三保へ走っていく途中、中腹に雲をまとった富士山が見えてきたとき、してやられたと思いました。それが早計だったと気付いたのはしばらく経ってからです。山頂よりやや高い位置に、茸の笠のような雲がいくつも漂っていました。富士山だけ切り取っても画竜点睛を欠く一方、空を大きく入れればそこそこ様になる眺めは、昨日訪ねた大観山を彷彿させるものでした。中腹の雲も次第に晴れていき、その一部始終を眺めるうちに、一時間以上も費やして現在に至ります。雲一つない姿は昨日眺めました。それに対して、茸雲がいくつも漂う絵に描いたような景色は初めてです。趣向を変えて楽しめたのは幸運だったことになります。
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