晩秋の大地を行く 2021 - SHO-RIN

ふらのを出た時点で九時が迫っていました。すぐに平次へ向かっても、看板までは小一時間しか残りません。一縷の望みをかけて向かうも、その結果は無情にも看板で振られるというものでした。事前に一報入れたとき、電話に出たのはお姉さんでした。そのことから察せられたのは、高齢の店主がついに引退し、代替わりした可能性です。果たせるかな、店を仕切っていたのは電話の主と思しきお姉さんでした。現況を確かめられただけでもよしと割り切って、すすきのへ引き返すという顛末です。SHO-RINのスープカリーで締めくくります。
すすきので十時過ぎならまだ中盤です。しかるに年々食が細り、一杯引っかけただけのつもりにもかかわらず、別腹に入るものだけいただくのがせいぜいとなってしまいました。身の丈に合った範囲で楽しむ上では、これが自分の限界です。未練を残して引き上げます。

★SHO-RIN
札幌市中央区南5条西3-10 グランド太陽ビル1F
011-522-2622
平日 1700PM-315AM(LO)
日祝日 1700PM-015AM(LO)
月曜定休
ベジタブルカリー1260円