日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

中国九州縦断ツアー 2016 - のぞみ64号

2016-11-23 21:43:39 | 九州
「久岡家」との出会いは収穫でしたが、その一方で誤算だったこともあります。長居しすぎた結果、予定していた列車を逃してしまったことです。今回は最終の新幹線で帰ります。
他の列車に比べて格段に混み合う最終列車を嫌い、最近では一本前の列車で帰るのが通例となっています。ただし列車の手配は乗車の直前にするのが常です。列車の時刻を気にしながら呑むよりも、万一乗り遅れても次があると思っておいた方が気楽だからです。もちろん実際には多少の余裕を持って行動するため、何だかんだで間に合っていたわけなのですが、今回は滞在時間と移動時間が予想以上に延びてしまい、このような結果となりました。
実は、駅に戻って新幹線の改札に向かった時点で、発車まで3分ほどの残り時間はあったのです。しかし、発券に要する時間も考えると紙一重の状況には違いありません。最後に慌てて大汗をかくのを嫌い、あえて見送ったというのが真相です。
もっとも、混雑するのは新大阪から先であり、山陽新幹線の区間についてはどうということはないのです。東海道区間の最高速度が引き上げられ、現行の時刻となってからこの列車に乗り通したことはないため、4時間47分という歴代最速列車の走りを体験するのも初めてとなります。今回はよい機会と考えておきましょう。

それはさておき、この期に及んで岡山から「サンライズ」に乗り継ぐという案が頭をもたげてきました。そうすることで九州の滞在時間が一時間延び、料金も新幹線のグリーン車よりは割安となることに気付いたのです。そこまでして乗る価値のある列車かといえば、そうとはいいきれないのが実情ではありますが、無味乾燥な新幹線より楽しめるのは間違いないでしょう。満室も珍しくない列車だけに、事前に寝台券を押さえておくのが前提ではありますが、一度試してみる価値はありそうです。

★博多1858/のぞみ64(64A)/2345東京

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