ行けばという一抹の期待もあります。改めて天気予報を確認すると、本日の行動圏内は日中が曇で、夜に一時雨が降ってくるようです。どのみち降るなら日中だけは避けてほしいというのが本音なので、過去二日を含めそのような展開になっているのが、せめてもの救いといったところでしょうか。
そのようなわけで、本日は旧湧網線に沿って網走へ向かいます。予報が的中するなら、今夜もキャンプは避けた方が無難でしょう。列車を使った宿の心当たりが他にもあるため、これが最も手堅い選択となりそうです。

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